毎週web句会第215回(2020/5/17-2020/5/23投句分)

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41名80句 森山文基選 入選24句
カラーボックスに並んだ黒歴史 藤井智史
雛壇を降りた理由は若白髪 松澤秀幸
ゲリラとしてのアイスコーヒー
5分ほど時間がずれるペアウォッチ 颯爽
オムレツを被ってやってきたんだね 斉尾くにこ
愛されず犀のなみだはぬるいまま あまの太郎
シーラカンスに憧れる回遊魚 西鎮
できたてのプリンがゆれる天守閣 涅槃girl
寂しさで夜中に跳ねる猫の家 浅井誠章
セットメニューにされてどちらもしょげている ヨッシー
妹の鼓膜に乗っている蛙 からすまぁ
オレンジが嘘をついてる橋の上 さこ
顕示欲隠しきれない不審船 福村まこと
サイコロに閉じ込められた免罪符 麦乃
被写体の銀河をめくる指サック 水鳥
貝が焦がしていくなないろの空 千春
佳5 マトリョーシカにハメられてルーレット 西鎮
佳4 神殿に電話帳咲くささやきクラブ 斎藤秀雄
佳3 積ん読の指定席から青い水 袴田朱夏
佳2 トンネルを口いっぱいに頬ばって あさふろ
佳1 黒板が剥がれて未知の鳥来たる 水城鉄茶
鳥類学を究めた人のアップリケ 笹川諒
針が飛ぶところに君といたライブ 西沢葉火
ベンツしか乗れなくなったヒメボタル 水谷裕子

「毎週web句会第215回(2020/5/17-2020/5/23投句分)」への3件のフィードバック

  1. 感想です。

    オムレツを被ってやってきたんだね 斉尾くにこ
    猫ではなくオムレツ。

    シーラカンスに憧れる回遊魚 西鎮
    シーラカンスには長老の風格があります。また回遊魚は群れて泳ぎますから、そういう憧れもあるのかもしれません。人間の世界にも当てはまりそうです。

    セットメニューにされてどちらもしょげている ヨッシー
    抱き合わせに笑いました。

    妹の鼓膜に乗っている蛙 からすまぁ
    うるさそうです。

    顕示欲隠しきれない不審船 福村まこと
    無国籍のようでどこかからしっぽが出ています。頭隠して尻隠さずと言いますが、主張があってすることから、顕示欲を絶つことは難しいのかもしれません。

    トンネルを口いっぱいに頬ばって あさふろ
    あえてリアリズムに徹すれば太巻きや恵方巻かもしれませんが、断定するとつまらなくなりそうです。

    黒板が剥がれて未知の鳥来たる 水城鉄茶
    剥がれて、を役割が終わって、と解釈すると、学習用の板書ではなく落書きとも考えられますが、これはガチガチのリアリズム。本当に黒板が剥がれてそこに閉じ込められていた鳥が飛び出してきたのか、それとも「来たる」なので、教室の窓から飛び込んできたのか。いずれにしろ、何かが終わって、次の局面が来たことを予感させます。

    ベンツしか乗れなくなったヒメボタル 水谷裕子
    ヒメボタル、おまえもか。

    失礼しました。

  2. 投句受付の週単位は日曜日から土曜日です。PCだと右側、スマホだと下部に表示されるカレンダーをご参照ください。

    同じ週の日曜日と土曜日に投句してしまうケースが増えております。問い合わせ等で差し替えの連絡がない場合、先に投句された2句を機械的に受付しております。

    また、午前0時を過ぎて日曜日の投句となるケースもあります。送信ボタンをクリックした時刻ではなくサーバーの受信時刻を受付時刻としております。締切ギリギリですと次の週の投句となるケースがありますのでご注意ください。

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