毎週web句会第232回(2020/9/13-2020/9/19投句分)

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44名83句 森山文基選 入選25句
ネガティブな握手をされたロボコップ 秋田新屋
スマホから酢飯の匂いする教師 涅槃girl
ギアチェンジしばし霞んだ薔薇の花 水谷裕子
盆栽として生きていきます
アイライクララララ季節うつくしい あまの太郎
炭酸が抜けて一人前になる 藤井智史
手をふって別れたひとは貝柱 水鳥
あやしげな若さいかがとチャイム鳴る 斉尾くにこ
赤ちゃんポストで見つかるのは執事 沢江風
裏切りにあって渋皮剥けてきた 彦翁
箸で突く麦茶パックのみぞおちを 平安まだら
かき氷記憶喪失して戻る 横井来季
無菌室で育てた夢ゆえに枯れる 更待月
新聞の今宵の月は革命家 麦乃
傘まわす 雨の真芯を浴びぬよう 史っ
すぐに泣く林檎の方をもいでおく ちゅんすけ
自粛して歌を忘れたセイレーン 架森のん
佳5 実っても悩みが尽きぬ地産物 松澤秀幸
佳4 郵便のバイクが曲がる再生紙 浅井誠章
佳3 三角形みなぎってかさなってさえずり 斎藤秀雄
佳2 ネクタイの解けて蛇の滑りかた 横井来季
佳1 天使の尾みだれて水がやや濁る 抹茶金魚
理科室が強く育むニヒリズム 南方日午
待ち針をそんなに持って怖いです 水城鉄茶
ベランダにわれらの旗を干している

毎週web句会第231回(2020/9/6-2020/9/12投句分)

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45名86句 森山文基選 入選26句
まとめると金がないってことですね 水城鉄茶
眼鏡かけないと話が聞き取れぬ ヨッシー
良いパンツ悪いパンツと青い空 とわ
間違って入れた方には勝てません さこ
戦って勝ちますヒトはヒトのまま アゲハ
下書きは感情過多になるレモン ちゅんすけ
ユニクロの折り込みチラシ秋を知る ジョニー杉崎
悔しいと思った頃の勝負勘 彦翁
風揺らす雨の匂いと猫の髭 中村まふゆ
薔薇色に染まってみたい女郎蜘蛛 水鳥
清潔な水でじゃわじゃわ目を洗う 斉尾くにこ
強欲な和尚の嫁のセミヌード 西鎮
約束は鹿の手袋して破る 西沢葉火
右耳は父と散歩に出たっきり 史っ
やりすぎたフリルみたいな比喩ですね 袴田朱夏
ドクダミの舌打ちされてユモレスク 海月莉緒
水色のふくらはぎ海苔弁のパパ 宇多田ヒカラナイ
割引を決める羽虫の呼吸数 未補
佳5 借景に程よく硬い股関節 福村まこと
佳4 寄宿舎に運び込まれる宇宙人 涅槃girl
佳3 映えちゃったパンケーキにもちょっと罪 袴田朱夏
佳2 裏切りのパンはウサギの目のかたち 麦乃
佳1 レーズンパンはじき出されてひと文句 水谷裕子
まるい住民くちびるから抜けて着飾る 斎藤秀雄
側道の人生 白蛇の死骸 藤井智史
箪笥から下ろすと上目遣いの猫 抹茶金魚

毎週web句会第230回(2020/8/30-2020/9/5投句分)

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40名77句 森山文基選 入選24句
ひとり席マスクつけたりはずしたり ジョニー杉崎
トイレットペーパーちょっとタイトだよ 西鎮
両目つぶして人間になる 犬井隆太
脱走の巻き添えになる宛名まで 未補
コマーシャルばかり見ている通い妻 涅槃girl
沈黙すトウモロコシの姫君は さこ
半券のような女が横たわる ちゅんすけ
恋すれば、動悸、息切れ、シャボン玉 杏野カヨ
秋暑しチームカラーの芝刈り機 菊池洋勝
運命を呪い飲み干す梅ジュース 海月莉緒
街角を彷徨っている複製画
三段アイス揺れて恋人 藤井智史
水晶を中火で炙るGIF画像 水城鉄茶
わがままが過ぎて枯葉のムダ話 水谷裕子
ハイライト咳き込みながら父は笑う 中村まふゆ
エトピリカ念動力は春の夢 海月莉緒
佳5 つぶやきのはるか下方に人気者 袴田朱夏
佳4 彼岸までためらい傷の癒えぬ梅 福村まこと
佳3 遺言をノートに書いて去った猫 秋田新屋
佳2 さとうきび畑に隠すべき表紙 平安まだら
佳1 十月の空を拒んで燕尾服 浅井誠章
家具のように森でくすぶる消防車 斎藤秀雄
タイミングわざとずらしてエビフライ 麦乃
廃船にびっしりついている手形 沢江風

毎週web句会第229回(2020/8/23-2020/8/29投句分)

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38名73句 森山文基選 入選22句
祝日になるとか僕の誕生日 ヨッシー
予告なくストレスレスがやって来る 麦乃
あらどうもどうも図星のすいか割り 藤井智史
うさぎ追う里に小さな施設立つ 松澤秀幸
異次元にまどろっこしい水溜まり 水谷裕子
夕焼けの結晶としてりんご飴 水城鉄茶
ステーキか秋刀魚を選ぶ誕生日 秋田新屋
僕というほうきひきずる海の先に 斎藤秀雄
アメリカを一発で割るアラレちゃん 雪上牡丹餅
壁紙の寝汗が欠けている母屋 福村まこと
月光を浴びて名乗れぬ深海魚 ちゅんすけ
みがかない銃身熱をためている
デバイスをデバと略して試すこと 袴田朱夏
烏瓜サプライズには飽きている 颯爽
佳5 アベリアに愛されている軽業師 海月莉緒
佳4 手のかかる音符持ち込むディレクター てつろう
佳3 味付けは地元の醤油茸焼く 菊池洋勝
佳2 車から降りたら声も降りてくる あさふろ
佳1 廃屋のオリーブよけて夏の近道 中村まふゆ
三つ編みが見られると聞き課金する 水城鉄茶
バカボンがアイメイクする線路際 水谷裕子
童貞の河童の皿が柔らかい