毎週web句会第220回(2020/6/21-2020/6/27投句分)

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43名85句 森山文基選 入選26句
好きな人できてしまって大爆笑 真島凉
アマビエを連れて行きたい夜の街 田原勝弘
地球人半分顔が無かったよ 浮世っ子
ケチャップの恋バナいつも姦しい 水鳥
生き様を冷凍保存するパリピ まつもともとこ
でたらめなアッサムティーと自尊心 ペンギンおじさん
ことわざの表通りと裏通り ヨッシー
前髪の露に紫陽花丸くなる 菊池洋勝
くるみ割り人形が立つ枕元 西沢葉火
紫陽花は喋るとアニメ声らしい 笹川諒
逢えぬ日は羊歯に埋もれている駅舎 沢江風
ミュージックスタート少年の宇宙 真島美智子
幸福論昨日の妻が今日も妻 袴田朱夏
擦り切れてゆくだけですか待ち時間 真島久美子
桃齧りもっと知らない人になる 千春
水平線に近づくDOLL口を割る 未補
六月に罪はないのに黒く塗る 麦乃
豚にしか見えない豚に騙される
佳5 サングラス棚から落ちた民主主義 平安カズマ
佳4 度数計の数字がなくて雲が来る 抹茶金魚
佳3 カメラかな扇風機かな流れ星 真島芽
佳2 おもしろく背表紙つよく裏表紙 斉尾くにこ
佳1 もみあげの長さが違う開業医 涅槃girl
フレームを壊しゆっくり下り坂 水谷裕子
波の来る遺書を見直す誤字脱字 菊池洋勝
人間の図書館長に握らせる

毎週web句会第219回(2020/6/14-2020/6/20投句分)

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40名79句 森山文基選 入選24句
葱を描くのにちょうどいいボールペン ほのふわり
デートする前に体温測らされ れいんぼう
ファミレスのメニューの隅にいるのです 尾崎良仁
立葵・こんな私は嫌いかな 千春
銃撃戦にふるえるゼリー 水城鉄茶
歯形から酸化してゆく青林檎 茄子春
お化粧で隠す中学生のシミ 真島芽
ぱごんぱごんと陽を飲むようにカバの昼 都いとり
検閲を受けた写真の輻射熱 福村まこと
校舎からただトレモロの非常ベル 西沢葉火
後悔がハリボテになるグミの味 ペンギンおじさん
くぐられていないのれんがなびく春 袴田朱夏
クリステル顔JKがパリピ調 サトシワタナベ
リーダーも逆から見れば青二才 小林祥司
戦っているのだ哺乳類なのだ 真島久美子
包帯朽ちる刺客のように数字を置き 斎藤秀雄
佳5 サイコロの六の裏には手術痕 笹川諒
佳4 無色透明な結婚相談所 藤井智史
佳3 水平線揺らして笑う元彼氏 水鳥
佳2 共食いを許して月は生ごみに 未補
佳1 ドリップのしかた心のつかいかた 斉尾くにこ
おしりからお風呂に入るこどもの日 茄子春
同調をしないとジョイントがずれる 斉尾くにこ
煮凍りに勝ちパターンが通じない 颯爽

毎週web句会第218回(2020/6/7-2020/6/13投句分)

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44名85句 森山文基選 入選26句
踊るには少し物足りないガスト ほのふわり
ボウリング一投ごとに何か言う 水城鉄茶
電源を入れれば走る蝸牛 茄子春
バター溶けないパジャマパーティー あまの太郎
イヤホンを右に耳栓を左に 抹茶金魚
ゲーム機の前でデートの青林檎 松澤秀幸
外れ籤引いて俯くメロンパン 颯爽
巣ごもりの中で一合半の酒 彦翁
自画像に白雪姫の覗き穴 福村まこと
粉飛ばす飛ばすあなたが気づくまで 尾崎良仁
何故なぜを解いた証の丸括弧 てつろう
初恋の蕎麦が浄化しいい匂い 千春
まだ青い土曜日のまま生きている 雪上牡丹餅
紫陽花の白が我慢をしているよ 真島芽
禁断を搾った後に食う雪花菜 西沢葉火
地球儀という滑らかなすべり台 真島美智子
囚人と看守を照らすシャンデリア 涅槃girl
ウクレレのクレオパトラ等カラオケ屋 サトシワタナベ
佳5 ‪檸檬と桃 鏡に映る私たち‬ 杏野カヨ
佳4 トークルームの華的なぬいぐるみ 西鎮
佳3 カラフルな頭になれる登山道 藤井智史
佳2 ざらざらと咲いているのは食用花 真島久美子
佳1 奇跡ではなかったホームパイだった ほのふわり
マーブルチョコ止めて元気になりました 澤井敏治
そばにいて浮いててほしいぽとぷとあ 斉尾くにこ
地図帳に似た雰囲気の未亡人 笹川諒

毎週web句会第217回(2020/5/31-2020/6/6投句分)

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39名76句 森山文基選 入選23句
天の川やいのやいのと若作り 水谷裕子
野生の心を持って金子みすゞを読んでいる 千春
往く人へ夕焼け雲が赤すぎる アゲハ
ゼラチンが微妙に効いた片思い まつもともとこ
性格が出まくる本の並び方 真島凉
生き延びたスミレが咲いているウフフ 真島美智子
起こされるリアルな夢の手が重い 麦乃
分別を知った尻尾は巻いておく 彦翁
正直者の顔して路面電車行く ヨッシー
神様が谷折り線を引く背中 カズマ
よく肥えた尾からヤモリを切りはなす 抹茶金魚
青春小説なら塩を振って読む 笹川諒
ふりあげた猫をおさめる術知らず
概念のはちみつ瓶を開けてみる 有村桔梗
ぽつねんと白いケトルと二の足と 斉尾くにこ
佳5 港区のラブホと火星つなぐ歌 あまの太郎
佳4 変わったか変わり果てたか見てもらう 真島久美子
佳3 プリクラをポカリの缶で隠す夏 ペンギンおじさん
佳2 サヨナラは傘を閉じなきゃ言えないね 真島芽
佳1 捨てカバを拾うやさしい国だから 未補
隣人の寝ぐせ次第で川へ行く
ブレーカー落ちたら風鈴の出番 颯爽
冷蔵庫くらいでちょうどよい鏡 雪上牡丹餅

毎週web句会第216回(2020/5/24-2020/5/30投句分)

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44名86句 森山文基選 入選26句
ボーカルの咥えた薔薇も除菌済み カズマ
雀友にリークなしねと念を押し 柊無扇
とんかつの衣の薄き聖五月 菊池洋勝
未来を語る右眼は0.1 尾崎良仁
終息をしたら三三七拍子 真島久美子
はみ出した塗り絵のせいで帰れない ほのふわり
甘く見ないでとコンペイトウに棘 ヨッシー
5分前まで拳法家だった父 あまの太郎
彩雲も自粛か流れ雲ひとつ 心咲
人生ドラマ四幕目には個人葬 澤井敏治
ラッピングされて月からかぐや姫 颯爽
濁点のようにチラつく恋敵 ヨッシー
紫陽花の除幕式では目をはずす 未補
うねるベースラインきっと耐えている 西鎮
夢の中で割ったコップを買い戻す 笹川諒
無資格の霊を捕えるセレモニー 斎藤秀雄
やわらかくなったばかりの首都に行く 袴田朱夏
カーテンを取ってしまって窓ひかる 水城鉄茶
佳5 花火師の業を背負った鼻ピアス 福村まこと
佳4 香水の瓶はワガママだと思う 真島芽
佳3 占いが怖い虹をふりかけてしまおう 千春
佳2 画面越しキツネの面をつける君 野菜サラダ
佳1 青だなフェラーリは俺はあれだな サトシワタナベ
首筋がセロリみたいだから苦手 笹川諒
ふくふくとまわる日暮れの換気扇 斉尾くにこ
自転車の鍵は生徒を信じない 真島凉