毎週web句会第164回(2019/5/26-2019/6/1投句分)

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天の句、その技と心
没のポイント3(おやつリスペクト)
は少なくとも10月末まで休載です。

58名112句 森山文切選 入選33句
分校のミントぐらいの文化祭 斎藤秀雄
☆1のレビューに学ぶ怒り方 岩倉曰
過去からの呼び出しかかる黒電話 さこ
トリセツの無視が吹かせた隙間風 小林祥司
猫たちの辞書に書かれてない魚 笹川諒
各々の陣地で直角に眠る 馬鈴
君の目を逸らさず見てる後頭部 まさよし
犬笛を船首に飾る屋形船 涅槃girl
とりあえず生と頼めばアナコンダ
番傘に隠れた青いキャミソール エノモトユミ
なわとびに向かない方の赤い糸 えや実
切っ掛けが欲しくて作るライスカレー 岩根彰子
パン屋から出てきた月の粉まみれ 西沢葉火
矢印が多くてぎこちない歩幅 糸篠エリー
ブレーキをかけずに済んだ風車 若枝あらう
トナカイのいたみ知ってる青い花
「そういうものになりたいと」と書く手帳 月波与生
性癖を徐々に明かしてゆく河童 芍薬
脊髄に帰ろうとする風見鶏 み浦よし彦
分別はあるとおもうわアマリリス よーこ
織姫のやる気をなくす貸衣装 水鳥
プリキュアの切手をなめて甘酸っぱい 秘まんぢ
重役に巻きついているところてん 未補
バスを待つあいだのパンを選べない 麦乃
冷し瓜おもちゃのような雨が降る 坂中茱萸
佳5 ひったかは燃える ワタシの恋消える 藤井智史
佳4 モチーフとして元彼を取っておく 芍薬
佳3 既読スルーゴジラの背びれ明るくて あまの太郎
佳2 カーテンが巻き込むヤドカリの眠気 西沢葉火
佳1 腸壁のピンク冤罪訴える 福村まこと
噴水のあるホテルから磯釣り師 小俵鱚太
「噴水」と「磯釣り師」の距離感が絶妙。「噴水のあるホテル」で「磯釣り師」とのギャップも強調されている。
唇を舐めてから渋谷に降りる
マッチングアプリが流行っているらしいです。
どこまでも手のひらの有刺鉄線 toron*
「手のひら」は柔らかく優しいイメージで用いられることが多いが、その優しさは時に残酷である。イメージの逆転が効いた。

「毎週web句会第164回(2019/5/26-2019/6/1投句分)」への1件のフィードバック

  1. 【定期】掲載順

    1句目、2句目はユーモア、時事吟など比較的インパクトがあると判断した句で、平抜き上位と同じくらいの評価

    3句目が入選句の中では一番下と評価した句で、3句目以降は下に行くほど順に良いと判断した句です。

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