第105回(2018/4/8-4/14投句分)

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26名52句 森山文切選
  十分に涙しました サクラサケ やっこ
幸せを集めて深い笑い皺 はな
葉桜を見ると何故だかほっとする 彦翁
慣らされて今日も朝からダンゴ虫 武良銀茶
拳には燃え尽きそうな桜花 西沢葉火
愛された小さな記憶だけ残る 阿部千枝子
コロンブスの卵は半熟かもね 孝代
母の目が輝いているモンチッチ masayoshi
肩並べ猫の哲学聴いている くに

探偵の背後ポンプが奪う知恵 斎藤秀雄
青かった輪ゴムが伸びたまま朽ちる 藤沢修司
おしるこを貰い私の休火山 藤井智史
不完全燃焼だった加齢臭 阿部清明
可愛い子が入ってきたと二年生 敏治
言い訳を考えている抱き枕 尾崎良仁
評:「僕が逃げたわけじゃないんですよ・・・」
枯蓮がむしゃらになり第二幕 岩根彰子
評:枯れてから収穫の時期です。
トイレットペーパーにある絶不調 徳重美恵子
評:お互い大ピンチ

第104回(2018/4/1-4/7投句分)

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27名54句 森山文切選
お試しの魔法一回500円 平井美智子
老父母が薬並べて飲む飲んだ 井戸野蛙
怪訝な目よそに黒猫と住む女 風間なごみ
ボツ続き才能なしと妻は切る 田原勝弘
スギ花粉飛ぶのが見える過敏症 敏治
伏せまつげ誰も同じに時を経る 峰岡名負
ハイヒール馴染むころには五月病 アゲハ
シャッター通りの空気まで伏し目がち ヨッシー
人肌を覚えています哺乳瓶 masayoshi
消しかすの黒に丸める本音たち 海月漂
無作法を恥じて穴から出られない 藤沢修司
なにもないことは分かっている夕陽 くみくみ
くちびるが圧縮袋から逃避 徳重美恵子
宝石の青に聞きたいことがある 真島芽

設定をしましたすぐに泣けますよ 尾崎良仁
戻りつつある蛤を噛む力 菊池洋勝
この皺の通りだったと足の裏 西沢葉火
ふたりきりそろりと解いた本の帯 くに
さくらさくら亀甲模様のマンホール 岩根彰子
煙玉去年の夏の欠片です 真島凉
評:今年の主役に。
満月を逆さに吊るす古代杉 福村まこと
評:注意深く見ればわかる。
四月とはおよそ栞であるまいか 斎藤秀雄
評:だからといって、桜の枝を折ってはいけません。

第103回(2018/3/25-3/31投句分)

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23名46句  森山文切 選
三月にティッシュ配っている五月 西沢葉火
雑踏に自分の影が透けていく アゲハ
暖簾くぐり上司の評価してる部下 田原勝弘
朝刊がなごみの朝をけ散らかす 峰岡名負
胃袋を掴む手作りの弁当 ホッと射て
甲羅干す亀の頭を覗き見る はな
母の手の大正琴が泣いている masayoshi
ビル街にサヨウナラだけこだまする 海月漂

心ではまだニューフェイスだと思う 彦翁
春だものわたしの旬をご覧あれ 阿部千枝子
手紙には貴様と書けぬから貴兄 敏治
正直に歩けば軋む尾骶骨 福村まこと
こんなにも息が弾んで散るサクラ 岩根彰子
水割りが水になるまで ほっといて くに
評:ほっておけない。いますぐ飲む。
素潜りであらかた揃う熱帯魚 芥子
評:本人には当たり前でも、実はすごく幸せな環境にいる。
ありったけの言葉を使い猫になる 尾崎良仁
評:猫らしくはなれそうだが、猫そのものになるには一体どれほどの言葉が必要なのだろう。

毎週の句会は終了しました

毎週の句会は第255回(2021年2月27日締切分)で終了しました。
ご投句いただいた方々、コメントいただいた方々、閲覧いただいた方々、本当にありがとうございました。

2018年4月1日以前の結果(1-102回)

毎週web句会入選句データベース(試用)
・重すぎるなどサイトに悪影響があると判断した場合は公開を中止します。
・各項目をクリック/タップで昇順降順の切り替え、検索欄に文字列(単語、作者名、天地人等)を入力すると絞り込み検索ができます。
・一覧の表示数の初期値は10件です。「次へ」ボタンは表右下にあります。最大表示件数を変更する場合は表左上の数字を変更してください。
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【協力依頼】
デフォルトの表示件数を100にしたいのですが、重すぎてtablepressの編集画面を開くことができません。ショートコードに記述すれば編集画面からでなくても変更できると思います。コードが分かる方、その他アドバイスいただける方はDM、コメント、お問い合わせ等でお教えください。
挙動が重い、おかしい等お気づきの点もご連絡いただけたら幸いです。ご協力よろしくお願いいたします。

作者佳天地人
255最後にはみんなはだける離任式水城鉄茶
255先生は伸びたパンツのゴムが好きさこ
255天狗の鼻に掛けるアウター稲井亮太
255透明の付箋だらけの人だらけまつもともとこ
255青空をしゃぶり転がすポップコーン八郎
255春うらら占い屋だけ掃き捨てる八条
255オアシスを見っけPayPay24時
255カーナビが冬を残して笑いだす中村まふゆ
255びゅーと風鬼のパンツがざわめいた斉尾くにこ
255思い出の画素が勝手に荒くなる清水晴架
255カニカマですし海老より偉い愁愁
255ラジカセが向かい合わせで和解する海音寺ジョー
255耳のゴム外して深呼吸の梅菊池洋勝
255アバウトな話で林檎打ち抜いたてつろう
255手荷物にしましょうそんな余韻ならちゅんすけ
255思い出になるじゃんけんをする_田祥聖
255船でしか行けない町の観覧車涅槃girl
255枕木が一本欠けていて和音西沢葉火
255くたびれた笹に陽春吊り下げる藤井智史
255表情の読める個体をまず食べる抹茶金魚
255下書きの線に合わせてずれる国平安まだら
255さざ波を数えて眠るカモメたち麦乃
255てきとうなことばを茹でる春が好き林あかり
255妹が消えて孤島になりました真島久美子
255ピーマンを海一面に浮かべたいタカタカコッタ
255テーブルに過去ばっかりが煮えて春榎本ユミ
255あとがきのほうがあかるい冬でした有村桔梗
255課長の脂 女子高生のヴィトン尾崎良仁
255煮崩れるという喜び方もある山月堂
255豚まんと交換してるフキノトウ城崎れい佳5
255泣き濡れた時を過ぎれば厚化粧藤久    佳4
255社長とバイト俺だよトーンサトシワタナベ佳3
255絵ぬりつぶしつぶしくさもち雨ふらし斎藤秀雄佳2
255良心のうすい痛みを剥くみかん石川聡佳1
255マネキンの手を突っ込んで吐く情夫城水めぐみ
255母の手になって水仙絞めている史っ
255長文のエスカレーターには双子あさふろ
254道なりに塔へ進めば塔から逸れる抹茶金魚
254さいはてのねるねるねるね殺される林あかり
254百通り謝り方を知る蛇口月餅
254夕映えの川に大きな犬の橋水城鉄茶
254チョビ髭が値踏みしている桜貝水谷裕子
254一度だけ使った空をまた使うてつろう
254生き恥を包んで捨てる古新聞まつもともとこ
254ずれていて妙に納得してしまうヨッシー
254人間に懐かなかった刃物研ぐ西鎮
254サイコロで地図を旅するカタツムリ藤久
254もう少し待てば形になれたのに麦乃
254太陽を食う地下道の深海魚さこ
254ゆるんだねじをみてみぬふりす稲井亮太
254回転の自由で抜ける祝賀会袴田朱夏
254蝙蝠が眠った隙に北帰行西沢葉火
254さらばよりトマトサラダをはんぶんこ水鳥
254チェスを指す交渉人の長い顎西沢葉火
254置物に繁殖託すけものたち
254神父とQと広場にすわり生放送斎藤秀雄
254八畳の灯り蚕食する家族山月堂佳5
254盛り塩に栞が刺さる古本屋涅槃girl佳4
254公的な場所からこぼれ落ちた胡麻真島久美子佳3
254菜箸を使えば微罪でしたのにちゅんすけ佳2
254わたくしと関わった毛は全部剃る史っ佳1
254紅生姜から絡まれるモニュメント颯爽
254父親の床あしらいを批評する西脇祥貴
254アルミホイルに春を教える
253砂糖水飲ませどうするつもりですもなかかも
253ふやけた指に取れないインク稲井亮太
253クッキーを焼くと大雨降るらしい真島凉
253楽なので噂通りになってみるヨッシー
253神の目で眺める露天風呂の湯気清水晴架
253無防備な鹿が良すぎて涙する水城鉄茶
253残り物の形にしてはうつくしい山月堂
253告白があと一文字で定型詩平安まだら
253脳科学ですね全身生殖器真島久美子
253交配を重ねマシンの友Jr.
253童貞と減点式のラブレターペンギンおじさん
253ひれ伏した突っ張り棒もピンク色水谷裕子
253妄想をウグイス嬢が早送り颯爽
253回文に戸惑っている春の波未補
253コーヒーの跡が消せない鳥の味浅井誠章佳5
253裏地には百合が縫われたコック帽涅槃girl佳4
253少しだけ呆けてかわいくなった亀麦乃佳3
253妹の背びれに粉雪が絡む史っ佳2
253昼の画廊にサバのあつまる声がする斎藤秀雄佳1
253閉経を迎えエンピツ舐めたがるさこ
253幻のオリンピックをこすりあう林あかり
253皸を噛むパルスオキシメーター菊池洋勝
252消す時はNHKにするテレビヨッシー
252ブラジャーとするめを分けるレースだな西脇祥貴
252ロフトへの梯子に置いたままの夢清水晴架
252曖昧な例え話が続く夜ほのふわり
252肩書が一つ増えたが騒がしい藤久
252温うなったと朝のサラダの話好き澤井敏治
252負け犬が一番上手く歌う夜ペンギンおじさん
2522カラット分のあくびを見逃すなめるたん
252顔面をよく揉んでから謝罪する水城鉄茶
252山門で振り向くまでの石畳西沢葉火
252砂漠だと気づいたラクダから消える
252混沌な生き方でした旋毛二個藤井智史
252前髪をサランラップで折り畳むあの井
252崖っぷち金魚鉢には嘘ばかり颯爽
252蘭鋳も匂い袋も霧にする史っ
252丸ノ内線を塗したルージュです南方日午
252アフリカを出て花嫁は舟を焚く斎藤秀雄佳5
252おとうとがアルミホイルに映らない平安まだら佳4
252しゃっくりを治すイチゴ柄のパジャマ未補佳3
252氷点下あるあるめざしのまなざし斉尾くにこ佳2
252十一月としずかなことを決めてゆく斎藤秀雄佳1
252春雨よ濡れそのものでいておくれ石川聡
252調停に人数分の抱き枕愁愁
252きみが寝て梅の破片がおちている杏野カヨ
251特別じゃないので別れますね春真島凉
251姉ちゃんの失恋話グフフフフ真島芽
251ありそうでなさそうなこと語る会斉尾くにこ
251空からの新・国立はティッシュ箱ヨッシー
251百均へ悔し涙を買いに行く颯爽
251サンダルの底で粘っている切手西沢葉火
251十代のすべてを燃やし貝になる西脇祥貴
251離任式嫌いな花は花じゃない海月莉緒
251残業や煮凝の奥魚の目加良太知
251冬空にアーティチョークの変声期南方日午
251掛軸に薔薇が描かれた興信所涅槃girl
251つばくさいメガホン抱いて引退す平安まだら
251産毛立てスピード競う乳母車秋田新屋
251ほめられたホクロは置いてゆきましょうちゅんすけ
251弾幕にベーグルが駆け抜けていく南方日午
251オファーがないから九官鳥になる尾崎良仁
251木に釘うつと耳のうしろの原始林斎藤秀雄佳5
251檻の無い獣舎の水の水鳥よ菊池洋勝佳4
251水仙は自分勝手な逮捕状未補佳3
251想い出が火だるまになる初詣ペンギンおじさん佳2
251陰謀をキスで消せないオンライン袴田朱夏佳1
251満月に火柱立てるなまず池
251弟が笑うまで割る薬壜史っ
251牛タンの牛タンによるモンタージュ
250マスクして春の香りを利き分ける彦翁
250給付金待ち侘びジェンガ組み直す大城緯度
250このぬるさ友達ごっこだったのか山月堂
250地下鉄で地上を通り遠くまでたけすず
250ジグザグに進みピカソの絵ができるてつろう
250反射した光が顔にずっとある稲井亮太
250歩くこと取り上げられて白鳥座_田祥聖
250カーテンの向こうの落下音絶えず抹茶金魚
250禁断の実は必ず食べる袴田朱夏
250ライターの音を一切消した窓西沢葉火
250ため息で膨らむ夜のパンケーキ水鳥
250一滴落ちるリズムに覗く窓松澤秀幸
250ひび割れた指先に立つ諸葛亮西脇祥貴
250溜め息を匿名にするワンカップちゅんすけ
250誠実な嘘の形のチロルチョコペンギンおじさん佳5
250ブランコを漕いで弱気な雪だるま水谷裕子佳4
250灰色の道に落ちてた虹の飴清水晴架佳3
250姉埋める穴に塗り込む日焼け止め史っ佳2
250ご当地アイドルの梨状筋を推すぱぱん佳1
250隙間から喝采響く蜃気楼浅井誠章
250ランキング外の女優の暦果つ菊池洋勝
250輪郭だけで暮らしていますあさふろ
249トランプがそろそろ別の国に行く柊無扇
249俺俺と言うから信じない伝記まつもともとこ
249ご機嫌をとっても笑わないスープちゅんすけ
249ニンニクに生姜を返すバカップル藤井智史
249開かない傘だけ濡れる昼下がり浅井誠章
249母さんの犬種差別が止まらない水城鉄茶
249世の中が再放送に見えてくるヨッシー
249飲みかけのペットボトルを投げ返す西鎮
249スプーンで撫でていいのは鯨だけあさふろ
249使われず捨てられもせず日焼け止め永峰半奈
249紫陽花は泣いていたのね二人分杏野カヨ佳5
249二重まぶたの展示会場佳4
249新しい桟橋にふさわしく恋袴田朱夏佳3
249冗談と叫び続けるゴミ置き場佳2
249伊予柑の固さ確かめ薬指永峰半奈佳1
249海底の思案のひとはモスクワ育ち斎藤秀雄
249悔しいと黙るタイプのウォシュレットさこ
249じゃない方だから鏡を持ち歩く尾崎良仁
248テラス席増えた真冬のレストランNK
248胃薬の粉が舞い散るセレナーデあの井
248うつむいた睫毛の影に嫉妬する花金鳳花
248大きさが違うだけです巫女の笑み南方日午
248副バイトリーダー@竜宮城稲井亮太
248ネカマしかいない自動車教習所涅槃girl
248アマゾンにいる雪かきのプロ
248鏡餅割れて出てくる人の性藤井昭江
248ばあちゃんが塗り絵しながら枯れていく水城鉄茶
248ポテトチップス一袋分の愛藤井智史
248ほくろまみれの朝の指先史っ
248人質とジャグルジムでキャッキャする平安まだら
248助っ人はかぼちゃの馬車をリクエスト水谷裕子
248魔法まで使って孔雀石になるまつもともとこ
248モモンガが森に連れ戻そうとする海月莉緒
248パパイヤは皮ごと食べる哲学者ほのふわり佳5
248支払いは手の冷たさで額を決め秋田新屋佳4
248射抜かれる林檎の役は君だろう水鳥佳3
248石垣の堀に寡黙のカツサンドジョニー杉崎佳2
248ひとりごと一つは猫のシルエットちゅんすけ佳1
248焼売の肉汁どの指で拭う菊池洋勝
248海老天とその他の天の果し合い西脇祥貴
248標識を踏み抜けば天国は空き部屋未補
247終電に飲んで遅れた元総理秋田新屋
247実家へと戻り多弁になるパンダ藤井智史
247始末書に「制度が悪い」冷やし酒加良太知
247閉店セールの花が咲き誇る死稲井亮太
247胡桃割れずあれから殻にひきこもりNK
247雪解けになるまで隠される名字西沢葉火
247おじいちゃん先生の歯にさくらばな茄子春
247愛だけを売る奇書店の猫九尾
247お雑煮の隅に去年をトッピング真島凉
247中央分離帯だけが見てた恋西鎮
247理論から生まれた餅がじれったい未補
247ベーゼにはコツがいるのと沼の主海月莉緒
247深海のドレミを開けるキーワード麦乃佳5
247恋終えて寿司屋は月の輪熊を飼う斎藤秀雄佳4
247授乳室から星の残り香涅槃girl佳3
247あけおめと打って眺めている花火真島芽佳2
247三度目の放尿やっと虹を出すさこ佳1
247昨日まで放哉 明日はスナフキン斉尾くにこ
247許す気になれば日陰も温かい彦翁
247暖房が効きそう偶数の温度ヨッシー
246自転車は辛いし助手席は眠い真島凉
246コロナ禍に翻弄されて除夜の鐘田原勝弘
246セロハンテープでつくる虹から雪が降る横井来季
246鳥かごに戻って行った薬指史っ
246シャチホコに留守を任せて英会話さこ
246新雪か根雪か空の落下点真島久美子
246掘り当てて牛の墓だと諭される抹茶金魚
246風呂吹が出るなんて病院も粋菊池洋勝
246イヤホンが落ちて冷たい音がする平安まだら佳5
246人形にかわいいと言えない小鳥海月莉緒佳4
246桃味のガムが貼られた桐箪笥涅槃girl佳3
246借り物のマスターキーで朝を呼ぶ海月莉緒佳2
246爆笑で三者面談から帰る真島凉佳1
246通販に総理の卵ありますか柊無扇
246超弩級ならどうしても許せない西鎮
246外気温ばかり気にしている毛糸真島芽
245軒先に青薔薇飾るラーメン屋涅槃girl
245干し草のベッドではしゃぐ出会い系まつもともとこ
245流行の色を知ってる裁ち鋏松澤秀幸
245ネットからガラスの顎を狙われる颯爽
245鉤括弧付けずに喧嘩する度胸てつろう
245虹色の馬のグレーのかたち 見ろ斎藤秀雄
245水面へ未完の雪が呼ぶ金魚抹茶金魚
245トーストに虎の黄色い部分だけ西沢葉火
245鞄から取り出すドラえもんの皮史っ
245大腿骨は薔薇の苗床千仗千紘
245三日間同じ景色が続くバス麦乃
245教科書を見ない若さの使い道袴田朱夏
245老僧の指甘くして消えていく浅井誠章佳5
245擬人化を赤字路線のバスが待つ袴田朱夏佳4
245神様の前屈がまだ終わらないペンギンおじさん佳3
245黒猫がマークシートになるあくび南方日午佳2
245関節を回すと光るクリスマス水鳥佳1
245ひまわりが頭を垂れるポチ袋永峰半奈
245幸せなふりをしているブラホックちゅんすけ
245晴れ女だっけそんなに涙して尾崎良仁
244マイナスドライバーだけで戦うの西鎮
244似合わないメガネをかけて守るもの清水晴架
244あんまんが電子レンジに怒鳴る冬秋田新屋
244約款は耳と乳房に分けておくちゅんすけ
244韻を踏むようにきちんと身だしなみヨッシー
244随分と人馴れのする電子辞書ところせまし
244夕刊だから絨毯じゃない
244出がらしの私ふとんに潜り込む真島美智子
244捨てられた音だと思うバッキャロー真島久美子
244絶望の左隣が空いてます
244念力で負けてアプリを裏返す颯爽
244バスルームから去年のビンゴ未補佳5
244蟷螂は文学的な夢を見るほのふわり佳4
244虎狩りの熱を冷ましたスパイウェア水城鉄茶佳3
244叩いたら噛みついてくるビスケット涅槃girl佳2
244特殊詐欺はたらきそうな蟻を踏む朝野陽々佳1
244温泉の回数券に嫌われるほのふわり
244人妻のまわりひそかに貝殻伏せ斎藤秀雄
244くちびるのふちどりまでは涅槃像石川聡
243鶴に踏まれてもつれたのさかさまうどん斎藤秀雄
243惚れた男は行方不明になるようだまつもともとこ
243たい焼きを泳がせている地中海浪速のマッキントッシュ
243湘南のカモメになる日カレーライススギサキカズヨシ
243最終的に加湿器になる
243まん丸で四角いものを神と呼ぶ尾崎良仁
243火木は給湯室に泊まる人ペンギンおじさん
243さり気なく声かけまくる池の鯉秋田新屋
243枯れ尾花だけはべらすあいつ西脇祥貴
243夕焼けはくしゃみで少し窪みますちゅんすけ
243山羊を飼うまえに畳をあたらしく抹茶金魚
243コンビニでおでんを買うと鳴る汽笛涅槃girl
243モザイクをかけ忘れても獏が来る未補
243コチュジャンを舐めれば舐めるほど深夜永峰半奈
243路線図に遅れてしまうショートボブ南方日午佳5
243こんにちは犬に似ている日曜日ところせまし佳4
243おだやかな暴言おはぎ拳大斉尾くにこ佳3
243主題歌に含まれている二番風呂西沢葉火佳2
243肋骨の花咲いている先斗町宮坂変哲佳1
243弟の喪服で弟の法事ヨッシー
243さざんかの過剰防衛的敬語斉尾くにこ
243熱のあるウサギの顔でやり過ごす水鳥
242注文にビビるハンバーガーショップヨッシー
242焼き肉屋ここも椅子取りゲームだな真島凉
242傾いた地軸のせいで好きになる袴田朱夏
242宿題の和歌を暗記す青葡萄加良太知
242ローションにまみれて鳥も鳥籠も横井来季
242お抹茶にハマる中学二年生真島芽
242黒板を引っ掻いている黙示録
242嘘をみちびく公式がある榎本ユミ
242午後五時にカラスほんまに鳴くのかな澤井敏治
242五本目の桜はいなくなった子か麦乃
242イイネ押す弥勒菩薩の薬指まつもともとこ
242特売日粘着テープ2巻買う颯爽
242アフリカを去るもの雲に去るものを連れ斎藤秀雄佳5
242伝説の無い湖を暗号化さこ佳4
242ネクタイをしたら金魚を吐いていい未補佳3
242新薬の研究進む冬の空菊池洋勝佳2
242風呂がまだ純水だった頃のワニ西沢葉火佳1
242スローガン時々溝に落ちている水谷裕子
242花札で終わらせる旅人ごっこ海月莉緒
242いい人でしたお手をせぬ猫でした斉尾くにこ
241みたらしをたっぷりつけた離職票ペンギンおじさん
241じいちゃんが手づかみで食ういくら丼水城鉄茶
241ここまでが家族ですよと引くチョークちゅんすけ
241天国なのでみんな鳴いてうるさい抹茶金魚
241居酒屋が落葉にぶら下がっている南方日午
241健康な色をしている爪を切る彦翁
241スピッツに噛まれた腕が羽になる水鳥
241靴音にさみしい雪を貸し付ける未補
241役に立つ生きものだけのパラダイス
241浄水器から母が生まれた
241おっさんに痛点を見抜かれている西鎮
241マスクして逆さまに寝る子供たち横井来季佳5
241仮止めの天球図ついついずれるがね佳4
241ヤクルトのふたを破って光る指平安まだら佳3
241ユニセックスなら恋人だろうもう西鎮佳2
241くちびるを噛めば狂った床の味未補佳1
241触診をすれば声出すトマト缶史っ
241無記名で並ぶ植木鉢に背骨西沢葉火
241毒きのことかが湯に浮きさびしく会う斎藤秀雄
240田舎にはアルファベットの犬がいるさこ
240アイドルになり損なったレジ袋颯爽
240失敗を繰り返しても大きい手袴田朱夏
240串刺しだけど片付け上手
240台風で積み木の家に寝る仔猫秋田新屋
240調理師の曲がり始めた指の骨西沢葉火
240胡桃割るカンフースター真似てみる北原有
240明け方に感情移入する写真ちゅんすけ
240不器用なフォークリフトの眠り方ほのふわり
240猫バスにピンヒール履く女王様稲井亮太
240ストレスを感じて眠くなる桜海月莉緒
240白い息吐いてた頃の酉の市ヨッシー
240目薬の蓋に人魚の毛を活ける未補
240薔薇好きのクロワッサンよごゆるりと水谷裕子
240高低差マニアの猫がいる床屋ほのふわり
240弁が立つから通行人は座る斉尾くにこ
240カプセル化された聖書を処方する内山佑樹
240長椅子にごめんと言って済みますか水城鉄茶
240めんつゆの誤解を解いた油揚げ涅槃girl佳5
240遅刻したパンダに聴かすバグパイプ沢江風佳4
240ビル街を包む無音の季語辞典城水めぐみ佳3
240青鷺が綿棒になる次のコマ抹茶金魚佳2
240ハロウィンの歯に蝶が挟まったまま南方日午佳1
240ニュートンのいないところで飛び降りる平安まだら
240哀しみの底に水泥棒が住む真島久美子
240ヒロインは脱ぎましょうカニ食べましょう斉尾くにこ
239蕾みたいと言われてもショベルカー月餅
239月曜が浮かれたままのさとうきび南方日午
239ウインクで招く試食の爪楊枝ヨッシー
239お祭りのあとひっそりと養命酒
239少年は冒険王を諦める西鎮
239立つ鳥が残した毒は無味無臭雪上牡丹餅
239モーニング黄身が弾けてぬぐう口ジョニー杉崎
239液状化していく午後のあばら骨史っ
239父親としての自覚で踏むムカデ袴田朱夏
239初冠雪聞いたとたんに出たくしゃみ澤井敏治
239髪結いの亭主に恋をする味醂
239鳴門巻きうっかりミスにしてやられ颯爽
239人の世の醜さ愛でるゆでたまご浅井誠章
239エプロンが飲み込んでゆく孤独感ちゅんすけ
239口笛に遅れて夢を語りだす横井来季
239もみあげがしきりに低く唸る夜浅井誠章
239神様の指紋が付いた証拠品秋田新屋
239色褪せたホロホロ鳥の鼻の下まつもともとこ
239干し柿が吊るされている飾り窓涅槃girl
239それもまた文学ですね生しらす水城鉄茶佳5
239花時計葦も芒も外される斉尾くにこ佳4
239密売を知っていそうな館内着南方日午佳3
239群青の蝶は臨月飛べませぬ沢江風佳2
239あなただけ中身を知らぬ野菜室榎本ユミ佳1
239しあわせをつい早贄にしてしまう石川聡
239空洞をぴったり塞ぐパンケーキ水鳥
239カステラがちょっと顔出す番外地さこ
238嘘を吐きほうれん草を一把買う朝野陽々
238どんな日になるのか妻の下駄が割れ田原勝弘
238九十分コースの指名星月夜菊池洋勝
238これはもう笑うしかない負けっぷりヨッシー
238魔女の服持っているのはお姉さん真島芽
238花婿のネクタイをしたユダのキス
238尻尾から食べて銀河の端を知る未補
238囓ったら地球だったりしませんか
238棟梁と弟子が爪弾くミニハープ涅槃girl
238シミつきの春を吐き出す抱きまくら浅井誠章
238母さんを剥がすアルバムから兆しちゅんすけ
238才能が詩人を通り過ぎて滝袴田朱夏
238想い出をほっつき歩く夜の長さ更待月
238仮装して行けば三割引きの夜真島凉
238明日から青くて長いドアになる水城鉄茶
238本心に逆らっている雨の向き真島久美子
238三角に負けてそんなに悔しいかさこ
238目覚めれば鏡に映るアルマジロ麦乃
238山羊についてゆけば山間から海抹茶金魚
238赤い息吐いては鳥につつかれる史っ
238ここ見てみバナナは草と書いてある柊無扇佳5
238同情の語尾に打ちたい五寸釘彦翁佳4
238ソプラノが敵愾心に揺れている海月莉緒佳3
238ちぐはぐな思考手放すフライパン水谷裕子佳2
238水にキス学校指定ジャージ着て平安まだら佳1
238一昨年はたしか世界のきのこ展橋本牧人
238おもかげを初期短編集にさがす抹茶金魚
238挟まった言葉いくつかダンゴムシ西沢葉火
237ロマンスが落ちているから千鳥足
237差し込むと悲鳴をあげるカードキー涅槃girl
237ごめんごめんと花の揺れ加減てつろう
237金太郎飴が苦手な千歳飴颯爽
237ハイブリッドカーに乗ってひとり旅西鎮
237早朝のグノシエンヌと紅茶ラテ水城鉄茶
237ぬいぐるみ爆発的に生殖す水城鉄茶
237だいたいの道だいたいの人が踏む斎藤秀雄
237寒がりとりんごでキャッチボールする月餅
237観戦へ行けぬチームの布マスク菊池洋勝
237神無月平手でハエを叩けます柊無扇
237見合ごと鶴の折り方変えてみる福村まこと
237山羊に逃げだされて山羊飼いを名乗る抹茶金魚
237寝返りを打つと畳は吃りだす平安まだら
237泥水に浸かり太陽系に媚藤井智史
237まきびしを胸にばら撒く恋心浅井誠章
237肘掛の椅子の周りは敵ばかり彦翁
237二つ目の嘘は香りを放たないちゅんすけ佳5
237うつくしく螺旋階段踏みはずす史っ佳4
237いまは遠い毛遠い戸棚に隠れたり斎藤秀雄佳3
237燃えている紋白蝶にお辞儀する涅槃girl佳2
237薪割りに負けて多情な秋になる水谷裕子佳1
237煮崩れた豆をぶつけてやりましょうさこ
237画家を描く画家の偏執的な膝未補
237思春期の混乱として象を買う未補
236最後まで一言多いミルフィーユ水鳥
236タヌキより重い女が泣いているさこ
236ちょっと首ぎゅぎゅっと絞めてみた餃子斉尾くにこ
236老け役を強制される白髪ネギ颯爽
236洋食屋裏から父がいなくなる史っ
236コケシ増え母の旅路を知る帰省中村まふゆ
236ジョーカーを握りつぶして雨静か浮世っ子
236あの人は地図を見ないで旅をするジョニー杉崎
236泡立ちがいいと見えなくなる明日ちゅんすけ
236想い出は金木犀の薫る庭まつもともとこ
236長生きをしそうなあの人の嫌味ヨッシー
236嫌われたものだと思う想い人海月莉緒
236夕焼けを舐めればきっと甘辛い更待月
236駄菓子屋の隅で泣いてるメロンパン秋田新屋
236牛丼を食べると走る闘牛士八郎
236ペン先を舐めて一休さんになる藤井智史
236マシュマロのように数字を放りこむ横井来季佳5
236クレヨンの寿司で解消する悩み袴田朱夏佳4
236雷と雷様の分岐点雪上牡丹餅佳3
236校門に挟まれている百舌自身西沢葉火佳2
236弾くたび杏が香るピンボール涅槃girl佳1
236主役よりイケメンだった包装紙藤井智史
236セクシーな掃除機として生き返る
236同姓の他人を探す地下出口福村まこと
235たけのこはチョコの分だけ強くなる架森のん
235スシローの寿司は握ってなどいない真島芽
235アースジェットで地球を狙う
235締め切りが僕を生き返らせるのさ尾崎良仁
235行儀良い指を端から仕置きする史っ
235二秒ずつ息を止めても生きているさこ
235北側の窓が瞬きをしない西沢葉火
235リードしてくれよ女にさせてくれまつもともとこ
235プラスネジ女難の相が見た地獄颯爽
235トンネルで廻り続ける糸車涅槃girl
235踊り子の鎖骨に止まる青い鳥涅槃girl
235記憶より白くなれない机は焼いて未補
235盆栽で爪研ぐ猫の反抗期福村まこと
235三分で振られてしまうカップ麺藤井智史
235内緒事ミラーボールに閉じ込める水谷裕子
235図の孔雀からっぽなのでしくしく押す斎藤秀雄
235ワッシャーの穴の重さのぶん浮いた袴田朱夏
235つるつると石鹸ばかり若返る月餅
235パレードが跳ぶ押しボタン式信号抹茶金魚
235岩盤に刻み込まれていくプラス雪上牡丹餅佳5
235注釈のように張り付くコースター平安まだら佳4
235へりくつをズラしてズレてとろみ系斉尾くにこ佳3
235君の手に渡った赤いシーグラス真島久美子佳2
235お小遣いこれっぽっちのコッペパン真島凉佳1
235頬を揉みほぐすシャワー室のピエロ更待月
235小娘のみる夢だからHBちゅんすけ
235横浜の夜景散らばる君の脇浅井誠章
234ケツバット笑えた春があったっけ平安まだら
234エンジェルの弓引く先に廃ホテル架森のん
234あの子ならあの子の恋を飛んでるよ袴田朱夏
234ガーターの先に東京タワーあり月餅
234硝煙にまみれたドアにノブがない沢江風
234馬鹿みたく半袖舐める迷い犬海月莉緒
234青春の画布に試し塗りの汚れ更待月
234側溝のフタを鳴らして孫が来る松澤秀幸 
234追憶の珈琲ゼリーすくう夏水鳥
234被害者の傷に自己言及の塩雪上牡丹餅
234肩書は人畜無害サンシャイン沢江風
234指切った黄色い線の内と外西沢葉火
234ならわしに染まっていない朝が来る
234宿帳に動物臭の崩し文字福村まこと
234口紅で集合場所を書くカラス秋田新屋
234封書に指紋きみとわたしの時差に雨抹茶金魚
234強風で崖から落ちるコルセット涅槃girl佳5
234ゲシュタルト崩壊してる笠地蔵宮坂変哲佳4
234学校は文房具屋の前にあるヨッシー佳3
234マウントを取りあう人のミルフィーユ平安まだら佳2
234踊ってる人に踏まれている切符さこ佳1
234カチューシャを外し疲れたカブトムシ水谷裕子
234耳に線条痕うさぎの歌は下手未補
234ご近所の書店じわりと雑貨店斉尾くにこ
233ネットにも「モグラ叩き」を設置するまつもともとこ
233エンドロール手にまだ残る缶ビール澤井敏治
233表情にすぐ出る顔が愛されるヨッシー
233天国も地獄も昨日行ったじゃん柊無扇
233二十年まえに逃がした亀を拾う抹茶金魚
233ヒゲ付きのメガネをそっと仕舞う夜中村まふゆ
233オプションは土に埋まった潜水士南方日午
233正解はパーいきなりのグータッチ斉尾くにこ
233透明な辞書を抱えた老婦人西鎮
233ばあやから季節外れの虹届き秋田新屋
233ぎりぎりのところイノシシ攻めてくる
233思い出に順位付けする解脱前袴田朱夏
233センサーが反応しない丸メガネさこ
233耳打ちをされたピアスが朽ちてゆくちゅんすけ
233マスカラの黒い涙で貼る切手麦乃
233滑舌をなめらかにする波の音未補
233月光を小銭で煽る販売機福村まこと
233黒ひげがポンと飛び出て僕は咲く尾崎良仁
233価値観をぶら下げている五葉松藤井智史
233村じゅうの蝶を起こして叱られる史っ佳5
233偏食がかなり偏食たしなめるヨッシー佳4
233教室に青いパンダの居る悪夢横井来季佳3
233薄幸なハンカチだって逆上り颯爽佳2
233落丁も乱丁も好き柿実る更待月佳1
233地下室にラクダが育つ雑貨店沢江風
233新生姜漬ける会社へ就職す菊池洋勝
233図書館で卵握ればすぐ孵る横井来季
232ネガティブな握手をされたロボコップ秋田新屋
232スマホから酢飯の匂いする教師涅槃girl
232ギアチェンジしばし霞んだ薔薇の花水谷裕子
232盆栽として生きていきます
232アイライクララララ季節うつくしいあまの太郎
232炭酸が抜けて一人前になる藤井智史
232手をふって別れたひとは貝柱水鳥
232あやしげな若さいかがとチャイム鳴る斉尾くにこ
232赤ちゃんポストで見つかるのは執事沢江風
232裏切りにあって渋皮剥けてきた彦翁
232箸で突く麦茶パックのみぞおちを平安まだら
232かき氷記憶喪失して戻る横井来季
232無菌室で育てた夢ゆえに枯れる更待月
232新聞の今宵の月は革命家麦乃
232傘まわす 雨の真芯を浴びぬよう史っ
232すぐに泣く林檎の方をもいでおくちゅんすけ
232自粛して歌を忘れたセイレーン架森のん
232実っても悩みが尽きぬ地産物松澤秀幸佳5
232郵便のバイクが曲がる再生紙浅井誠章佳4
232三角形みなぎってかさなってさえずり斎藤秀雄佳3
232ネクタイの解けて蛇の滑りかた横井来季佳2
232天使の尾みだれて水がやや濁る抹茶金魚佳1
232理科室が強く育むニヒリズム南方日午
232待ち針をそんなに持って怖いです水城鉄茶
232ベランダにわれらの旗を干している
231まとめると金がないってことですね水城鉄茶
231眼鏡かけないと話が聞き取れぬヨッシー
231良いパンツ悪いパンツと青い空とわ
231間違って入れた方には勝てませんさこ
231戦って勝ちますヒトはヒトのままアゲハ
231下書きは感情過多になるレモンちゅんすけ
231ユニクロの折り込みチラシ秋を知るジョニー杉崎
231悔しいと思った頃の勝負勘彦翁
231風揺らす雨の匂いと猫の髭中村まふゆ
231薔薇色に染まってみたい女郎蜘蛛水鳥
231清潔な水でじゃわじゃわ目を洗う斉尾くにこ
231強欲な和尚の嫁のセミヌード西鎮
231約束は鹿の手袋して破る西沢葉火
231右耳は父と散歩に出たっきり史っ
231やりすぎたフリルみたいな比喩ですね袴田朱夏
231ドクダミの舌打ちされてユモレスク海月莉緒
231水色のふくらはぎ海苔弁のパパ宇多田ヒカラナイ
231割引を決める羽虫の呼吸数未補
231借景に程よく硬い股関節福村まこと佳5
231寄宿舎に運び込まれる宇宙人涅槃girl佳4
231映えちゃったパンケーキにもちょっと罪袴田朱夏佳3
231裏切りのパンはウサギの目のかたち麦乃佳2
231レーズンパンはじき出されてひと文句水谷裕子佳1
231まるい住民くちびるから抜けて着飾る斎藤秀雄
231側道の人生 白蛇の死骸藤井智史
231箪笥から下ろすと上目遣いの猫抹茶金魚
230ひとり席マスクつけたりはずしたりジョニー杉崎
230トイレットペーパーちょっとタイトだよ西鎮
230両目つぶして人間になる犬井隆太
230脱走の巻き添えになる宛名まで未補
230コマーシャルばかり見ている通い妻涅槃girl
230沈黙すトウモロコシの姫君はさこ
230半券のような女が横たわるちゅんすけ
230恋すれば、動悸、息切れ、シャボン玉杏野カヨ
230秋暑しチームカラーの芝刈り機菊池洋勝
230運命を呪い飲み干す梅ジュース海月莉緒
230街角を彷徨っている複製画
230三段アイス揺れて恋人藤井智史
230水晶を中火で炙るGIF画像水城鉄茶
230わがままが過ぎて枯葉のムダ話水谷裕子
230ハイライト咳き込みながら父は笑う中村まふゆ
230エトピリカ念動力は春の夢海月莉緒
230つぶやきのはるか下方に人気者袴田朱夏佳5
230彼岸までためらい傷の癒えぬ梅福村まこと佳4
230遺言をノートに書いて去った猫秋田新屋佳3
230さとうきび畑に隠すべき表紙平安まだら佳2
230十月の空を拒んで燕尾服浅井誠章佳1
230家具のように森でくすぶる消防車斎藤秀雄
230タイミングわざとずらしてエビフライ麦乃
230廃船にびっしりついている手形沢江風
229祝日になるとか僕の誕生日ヨッシー
229予告なくストレスレスがやって来る麦乃
229あらどうもどうも図星のすいか割り藤井智史
229うさぎ追う里に小さな施設立つ松澤秀幸
229異次元にまどろっこしい水溜まり水谷裕子
229夕焼けの結晶としてりんご飴水城鉄茶
229ステーキか秋刀魚を選ぶ誕生日秋田新屋
229僕というほうきひきずる海の先に斎藤秀雄
229アメリカを一発で割るアラレちゃん雪上牡丹餅
229壁紙の寝汗が欠けている母屋福村まこと
229月光を浴びて名乗れぬ深海魚ちゅんすけ
229みがかない銃身熱をためている
229デバイスをデバと略して試すこと袴田朱夏
229烏瓜サプライズには飽きている颯爽
229アベリアに愛されている軽業師海月莉緒佳5
229手のかかる音符持ち込むディレクターてつろう佳4
229味付けは地元の醤油茸焼く菊池洋勝佳3
229車から降りたら声も降りてくるあさふろ佳2
229廃屋のオリーブよけて夏の近道中村まふゆ佳1
229三つ編みが見られると聞き課金する水城鉄茶
229バカボンがアイメイクする線路際水谷裕子
229童貞の河童の皿が柔らかい
228シュシュッとやり過ぎ手荒れこれも禍ぞ浮世っ子
228死んだふりしている方が兄の嫁さこ
228サーファーが頭に乗せるきびだんご浅井誠章
228貰った雨で桃をふちどる未補
228秋の線を引くやってらんないすよ尾崎良仁
228パプリカに満たす博識爆発すとわ
228ド忘れの海に膨らむ救命衣まさよし
228棘のある花冠を抱き締める架森のん
228叱られてナイトプールのヤゴになる平安まだら
228青春の反対側で光ります袴田朱夏
228添い寝していた筈なのに夜行性西沢葉火
228スターバックスコーヒーとソロの旅西鎮
228ツッコミの地獄に耐えている小石藤井智史
228遠雷と重機の区別つかぬ耳菊池洋勝
228本当に炭酸水かわからない
228船室で割った子豚の貯金箱涅槃girl佳5
228切れ味を試してみたいイカリングさこ佳4
228お友達登録薔薇を一つ棄て杏野カヨ佳3
228雨の中確かな主語を待ち侘びる水城鉄茶佳2
228鉄塊を愛さぬための処方箋沢江風佳1
228出世して夏と煙草がたるんできた斎藤秀雄
228マスク焼けしている人を取り締まる雪上牡丹餅
228駅前で味方のふりをする人魚麦乃
227かき氷ツンと痺れるパピプペポ澤井敏治
227アマビエが刺繍されてるTバック涅槃girl
227オウンゴールのように鉄板掃除するヨッシー
227イトトンボ夏の香りを連れてったごませ
227大切な人と生き続ける造花藤井智史
227友情がためされているなつのとも
227腹筋をきたえてハープになります斉尾くにこ
227ある程度上手いからする肉離れヨッシー
227お嬢様対決夏の真っ盛り茄子春
227税務署去る法案のように急かされ斎藤秀雄
227挨拶の代わりに見せるコッペパンほのふわり
227肩よりも上は各自に委ねますほのふわり
227空き缶の月光浴とエキストラペンギンおじさん
227忍法がいちいち正規雇用調平安まだら
227提供は西瓜のなかにいる胡蝶あさふろ佳5
227牛丼を切り札にする一騎打ち福村まこと佳4
227ポケモンがしどろもどろの夜明け前水谷裕子佳3
227いつまでも革命前夜のテーブル袴田朱夏佳2
227風向きで一本増えるカモの足さこ佳1
227橋脚は一家離散を信じない沢江風
227強引に始まっている糸電話西鎮
227手のひらに残ってしまう蚊のかけら水城鉄茶
226白バイが来て字余りを取り締まるヨッシー
226戦争の重さは教科書の重さ真島凉
226「防衛」の刺繍のシャツの男の子雪上牡丹餅
226国境の屍体 富豪の聖書秋田新屋
226覆面で名刺交換する闇夜福村まこと
226粉塵にまみれた愛を抱きしめる藤井智史
226林檎にも落ちる理由があって泣く架森のん
226_違和感をおぼえたほうの手で愛す_杏野カヨ
226二メートル離れ西瓜の種飛ばす菊池洋勝
226高い入り口みあげて丸くスカート咲き斎藤秀雄
226人の列蟻とは違う好奇心彦翁
226飼い殺しの影が三歳から老いず抹茶金魚
226ろっ骨をカラコロキンと落ちる雨斉尾くにこ
226空間を緑に変えるエネルギー
226要らぬもの削ぎ落されて白い人麦乃
226姫それはくびれですなあワルですな尾崎良仁
226学校は貧乏なのかドアの音真島芽佳5
226寅さんの海老カツサンドひからびる水谷裕子佳4
226雨の名を忘れて蔓は伸び続け真島久美子佳3
226信号を守るとわたし遅刻する田原勝弘佳2
226あの人の船を任意の点として西沢葉火佳1
226重火器に断りもなく咲いた花ペンギンおじさん
226社会的距離と言われた牛が鳴く
226おとうとの眼鏡の影になるトカゲ未補
225スリーサイズ同じ人居て暑さ増し田原勝弘
225見て呉れに価値を求める砂時計雪上牡丹餅
225楽しみと無縁な夏が過ぎていく浮世っ子
225ひっそりと線香花火する自粛彦翁
225イケメンの担ぐ神輿に出る歓喜松澤秀幸
225あのころの木の実恋しき人の跡浅井誠章
225短冊は地を這う者の形して西沢葉火
225付け根から発射しましょう前ならえ平安まだら
225無農薬ワインレッドの半ズボン水谷裕子
225中旬の返事はいつもナッシング麦乃
225昼顔に繋がれていた昼以外抹茶金魚
225あの世から語尾をぼかしたナレーション颯爽
225隕石が次々落ちる葡萄園涅槃girl
225ありふれた悲しみを1繰り上げるほのふわり
225黒山羊を笑わせている哲学者さこ
225笑うまで時間がかかる夜でした袴田朱夏佳5
225マッチ棒みたいな顔ですれ違う水城鉄茶佳4
225金屏風パタンと倒れ青い空藤井智史佳3
225ふわふわのメレンゲ砂の味がする麦乃佳2
225だるそうな犬からさらうひとさらい西鎮佳1
225内側にもやっと渦を巻くミルク斉尾くにこ
225夏座敷超合金が払う邪気菊池洋勝
225雲をなぐさめ警官落ちている漁港斎藤秀雄
224あのひとはターメリックも薄かろう西鎮
224靴ひもでアインシュタイン遅刻する数男
224水底にある星座から来た男
224印影に隠れてますが悪意です
224引っ込めのヤジペン胼胝が受けて立つ颯爽
224サイコロのステーキがすきマッチ売りあまの太郎
224_好きと言わずに桃に謝る_杏野カヨ
224絵本ひらくひし形OL等焼かれ斎藤秀雄
224キャラメルの箱に手足がほしかった笹川諒
224つむじ風あいつは今が夏休み水谷裕子
224撫で肩に平和を背負わされたハト雪上牡丹餅
224斥候は動く歩道で化粧中福村まこと
224海にしか流れつかない調律師未補
224〆切のない国へ行くボールペン浪速のマッキントッシュ
224仏像のうなじに残るキスマーク涅槃girl
224すれ違いざまに檸檬をくれる豚ほのふわり
224ぬか床で完成させる魔法陣水鳥佳5
224仕切りたがり屋さんなのか韻を踏むヨッシー佳4
224ご覧なさい人形だから赦し合う来栖啓斗佳3
224コラーゲン足りぬ北半球の染み藤井智史佳2
224国会に流す西瓜が熟れている未補佳1
224地球儀の滑りの悪さ秋を待つ菊池洋勝
224薄味のソースを盾に反論す平安まだら
224滝殿に畳まれている車椅子菊池洋勝
223マウントを取るなら俺はエベレスト袴田朱夏
223不要かなまあ不急かも昼の飯柊無扇
223アマビエのテルテル坊主つるす梅雨田原勝弘
223この夜は明朝体の字幕付き笹川諒
223シトラスの蚊遣り火焚いて缶チュウハイワタヌキセイコ
223残った星を漬け物にする
223ブランコを二回乗り換えたら俺だ平安まだら
223遠国から濡れたワゴン車来る荒野斎藤秀雄
223アイプチはしたが宿題していない真島凉
223団欒に下がるバナナも参加して数男
223梅雨時は時間がかかる砂時計ヨッシー
223高評価一晩不貞寝したカレーもなかかも
223仰向けの蝉に抱きしめられた指西沢葉火
223診察番号=0072503千春
223脱毛のクリームちょっとだけ ぴえん真島芽
223還暦の幽霊部員隠す爪ペンギンおじさん
223呼び水が羽ばたく島を連れてくる未補
223今日かもなって言う爺さんの素敵サトシワタナベ
223右巻きのつむじのせいにするはとこあまの太郎
223源氏名を窘めている春の風ペンギンおじさん佳5
223男ひとりが黙って置いてゆく切り絵真島久美子佳4
223屋根の鴉と八百屋おとなしガスある町斎藤秀雄佳3
223一切が解ければ困るかぐや姫福村まこと佳2
223七夕の笹を流せる海がない彦翁佳1
223赤本を持っているから濡れません笹川諒
223風の吹くページにほっとする絵本てつろう
223本来は泡に呑まれていた時計ほのふわり
222塩サバの日は姉ちゃんがしゃべらない真島芽
222人参を延々しりしり納税者平安まだら
222恋をしたのはしめじが先だ
222誰よりもあなたを知っているカラス雪上牡丹餅
222売ってない方の目玉をくださいなさこ
222永遠を閉じ込めているコンタクトペンギンおじさん
222居場所なら積乱雲に聞いてくれ真島美智子
222悲しいと決めつけられた国境袴田朱夏
222公園にアニメの二期が降ってくる水城鉄茶
222二つ目のドアに懺悔の首飾り水谷裕子
222ポケットで丸まっている赤い布西沢葉火
222お好きでしょうとそこだけ貰うパンの耳斉尾くにこ
222AIに追われる蛇とたわむれる
222日潮不等ひとりの部屋の除湿音真島久美子
222燃えている将棋の駒を跨ぐ猫涅槃girl
222椅子が来て緑の丘に立たされる抹茶金魚佳5
222瞼より花を選んだ深海魚未補佳4
222日曜の人体模型揺する栗鼠沢江風佳3
222富士山の見えない方の席を取るヨッシー佳2
222前輪が巻き込んでいる獣の毛西沢葉火佳1
222売り切れでホットケーキが作れない麦乃
222柔らかいものだけ残すオードブル由乃
222叱られることを分かって食べる桃真島芽
221三密を避けるですます調の距離ヨッシー
221彩度補正+50のバラ畑れいんぼう
221結び目の歪み正せば出る余罪福村まこと
221網棚の上に置かれる人の殻浅井誠章
221口数の少ない桃と濡れている
221朽ちてゆく暦で待っている祈り沢江風
221太陽と蟻の南極物語千春
221東京の人の歩幅で墓参り西沢葉火
221木曜に金曜感がある家路袴田朱夏
221雨をたたんで詩人が耳を置いていく未補
221ハンバーグだけは美味しいラブホテル涅槃girl
221ブランコの立ち漕ぎうまいアンパイア平安カズマ
221真夜中の風鈴迷い消えたよう彦翁
221鮫のように壺で泣き出すソーセージ斎藤秀雄
221赤とあお乾ききってる水曜日斉尾くにこ
221下心匂うサンダル迷い癖水谷裕子
221信じた人は球根でした佳5
221商魂が抉るポツンと一軒家澤井敏治佳4
221素麺の汁に加えるオリーブ油菊池洋勝佳3
221れんこんの顔がこわいと言えませんあさふろ佳2
221オチのない神話を作るように雨ほのふわり佳1
221爪のない族長だけが解ける罠浪速のマッキントッシュ
221陰口を叩かれて尚ラテアートペンギンおじさん
221湖を創り悪酔いから覚める藤井智史
220好きな人できてしまって大爆笑真島凉
220アマビエを連れて行きたい夜の街田原勝弘
220地球人半分顔が無かったよ浮世っ子
220ケチャップの恋バナいつも姦しい水鳥
220生き様を冷凍保存するパリピまつもともとこ
220でたらめなアッサムティーと自尊心ペンギンおじさん
220ことわざの表通りと裏通りヨッシー
220前髪の露に紫陽花丸くなる菊池洋勝
220くるみ割り人形が立つ枕元西沢葉火
220紫陽花は喋るとアニメ声らしい笹川諒
220逢えぬ日は羊歯に埋もれている駅舎沢江風
220ミュージックスタート少年の宇宙真島美智子
220幸福論昨日の妻が今日も妻袴田朱夏
220擦り切れてゆくだけですか待ち時間真島久美子
220桃齧りもっと知らない人になる千春
220水平線に近づくDOLL口を割る未補
220六月に罪はないのに黒く塗る麦乃
220豚にしか見えない豚に騙される
220サングラス棚から落ちた民主主義平安カズマ佳5
220度数計の数字がなくて雲が来る抹茶金魚佳4
220カメラかな扇風機かな流れ星真島芽佳3
220おもしろく背表紙つよく裏表紙斉尾くにこ佳2
220もみあげの長さが違う開業医涅槃girl佳1
220フレームを壊しゆっくり下り坂水谷裕子
220波の来る遺書を見直す誤字脱字菊池洋勝
220人間の図書館長に握らせる
219葱を描くのにちょうどいいボールペンほのふわり
219デートする前に体温測らされれいんぼう
219ファミレスのメニューの隅にいるのです尾崎良仁
219立葵・こんな私は嫌いかな千春
219銃撃戦にふるえるゼリー水城鉄茶
219歯形から酸化してゆく青林檎茄子春
219お化粧で隠す中学生のシミ真島芽
219ぱごんぱごんと陽を飲むようにカバの昼都いとり
219検閲を受けた写真の輻射熱福村まこと
219校舎からただトレモロの非常ベル西沢葉火
219後悔がハリボテになるグミの味ペンギンおじさん
219くぐられていないのれんがなびく春袴田朱夏
219クリステル顔JKがパリピ調サトシワタナベ
219リーダーも逆から見れば青二才小林祥司
219戦っているのだ哺乳類なのだ真島久美子
219包帯朽ちる刺客のように数字を置き斎藤秀雄
219サイコロの六の裏には手術痕笹川諒佳5
219無色透明な結婚相談所藤井智史佳4
219水平線揺らして笑う元彼氏水鳥佳3
219共食いを許して月は生ごみに未補佳2
219ドリップのしかた心のつかいかた斉尾くにこ佳1
219おしりからお風呂に入るこどもの日茄子春
219同調をしないとジョイントがずれる斉尾くにこ
219煮凍りに勝ちパターンが通じない颯爽
218踊るには少し物足りないガストほのふわり
218ボウリング一投ごとに何か言う水城鉄茶
218電源を入れれば走る蝸牛茄子春
218バター溶けないパジャマパーティーあまの太郎
218イヤホンを右に耳栓を左に抹茶金魚
218ゲーム機の前でデートの青林檎松澤秀幸
218外れ籤引いて俯くメロンパン颯爽
218巣ごもりの中で一合半の酒彦翁
218自画像に白雪姫の覗き穴福村まこと
218粉飛ばす飛ばすあなたが気づくまで尾崎良仁
218何故なぜを解いた証の丸括弧てつろう
218初恋の蕎麦が浄化しいい匂い千春
218まだ青い土曜日のまま生きている雪上牡丹餅
218紫陽花の白が我慢をしているよ真島芽
218禁断を搾った後に食う雪花菜西沢葉火
218地球儀という滑らかなすべり台真島美智子
218囚人と看守を照らすシャンデリア涅槃girl
218ウクレレのクレオパトラ等カラオケ屋サトシワタナベ
218_檸檬と桃 鏡に映る私たち_杏野カヨ佳5
218トークルームの華的なぬいぐるみ西鎮佳4
218カラフルな頭になれる登山道藤井智史佳3
218ざらざらと咲いているのは食用花真島久美子佳2
218奇跡ではなかったホームパイだったほのふわり佳1
218マーブルチョコ止めて元気になりました澤井敏治
218そばにいて浮いててほしいぽとぷとあ斉尾くにこ
218地図帳に似た雰囲気の未亡人笹川諒
217天の川やいのやいのと若作り水谷裕子
217野生の心を持って金子みすゞを読んでいる千春
217往く人へ夕焼け雲が赤すぎるアゲハ
217ゼラチンが微妙に効いた片思いまつもともとこ
217性格が出まくる本の並び方真島凉
217生き延びたスミレが咲いているウフフ真島美智子
217起こされるリアルな夢の手が重い麦乃
217分別を知った尻尾は巻いておく彦翁
217正直者の顔して路面電車行くヨッシー
217神様が谷折り線を引く背中カズマ
217よく肥えた尾からヤモリを切りはなす抹茶金魚
217青春小説なら塩を振って読む笹川諒
217ふりあげた猫をおさめる術知らず
217概念のはちみつ瓶を開けてみる有村桔梗
217ぽつねんと白いケトルと二の足と斉尾くにこ
217港区のラブホと火星つなぐ歌あまの太郎佳5
217変わったか変わり果てたか見てもらう真島久美子佳4
217プリクラをポカリの缶で隠す夏ペンギンおじさん佳3
217サヨナラは傘を閉じなきゃ言えないね真島芽佳2
217捨てカバを拾うやさしい国だから未補佳1
217隣人の寝ぐせ次第で川へ行く
217ブレーカー落ちたら風鈴の出番颯爽
217冷蔵庫くらいでちょうどよい鏡雪上牡丹餅
216ボーカルの咥えた薔薇も除菌済みカズマ
216雀友にリークなしねと念を押し柊無扇
216とんかつの衣の薄き聖五月菊池洋勝
216未来を語る右眼は0.1尾崎良仁
216終息をしたら三三七拍子真島久美子
216はみ出した塗り絵のせいで帰れないほのふわり
216甘く見ないでとコンペイトウに棘ヨッシー
2165分前まで拳法家だった父あまの太郎
216彩雲も自粛か流れ雲ひとつ心咲
216人生ドラマ四幕目には個人葬澤井敏治
216ラッピングされて月からかぐや姫颯爽
216濁点のようにチラつく恋敵ヨッシー
216紫陽花の除幕式では目をはずす未補
216うねるベースラインきっと耐えている西鎮
216夢の中で割ったコップを買い戻す笹川諒
216無資格の霊を捕えるセレモニー斎藤秀雄
216やわらかくなったばかりの首都に行く袴田朱夏
216カーテンを取ってしまって窓ひかる水城鉄茶
216花火師の業を背負った鼻ピアス福村まこと佳5
216香水の瓶はワガママだと思う真島芽佳4
216占いが怖い虹をふりかけてしまおう千春佳3
216画面越しキツネの面をつける君野菜サラダ佳2
216青だなフェラーリは俺はあれだなサトシワタナベ佳1
216首筋がセロリみたいだから苦手笹川諒
216ふくふくとまわる日暮れの換気扇斉尾くにこ
216自転車の鍵は生徒を信じない真島凉
215カラーボックスに並んだ黒歴史藤井智史
215雛壇を降りた理由は若白髪松澤秀幸
215ゲリラとしてのアイスコーヒー
2155分ほど時間がずれるペアウォッチ颯爽
215オムレツを被ってやってきたんだね斉尾くにこ
215愛されず犀のなみだはぬるいままあまの太郎
215シーラカンスに憧れる回遊魚西鎮
215できたてのプリンがゆれる天守閣涅槃girl
215寂しさで夜中に跳ねる猫の家浅井誠章
215セットメニューにされてどちらもしょげているヨッシー
215妹の鼓膜に乗っている蛙からすまぁ
215オレンジが嘘をついてる橋の上さこ
215顕示欲隠しきれない不審船福村まこと
215サイコロに閉じ込められた免罪符麦乃
215被写体の銀河をめくる指サック水鳥
215貝が焦がしていくなないろの空千春
215マトリョーシカにハメられてルーレット西鎮佳5
215神殿に電話帳咲くささやきクラブ斎藤秀雄佳4
215積ん読の指定席から青い水袴田朱夏佳3
215トンネルを口いっぱいに頬ばってあさふろ佳2
215黒板が剥がれて未知の鳥来たる水城鉄茶佳1
215鳥類学を究めた人のアップリケ笹川諒
215針が飛ぶところに君といたライブ西沢葉火
215ベンツしか乗れなくなったヒメボタル水谷裕子
214休み明けいきなりテストなんて闇真島凉
214マシュマロの密度でもプレスリリース西鎮
214傷口にいいねを貼ってくれたひと尾崎良仁
214近所の蛇に林檎をもらう
214マネキンもお臍を覗く初夏の風松澤秀幸
214居酒屋で冗談禁止キャンペーン袴田朱夏
214オンラインゲームの中の疑似家族真島凉
214いい人をやめて葉桜みどりいろ杏野カヨ
214天使ならエレベーターは使わないさこ
214マネキンの臀部に浮上する写楽福村まこと
214マンホール行けば行くほど花盛り麦乃
214シャッターが聞こえぬ夜の訪問者麦乃
214本棚に黒鍵見つけたの弾いて西沢葉火
214ゆるキャラの中で咲き出す百合の花浅井誠章
214星ぼしの海に御神酒のひとしずく
214こぐまから贈られてきた木の実パフェ架森のん
214炎帝のたまごひび割れて科学者絵空事廃墟
214蛍闇完全形が分からない真島久美子佳5
214声援やさしい昼の花屋と吊られる兄斎藤秀雄佳4
214タケノコを切ると校倉式の窓ヨッシー佳3
214敷金でなんとか消せた魔法陣ペンギンおじさん佳2
214ジャングルジムひとマスほどのバースデーあさふろ佳1
214新しいマスクは中国の香り真島芽
214つるつるの脚にしたのにまだ無音斉尾くにこ
214イルカショーおうちの濡れていない椅子都いとり
213自粛して粛という字が嫌になるまつもともとこ
2133密を避けては死んでしまう森雪上牡丹餅
213カーテンにうつる家族に騙される水鳥
213幼児期の絵本の中の善と悪直井哲生
213咽頭に就業規則守る胼胝福村まこと
213水槽の金魚カクカク泳ぎきるまつもともとこ
213_製腫れびしょぬれ村の黄色い父斎藤秀雄
213ガイドブックにでかく書かれた無人駅小林祥司
213近寄ってみよう鍾馗様の眉糸ちゃん
213手巻き寿司よりもお歯黒合戦だ真島芽
213日常系アニメ見ているとき地震水城鉄茶
213空き缶にあと少しだけ残る夢真島芽
213泳げない窓を選んで呼吸する西沢葉火
213海老を剥いたらサンバのリズム
213寂しげな夜に食われるさくらんぼ浅井誠章
213そのかどの向こうで世界欠けている
213春キャベツおいしくなって媚をうるたえ
213街路樹へ黙礼はしゃぎだす若葉斉尾くにこ
213ミイラから貰うソックス二足組浪速のマッキントッシュ
213青い鳥必要ですか風邪ですか真島凉
213薬膳がオマージュしては知らん顔水谷裕子
213五月雨は白いツイートだけ濡らす未補佳5
213マントルの見える位置までスクロールカズマ佳4
213新聞を跨いで孫に叱られるヨッシー佳3
213スケスケの象牙の塔の汚水槽さこ佳2
213羽のない名前が増えて渡れないさこ佳1
213最適化されても渦は渦でいる袴田朱夏
213かわいがってくれた喉骨を拾う藤井智史
213ポケットのなかじわるこれチロルチョコ西鎮
212スナックのママが得意なスワヒリ語浪速のマッキントッシュ
212宅配のピザWEB面接が鈍い都いとり
212少子化の気流に泳ぐ鯉のぼり松澤秀幸
212グータラが浮世を渡るペンライト水谷裕子
212電報のように結論先に言うヨッシー
212ダミ声のマッシュポテトはおれがすき奥間空
212水滴のなかに落ちてた君の羽あぼがど
212交わりの耽美に耐えるバーコード福村まこと
212人気取りしゃがんでみせるフラミンゴ雪上牡丹餅
212本心はカラーコピーの中にある彦翁
212泣いたなら立たなきゃならぬ鯨の子千春
212どこまでがキッチンなのか棒を産むあさふろ
212弥勒ともドラえもんともつかぬ_いなだ豆乃助
212月曜日だけはきれいな更衣室袴田朱夏
212ちぐはぐな鳥ばかり生む雑記帳斉尾くにこ
212胴長で日本列島状の犬颯爽佳5
212最初からきれいな斧で殴られる新井光佳4
212しんとして小麦粉だけが破裂する千春佳3
212文字化けの漢字を鯉に食べさせる水城鉄茶佳2
212その山羊はまえも出てきた蝶ですか抹茶金魚佳1
212犯人の筆跡がまだ右上がりさこ
212全ヤギが憧れている既読無視
212座標軸持たぬ薔薇から抜いてゆく浪速のマッキントッシュ
211「パーマにしてんリモート授業やから」都いとり
211自粛ボケした学生に急かされる袴田朱夏
211叩いても光らないから塞ぐ穴さこ
211決闘で二度死ぬ芹の卵とじいなだ豆乃助
211糊わっと出て来て紙を沼に変え石川順一
211放たれた矢が耳元をかすめFIN西沢葉火
211笑ってもバチは当たらぬ目玉焼き麦乃
211肩書にとろみをつける愛妻家あさふろ
211消えたカンバン縫って蝙蝠の踵サトシワタナベ
211かみなりが落ちてまことになった夢
211ネエタンの横でパセリになる私真島芽
211_でした気合いがこもる骨密度水谷裕子
211まるまった干し草のなかにはアリス斉尾くにこ
211固い盆地に惘惘と待つやつらの鼻斎藤秀雄
211薬師寺が実家なのです帰ります千春
211銀食器鳴らして五七五数える笹川諒
211金色のブラが透けてる割烹着涅槃girl
211斜め上からニュートンが来る佳5
211竹の皿じいちゃんをまた思い出す真島凉佳4
211正論を期待しすぎた障子紙福村まこと佳3
211はいチーズ等間隔の羞恥心ペンギンおじさん佳2
211五分後の夢に五月が映らない未補佳1
211妹が不気味な花になっていた石川聡
211右折して時間通りじゃない検査雪上牡丹餅
211家に馴染もうとブックカバー外す藤井智史
210新緑のエールを受けて買い出しへ徳重美恵子
210コロナ退治アマビエ描きゲゲゲのゲ田原勝弘
210買いだめをするなと煽るマスメディア澤井敏治
210医師よりも親身な声の薬剤師松澤秀幸
210記憶領域を山羊に食われる抹茶金魚
210ベランダで月と抱擁してる妻麦乃
210最終便はところてんの夢です千春
210良寛様とチーズケーキを詰める箱千春
210粘り気が出たらそろそろ陸になる西沢葉火
210恋人は消毒液に浸けましょう真島久美子
210地球から来ないでくれとお月さん小林祥司
210ももいろ魚族毛の橋に医師誤算となる斎藤秀雄
210濃厚な夜を詩にはる29時奥間空
210_ぴんぼけのちいさなうそをあたためる_杏野カヨ
210愛情の歪みに合わせた文字化けカズマ
210谷間から虎が零れる山月記いなだ豆乃助
210やましさで西日がはしゃぐおままごと浅井誠章
210掘られない井戸が歌っているホテル未補
210充電が切れて睫毛が抜けていく水城鉄茶佳5
210みゆっと曲がる心臓の一部分斉尾くにこ佳4
210したくてもできないけれど目が白い佳3
210関西のサイズで是非を問う木馬福村まこと佳2
210横綱の手形がついたバイオリン涅槃girl佳1
210収集日には色のないビール瓶都いとり
210雲丹ご飯食べる九十九日目真島久美子
210やわらかいパンツですから手を引いてさこ
209Stay Home 趣味・特技から書き換える都いとり
209メレンゲによる大岡裁き
209スマホ桜をさかなに君と
209「攻めてる」と言われたいから攻めてます雪上牡丹餅
209ジッパーを下げる仕事に就きました尾崎良仁
209着ぐるみでデスマス調になる会話颯爽
209_思い出は体にわるくいい匂い_杏野カヨ
209サシスセソ舌が回らず火が点かず小林祥司
209小国の国史のようなヴァイオリン笹川諒
209在来線顔見知りから減ってゆく徳重美恵子
209口ぶりに奇数のような棘があるヨッシー
209俳人のメール朝焼け連れてくる千春
209春らんまん忘れてしまうマイナンバー斉尾くにこ
209花びらの速度で落とす好感度西鎮
209パトロンらいらだたぬ昆虫に心を寄せ斎藤秀雄
209東京のいいところだけ舐めてきた袴田朱夏
209きみはかわいいけどいつか椅子になる朝野陽々
209餌づけした山羊がいるので眠りたい抹茶金魚
209点線に沿って転がるヘソのゴマ涅槃girl佳5
209ステイヒア言われた夜の寝小便西鎮佳4
209そら豆を放り込むほど大人びる浅井誠章佳3
209「ずっと夜…」小惑星のひとりごと奥間空佳2
209中指を深爪にして引きこもる佳1
209嘘ついて象の尻にも笑われるさこ
209眩しいとか美しいとか教えないあさふろ
209平凡な蛍を引いた個体数西沢葉火
208窓ガラス越しに春が通り過ぎる彦翁
208満開のサクラ今年は色がないアゲハ
208話し上手な第二関節
208人目避けそっと見ました花吹雪澤井敏治
208ニセモノのクリームパンと夢うつつペンギンおじさん
208速報で歩きスマホの金次郎松澤秀幸
208影武者を雑木林で組み立てる福村まこと
208締切の向こうにペンを投げている袴田朱夏
208姉さんのよりも奇抜な乳母車都いとり
208緑でしょ幸せそうに見えるでしょ尾崎良仁
208落ちる夢みる夢をみる笠地蔵あまの太郎
208ワンコインかぼちゃスープになっていく徳重美恵子
208投げキッス四月の窓にハム太郎水谷裕子
208窓枠に刺さった月が否定形さこ
208前頭葉やわらかにする春キャベツ田原勝弘佳5
208誤読にはレモネードがよく似合う笹川諒佳4
208老人の近くに効果音がない都いとり佳3
208卒業に校章入りの不発弾福村まこと佳2
208返事まで少し間があく飾り窓西沢葉火佳1
208ひしめく階段しばらく0を空に逃がし斎藤秀雄
208動物と話せずアボカドの発芽未補
208日差しの中でドードー鳥に告げること千春
207面白くないほうばかり薔薇がつく袴田朱夏
207ハグしていいですなんてバカヤロー真島美智子
207ハンドル握る弁慶になる
207世は騒ぐ花は花だと咲き誇る田原勝弘
207歌わない何も咲かない夜もいい麦乃
207情念が薄めるブラックコーヒー西鎮
207顔中のニキビはどれが恋だろう真島凉
207キーボードあらゆる愚痴を受け止めるアゲハ
207延々と髪さわる少女と本社崩す斎藤秀雄
207合格の姉がずーっと先を行く真島芽
207炭酸に指を浸して面白い水城鉄茶
207蓄積の眠眠打破に狂う神藤井智史
207骨折をしても通勤したシャベル徳重美恵子
207全部嘘なのかも七味唐辛子浪速のマッキントッシュ
207自粛要請マリモの水を替えながら真島久美子
207地雷ですわたしを好きにならないで浪速のマッキントッシュ
207青林檎どれも名無しのラブレターtoron*
207海豹が行く手をふさぐ通学路涅槃girl佳5
207濁点の打てない音のまろやかさヨッシー佳4
207シェルターと呼ぶまでもなく落花生西沢葉火佳3
207宅配のバイトをやめて海を見る未補佳2
207タメ口に移行する伝言ゲーム都いとり佳1
207ほうれん草がほうれん草が爆破して千春
207首都封鎖して進まない紙芝居都いとり
207お話のつづきにつづきエビフライ斉尾くにこ
206消毒液にアロマを足しちゃダメかなぁ真島芽
206合格をしたらだいたい許される真島凉
206黙々と爺の仕事は食べる事田原勝弘
206スマートフォンの向こうに咲いている桜有村桔梗
206こってりとバルサミコなどいかがです澤井敏治
206牛昇る不吉な雲より遠い場所に斎藤秀雄
206書類とともに死者の文字を捨て去る抹茶金魚
206スペードの女王に似てる隣の子麦乃
206パソコンが海につながり手汗かく水城鉄茶
206地獄から追い出されてもあひる口ペンギンおじさん
206雨傘を閉じてフリーハグの列に都いとり
206夕陽おち鯨の胸に飛びこんだ千春
206そういえば昨日別れるはずだった薊屋ろむ
206口を割るパスタの上の目玉焼き斉尾くにこ
206式典の代わりに咲けよ大桜豆錫
206汽笛なく白蝶貝の口ひらく水鳥
206虹色になるから月末を待とう真島久美子
206泣くときは自己申告がいるサクラ徳重美恵子
206バックミラーを覗いてアメリカの荒野枡英児
206うやむやにしたくてタコ足配線尾崎良仁
206政策を決める筋肉ルーレット雪上牡丹餅
206予約より遅く呼ばれる捨頭巾菊池洋勝
206空咳の音でひらいた大辞林toron*
206駆け落ちのついでに苗を引き受ける未補
206アップデートばかり繰り返される春狂里佳5
206マッチングアプリとしては力士です佳4
206踊り場で振り付け直す誕生日福村まこと佳3
206ママ友と焚き火を囲むギタリスト涅槃girl佳2
206ドアノブにいのち与える女学生あまの太郎佳1
206草食の菜切り婚礼にて振るう藤井智史
206カギかっこだけで都市計画を練る袴田朱夏
206昨年のスイカの音が届かないあさふろ
205口パクのライブにずれるハイタッチ都いとり
205段ボールから浦島太郎
205待ち合わせ美空ひばりがまだ来ない颯爽
205ポイ捨ての車はたぶん宇宙人直井哲生
205紫の空見て消したスマホの灯l996
205生きてきた証拠に墓誌に赤い文字柊無扇
205水槽のなかで餃子の口があく斉尾くにこ
205どうしてもあなたになびくクロッカス浪速のマッキントッシュ
205説教を受け流してるレモンティー涅槃girl
205逆襲果てて役場が石切場となる斎藤秀雄
205逆光の石膏像を黒く描く西沢葉火
205スポーツのそもそもとして無観客ヨッシー
205コンタクトレンズに柚子と柚子胡椒あさふろ
205げらげら笑う油揚げの味噌汁千春
205_花と雪ぜんぶこの世のことである_杏野カヨ
205目の前の桜に五分殺される藤井智史
205父曰くプテラノドンの漂流記あまの太郎
205独り居のトルソへ刺さる嫉妬の目颯爽佳5
205名をつける前に桜が売り切れる未補佳4
205まぼろしの店主に会釈する売地佳3
205うっかりのしだれ桜につけいられ水谷裕子佳2
205死に際のありがとうだけ鳩の声さこ佳1
205靴音であなたとわかるダメな耳袴田朱夏
205持ち歩く匂いのしない金の斧よーこ
205エデンからだいぶ離れて吐いた唾西鎮
204訊かれても俺は遅さの専門家袴田朱夏
204挨拶を覚ふ娘の雛祭菊池洋勝
204蛇口からぽとりと言葉思いだす彦翁
204はっとする車の奥の水たまり
204ガラクタの俺ごとき夢さ暁サトシワタナベ
204路地裏の千手観音ゆめを買うあまの太郎
204早耳で思わせぶりな茹で卵颯爽
204マンボウが滑り台から落ちてくる浪速のマッキントッシュ
204納豆を混ぜているから撃たないで
204うたた寝をしている神のそばで寝る麦乃
204眠れない化石になったはずなのに尾崎良仁
204善悪の狭間に座るミルクティーペンギンおじさん
204世が斜め夕陽へ前のめってみる石川聡
204転居するニッケルオデオンの匂い西沢葉火
204錆びついた屋根に登って花をみる西鎮
204全面に罪と書かれた包装紙涅槃girl
204敬虔な信者としてのおとしまえ西鎮
204湯たんぽへとろけるチーズのせました斉尾くにこ
204遺失物ページにドラえもんの鈴真島久美子佳5
204まきびしがたくさん舞えば春の風浅井誠章佳4
204朝起きてすぐ階段の真似をする水城鉄茶佳3
204球根の野心に和えるマヨネーズ福村まこと佳2
204クラシックギターに隠す閏年toron*佳1
204目薬の色で桜はポンと咲く真島久美子
204番号を探して消した缶ピースl996
204トイレットペーパーはある窓が無い未補
203十八歳教に入信する狐藤井智史
203カウボーイのぐるぐるに飛び込む猫抹茶金魚
203回帰する元気印のトマト味麦乃
203焦げ目がついたペーパーバック涅槃girl
203液状化してゆく花で七ならべtoron*
203豚バラの脂をめくり朗読すあさふろ
203失恋の度にATM壊れ藤井智史
203バス停へ鳩の巣を持ち会いにいく千春
203復活は近い臀部が引き締まる直井哲生
203てへてへときみとルールの裏側へ斉尾くにこ
203伝説の生き物だけど生臭いペンギンおじさん
203白い目が来るから舟に乗らない日未補
203蜘蛛の巣に販路拡張するパセリ福村まこと
203呼びかけにわりと素直なパンタロン
203古紙回収なまえも混ぜて出しておく徳重美恵子
203空白のセルに埋め込む卵焼きさこ佳5
203祖母傘寿ドリンクバーは夢の国浪速のマッキントッシュ佳4
203部屋干しが乾かぬ妻が蹴ってくる尾崎良仁佳3
203腰のないうどんをいつまでも冷ます西沢葉火佳2
203足裏に生えた翼を踏んでいるさこ佳1
203ラッキーが山ほど降っていて濡れる真島久美子
203日の丸の赤を蛍光ペンで塗るよーこ
203目の前の人のふくらはぎがかゆい斎藤秀雄
202つじつまの合わぬ下着でデイト中斉尾くにこ
202韓流のお化粧品で春を塗る真島芽
202メルアドと烏賊を交互にのせてゆくあさふろ
202Skypeで話し掛けてくる天狗浪速のマッキントッシュ
202夜が更ける動物園のセミダブル藤井智史
202それぞれの太陽抱いて氷点下真島久美子
202正論の真ん中にある刀傷福村まこと
202言い訳がうるさくなった沈丁花石川聡
202会見にトイレも含まれています袴田朱夏
202ごちゃごちゃの動物園を持ち歩く千春
202一言で凍りつかせた女王様雪上牡丹餅
202お雛さま正視できないサングラス水谷裕子
202グルーガン撃ちあい愛を深め合うまつもともとこ
202議事堂に去年の桜咲き誇る田原勝弘
202頭皮から勉強しろという油真島凉
202人生は辛いね冬のアイスティー真島芽
202三月の角を丸めるカーディガン水鳥
202満月が昇ると曇る窓ガラス彦翁
202居酒屋の中心点で浮く尾びれ西沢葉火
202時計回りに味噌汁を飲む涅槃girl佳5
202コンビニのおでんに箸は二膳貰ふ菊池洋勝佳4
202長考をすれば震えてくる毛先都いとり佳3
202さむらいのサイズ三角形の町斎藤秀雄佳2
202交通の要所の顔で立つ老婆西鎮佳1
202わさび漬けに身を潜ませる潔癖症八郎
202叔母さんと木星つなぐファクシミリあまの太郎
202人肌に温められた鉄格子
201タクシーを止めたムカデを知っている
201デマを言うカップにチョコが心寄せ水谷裕子
201架空の男架空のしゃもじ水城鉄茶
201鉄道の繋ぎ目の音聴いている西鎮
201洗濯がされぬカーテン開かぬ窓麦乃
201恋心伝えず終わるテストの日雪上牡丹餅
201月光に畑の鼻がのびざかり斎藤秀雄
201妹の瞳に住んでいるマムシあまの太郎
201手で開ける死んでしまった自動ドアペンギンおじさん
201冬眠のカエルを起こす父の舌あまの太郎
201虹たぐり寄せて二輪車ひきずってtoron*
201幻聴が雫になって砂時計あさふろ
201白い子どもと石蹴りの音サトシワタナベ
201コンタクトレンズ浮かべておく浅瀬都いとり
201しっかりと寝癖がついた夢を見る藤井智史
201短編と書かれた帯をほどく人西沢葉火
201太陽の塔に近づく二こ飛ばしさこ佳5
201遅刻してしまうバスタオルが濡れて都いとり佳4
201冷蔵庫とトイレを結ぶ貨車抹茶金魚佳3
201回転する菊は宇宙へ飛び出す抹茶金魚佳2
201診察番号かぼすが揺れている千春佳1
201振り切れるまで振ってみる常套語真島久美子
201悴む手よりスマホ決済の音菊池洋勝
201風船を結び乾電池は捨てる未補
200ひょうたんのようにベルトをきつく締めヨッシー*
200判決を聞き逃してるオノマトペさこ*
200お義母さん歯が風邪をひいちゃってますかしくらゆう*
200最初にパーこれはいけないことですか澤井敏治*
200AIが人類の影裁きだす武良銀茶*
200YouTube見るな着替えろ片付けろ真島久美子*
200おにぎりを登って水筒を占う抹茶金魚*
200第二ボタン嘘つけないね冷たいね尾崎良仁*
200適当に愛してるからややこしいまつもともとこ*
200肺炎を封鎖出来ない封鎖国田原勝弘*
200右利きを辞めて裏声まで戻る未補*
200折り畳み式の神社で餅を焼く千春*
200夢を見た金平糖が先に死ぬ千仗千紘*
200残したらくさる愛妻の弁当かしくらゆう*
200合言葉を干すのにちょうどいい天気笹川諒*
200うな重が眠る一眼レフの旅水谷裕子*
200響くことなくて平和な警報器小林祥司*
200小賢しい春が起きだすソーダ水水谷裕子*
200これからもプラスチックをよろしくね水城鉄茶*
200頂上の見えない土地を探す旅西鎮*
200冷凍のパンジー元気ですオハヨ真島美智子*
200肉球にふれたら春が生まれそう水鳥*
200泣きそうな空を支える地平線麦乃*
200制服は盾になってはくれません真島芽*
200太りすぎたノラ犬はもう野良じゃない直井哲生佳5*
200既読スルー明日は晴れるらしいけど尾崎良仁佳4*
200いちごパフェ食べ終えるところまでが恋有村桔梗佳3*
200二月です解凍中の春の夢彦翁佳2*
200アルコール除菌済ませた涙です斉尾くにこ佳1*
200気晴らしに恋の涙と会話するてつろう人*
200電球のかたちに夜が遠ざかる斎藤秀雄地*
200鶴を折る指にスマホの嫉妬心福村まこと天*
200むかつくと改行キーを連打する八郎*
200ひょうたんのようにベルトをきつく締めヨッシー*
200折り畳み式の神社で餅を焼く千春*
200波の音を採譜する日がやってくるいなだ豆乃助*
200冷凍のパンジー元気ですオハヨ真島美智子*
200難破船みたいな店のモーニング浪速のマッキントッシュ*
200合言葉を干すのにちょうどいい天気笹川諒*
200肉球にふれたら春が生まれそう水鳥*
200こたつから出てきた猫であたたまる有村桔梗*
200敷居には小鳥の種が蒔いてあるあさふろ*
200小賢しい春が起きだすソーダ水水谷裕子*
200風船の線の先から伸びる滝浅井誠章*
200右利きを辞めて裏声まで戻る未補*
200これからもプラスチックをよろしくね水城鉄茶*
200響くことなくて平和な警報器小林祥司*
200判決を聞き逃してるオノマトペさこ*
200既読スルー明日は晴れるらしいけど尾崎良仁*
200うな重が眠る一眼レフの旅水谷裕子*
200鋏から逃れる期限切れカード颯爽*
200二月です解凍中の春の夢彦翁*
200電球のかたちに夜が遠ざかる斎藤秀雄*
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200バスを待つ間に見えた空のへそ芍薬*
200沈黙と白紙が続く紙芝居涅槃girl*
200水出しのコーヒーになる受験生真島凉佳5*
200アルコール除菌済ませた涙です斉尾くにこ佳4*
200AIが人類の影裁きだす武良銀茶佳3*
200偏差値の振り子も止めるいじめっ子てつろう佳2*
200YouTube見るな着替えろ片付けろ真島久美子佳1*
200太りすぎたノラ犬はもう野良じゃない直井哲生人*
200鶴を折る指にスマホの嫉妬心福村まこと地*
200もう星と呼べない星の青い色あまの太郎天*
200既読スルー明日は晴れるらしいけど尾崎良仁
200願っていいよパンダだからね平出奔
200ぎりぎりで氷柱握って十五歳水城鉄茶
200お互いの奥歯を埋めるさみしくてあまの太郎
200適当に愛してるからややこしいまつもともとこ
200節分の豆をひと粒かじる義歯彦翁
200最初にパーこれはいけないことですか澤井敏治
200夢見ても夢見てもまだ足はある
200鯛焼きの尻尾に届かない悲鳴颯爽
200神様の届く範囲でテナガザル西沢葉火
200新酒とくとく仏様カンパーイ真島美智子
200夢を見た金平糖が先に死ぬ千仗千紘
200アルコール除菌済ませた涙です斉尾くにこ
200バスを待つ間に見えた空のへそ芍薬
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200養命酒さかさに立てて保存するtoron*佳4
200誠実に木には見えないものとして来栖啓斗佳3
200鶴を折る指にスマホの嫉妬心福村まこと佳2
200七つ目の帽子を拾い富山県千春佳1
200難破船みたいな店のモーニング浪速のマッキントッシュ
200ルンルンが小さな影でもんもんに武良銀茶
200水出しのコーヒーになる受験生真島凉
199半分は誤読していい漂流記笹川諒
199許されているおっぱいプリン
199留守番は苦手電マは懐かない未補
199暴れだすジークジオンの無駄遣い藤井智史
199錦絵を飛び出す蛸の悶絶死福村まこと
199夢Bが来て夢Aは破裂する斎藤秀雄
199茶柱に運を委ねている老後彦翁
199タピオカが大人になって雨蛙まつもともとこ
199久々の帰省ピンクのハイヒールかけ野大
199山だとおもってみているとだんだんこども大橋凜太郎
199うれしいを並べて冬の中華まん斉尾くにこ
199ドアノブに触れた手のひら過疎の村尾崎良仁
199遠くまで見えてる顔の三歳児西鎮
199ドローンが案内役の観光地かしくらゆう
199今泣いたカラスが笑う絵文字たちヨッシー
199天井の白さが満ちるピクニックtoron*
199耳元でciaoと囁き消えた蜘蛛涅槃girl
199満開の寂しさとしてラベンダー水鳥
199テーブルにこぼした人はただの白西沢葉火
199死ぬときは透き通らない翅がいい袴田朱夏
199春先の回転寿司のまじない師あまの太郎
199ト音記号に舐められている水城鉄茶
199三月の風いらんかとカタツムリ水谷裕子佳5
199花柄にミスリードして師範代さこ佳4
199謀叛にはいい頃パスタ量ろう千春佳3
199バーチャルの手が旧姓を離さない都いとり佳2
199面長の猫が怖くて目を閉じる水城鉄茶佳1
199トマトにも止まる権利をあげる穴芍薬
199虹色のレジャーシートを隠し合う杏野カヨ
199跳び箱をあけたら家に帰れないいなだ豆乃助
198ヤクルトをあげる知らない人だから斎藤秀雄
198リズム感なくて包丁から折れる都いとり
198ふぐ刺しが浮き彫りにする下心八郎
198イチャイチャを諭すドライブレコーダーまつもともとこ
198正月がするめになって道を説く
198水深をキスの数だけ上げる愛浅井誠章
198コカ・コーラ二十八時の駅に立つtoron*
198あんぱんと犬のちからを信じたいいなだ豆乃助
198噴霧器が描いた虹に不仲説颯爽
198アナウンサーの寝癖の角度芍薬
198罫線はコースロープか字が凭れヨッシー
198澄んでいて水際だとは気付かない斉尾くにこ
198タピオカが涙で飾る春の丘水谷裕子
198半分に切った神話が匂いだす笹川諒
198天窓を閉めて転職を伝える都いとり
198圧力をすり抜け丸み増す楕円かしくらゆう
198円陣の真ん中にいるペルシャ猫霧島絢
198おばちゃんがサンダル脱げばもうアジア尾崎良仁
198全集のにおいが指に移りゆく水城鉄茶
198同性のヘルパーとしか話さない菊池洋勝佳5
198数字をへこませて海峡がひらく抹茶金魚佳4
198三次元生きるペラペラな存在藤井智史佳3
198逆さまのままハンカチの箱ひらく斎藤秀雄佳2
198白鳥を眠らせている膝枕西沢葉火佳1
198弁護士のくちびるがやや腫れている青山祐己
198てのひらの浅瀬に落とす未来の歯未補
198傷ついた雉鳩ねむる貴賓席涅槃girl
197ゼクシィの付録欲しがる三番手まつもともとこ
197僕の詩は百パーセント自前なりヨッシー
197補聴器の耳にも届く春の音澤井敏治
197霜焼けのトマトのギュッとしたところ尾崎良仁
197お互いに見えるところに鍵括弧杏野カヨ
197内視鏡届かぬ先の痒みかな菊池洋勝
197ビンゴゲーム最後の玉はユダだろう真島久美子
197信頼の角を齧っているねずみ彦翁
197手のひらの弓兵がまた減っている笹川諒
197標識はみかんの汁で書いてある
197全国に評価されてた自虐ネタ雪上牡丹餅
197観覧車透き通りゆく翅の音麦乃
197タイプライターが知らない雪の音toron*
197少しずつ跳ぼうとしてる杏子ジャム浪速のマッキントッシュ
197カナリアの自白にしては罪深い
197引っ張った紐についてたスフィンクス水谷裕子
197マラカスにジャイロ組み込む女学生浅井誠章
197骨格のきれいな順に雪となれ斎藤秀雄
197冬の桃座布団をひっくり返した千春
197ポニーテールに結い上げたなら 無音千春佳5
197整形を重ねた末の抽象画水城鉄茶佳4
197先生のバンパイアより赤い爪あまの太郎佳3
197亡き父と同じサイズの壺を買う涅槃girl佳2
197噴水に落ちてゆくエンゼルの影toron*佳1
197一〇〇〇のネコ型ロボが目を覚ますいなだ豆乃助
197リコーダーを並べて遠近法が狂う抹茶金魚
197無花果の葉の大きさで決まる席福村まこと
196透明なルールブックに気をつけろ西鎮
196箱舟の予約を急かす温暖化八郎
196米の中見え隠れする出初式浅井誠章
196液晶の言いなり外付けの進化糸篠エリー
196双子の兄を想って回る観覧車笹川諒
196言い訳の長さに語尾が立ち枯れる福村まこと
196ベランダに葉っぱ一枚届かない水鳥
196子を宿すはずだったのか熟し柿真島久美子
196隠語ごとちゃぶ台返しして大人袴田朱夏
196はむはむと半透明の海老心とわ
196脱出の鍵を落とした交差点麦乃
196ルーティンの途中で踏んだかたつむりtoron*
196落書きの白が自分の舌にある都いとり
1961ページ毎に酸味が強くなる都いとり
196翼はためくスカートの下
196添い寝してもらうから発酵してよ千春
196雨の中種を探して歩くハト雪上牡丹餅
196ドーナツに注ぐ紅茶が零れない抹茶金魚
196繭玉を振れば乾いたへその音西沢葉火
196下駄箱の中で光ってしまう靴芍薬
196楔形文字から消えた古タイヤあさふろ
196縦縞の韃靼人は纏まらぬいなだ豆乃助
196ヒッピーと分け合うミルクパイと嘘あまの太郎
196新しい靴に喧嘩を売るチワワかしくらゆう
196「太ったの」ポインセチアのアーチから斉尾くにこ佳5
196丸めると鶴の形になるポンチョ涅槃girl佳4
196ラザニアの幻臭がする遠未来有無谷六次元佳3
196不審者じゃないとあったかウインナー水谷裕子佳2
196焼きそばの裏にかかっている梯子斎藤秀雄佳1
196救済の口約束をして回るl996
196疑いもせずに転がる頭痛薬真島久美子
196目印にならない花で歯を磨く未補
195一か八か記念切手のラブレター武良銀茶
195申し出が唐突なので虹をほどいてしまった千春
195おめでとう言っても無駄な爺と婆田原勝弘
195矢印のおあそびで建てるビル群l996
195人に焼酎に欠けてる芋臭さヨッシー
195蝶々の体重風に聞いてみる真島芽
195デコトラのように荒ぶる餅つき機水城鉄茶
195はだかだと言われ逆ギレするおとな
195鼻水と高解像度ディスプレイ都いとり
195乱れはじめる雪の葬列涅槃girl
195凧揚げぬ子育てをした自己嫌悪澤井敏治
195強かな男の長い舌を切るまつもともとこ
195泣きながらローラー滑り台登る甘酢あんかけ
195レトルト食品減りゆく祖母の家狂里
195フォトは褪せ想い出がほろほろと降る糸篠エリー
195冬を見ていたのか人を見ていたのか真島久美子
195悲劇なら角を左に曲がります
195情熱を履き違えてるカツカレーペンギンおじさん
195お笑いをバケツリレーで組み立てる福村まこと
195しかし日付は革製の鍵の中斎藤秀雄
195ボールが回るたび言葉が生まれる抹茶金魚佳5
195砂丘から剥がれた鳥は爪になる未補佳4
195月光をはじいてしまう椰子だからtoron*佳3
195タンポポの涙を北風が奪う真島凉佳2
195断片の記憶でレース編んでます斉尾くにこ佳1
195豊胸を拒否し続けているガラス雪上牡丹餅
195青かびがあの子の顔になる詩論来栖啓斗
195網棚に伏せたページの天秤座西沢葉火
194Eテレに出たくて棘を毟るバラまつもともとこ
194ファミリーマートの家族もみどり冷川響
194ゆで卵 知らないことを恥じなさい水城鉄茶
194「個人の感想です」連呼のラジオ雪上牡丹餅
194カラコロと天神さまへ弾む恋岩根彰子
194舟盛のつまに紛れる下心八郎
194念力でジンバブエまでシャボン玉浪速のマッキントッシュ
194_二十足す二十は四十誕生日_杏野カヨ
194ドクダミと笑いのツボを審査する水谷裕子
194カーソルを置く初夢は揺れていて都いとり
194独りだと思うときの海でいてね袴田朱夏
194拳から零れるマグマらしき声真島久美子
194すべての椅子にしっぽが生える抹茶金魚
194道に落ちてた天使から犬の臭いペンギンおじさん佳5
194前世もひねくれ者のさかまつ毛犬井隆太佳4
194オークション高値のついた雪だるまかしくらゆう佳3
194玉雪に押し潰されたピラミッド涅槃girl佳2
194体温計色のソースをぶちまける冷川響佳1
194花ひらくようなからだのない右手斎藤秀雄
194マンホール毎に童話の表紙裏西沢葉火
194巣箱燃え尽きて回収される釘斎藤秀雄
193イートイン対象外の痴話喧嘩芍薬
193自転車の修理もできる牛乳屋ヨッシー
193非核化にチキンレースは不釣り合い達吟風子
193ポンコツじゃなかった部位へ感謝状麦乃
193自分史にオフホワイトのしゃぼん玉水谷裕子
193予定とは変わるものだと言うスマホ彦翁
193将来は銀河系にと目玉焼き西沢葉火
193液晶が此岸の蛍へと変える糸篠エリー
193信号を渡って受動態になる笹川諒
193両翼が違う男に恋をするかしくらゆう
193永遠に勝負をつけぬ指相撲武良銀茶
193ガッチリと未来固めている苦汁藤井智史
193極彩色のスマホケースを棄てる西鎮
193招かれた礼も書けない年賀状柊無扇
193湯豆腐のほとりを散歩するふたり斉尾くにこ
193暴力の都しばりのカラオケ屋川合大祐
193メーテルになってローカル線に乗る真島久美子
193全員がただのじいさんの外側袴田朱夏
193瞬いています十二月のナイロン束子岩根彰子佳5
193リンクも何もキミの輪郭サトシワタナベ佳4
193素敵な戦場の電話番号千春佳3
193逆さ帚で掃いている鱗雲toron*佳2
193有人の窓となんどもすれ違う抹茶金魚佳1
193お色気が消えて天使のおばあちゃん小林祥司
193千人の自分から美人を探す雪上牡丹餅
193惣菜を温める順番を聞く菊池洋勝
192かまぼこの硬さで話すツイッター甘酢あんかけ
192ノリツッコミが間に合っているオフィスいゆ蘭
192夕闇の過程になって目を閉じる池田輔
192君が好きあなたが好きと静電気小林祥司
192空にする婚活trashbox藤井智史
192ファミレスでエスメラルダの愚痴を聞くひかる
192通学路急に始まるテコンドー水城鉄茶
192昔からカシューナッツな奴だった水鳥
192へいこらがおいこらにああおまえもか
192階段を転がってくる地中海斎藤秀雄
192勝てなくて鳥獣戯画を出られない糸篠エリー
192かまぼことかまぼこ板の心中物笹川諒
192ポリバケツ故意に置かれた夢の街浅井誠章
192_あおぞらはのっぺらぼうのさみしがり_杏野カヨ
192向きを変え擦る蛇口の煤払い菊池洋勝
192片方の靴下に穴聖夜かな菊池洋勝
192密会の椅子取りあった停留所福村まこと
192出国の音を盗るパントマイマー未補
192眠気をふりほどけば生き仏の尻尾千春
192借りてきた漬物石に刻む鶴涅槃girl
192にんじんが舞台の袖で泣いている冷川響佳5
192鰐と相席ささみ注文サトシワタナベ佳4
192カフェラテの泡の密度に立ち眩む西鎮佳3
192シンティ・ロマみたいな名前だが薬笹川諒佳2
192正座して螺旋階段を眺めるあさふろ佳1
192二重跳びしてるときだけ見える星ペンギンおじさん
192兄弟の蒸発前に傘を貸す川合大祐
192読んでいるのに白鳥になる手紙斉尾くにこ
191すっぴんのキティちゃんから口説かれる芍薬
191網棚で冤罪晴らすスポーツ紙福村まこと
191_万人に嫌われたくて花になる_杏野カヨ
191裏側を知って食べられない果実日向彼方
191ブラックホール抜けてウフフのポリ袋澤井敏治
191花見客みんな消されていなくなり柊無扇
191つつき合う鍋に偽善が浮いてくる糸篠エリー
191モノクロ眼鏡で見てもカラフル
191手拍子の一瞬は気を抜いてみるいゆ蘭
191手が遅い上に完璧主義であるヨッシー
191親指とはなみずのサービス
191泣きやめば斜め右から降る天使尾崎良仁
191円周角で学ぶ八方美人雪上牡丹餅
191自虐者の磔である固定ツイ甘酢あんかけ
191霧を抱くマルゲリータを真ん中によーこ
191知恵の輪をプールサイドに投げ捨てるtoron*
191凍てついたサーカス小屋の抱き枕涅槃girl
191チェイサーと言って気まぐれを差し出す未補
191指先を切るA4の化合物真島久美子
191ほとんどが紐ビキニだと聞いてます水城鉄茶佳5
191造花からルンルンの汁あふれだす斎藤秀雄佳4
191嘘をためらうジェット機の影麦乃佳3
191再生ボタンがあるこの先から燃えるいゆ蘭佳2
191ボラギノールの静止画は春ですか池田輔佳1
191諦念を学芸員に見せに行く笹川諒
191工員を運ぶ車の排気量西鎮
191湯豆腐をダブルクリックする不倫福村まこと
190目障りなタイムラインの草を刈る甘酢あんかけ
190納豆のためにそこまでしますかね水城鉄茶
190柿届くお日様並ぶ段ボール井上雅代
190断った勲章入れるレジ袋颯爽
190続編にまだ浮いているアレやコレ真島久美子
190生ハムの生にナイフを入れてみる斎藤秀雄
190取り乱す月の真下にある吐息浅井誠章
190はじめての機械はいつも人見知り麦乃
190くびすじをたどれば匂う地下通路toron*
190底辺の気持ちになれぬ二等辺西鎮
190じいちゃんが川で助けた森三中芍薬
190赤い靴ガラスの靴を売るサイト糸篠エリー
190丸ビルの施工図面なのでしょうかあさふろ
190てんてんがてんてんてんになる時刻袴田朱夏
190緑青のふりかけ食べて遠い夏ひかる
190一本の補助線に似た飛んだギャグヨッシー
190ダム底に沈んだままの仕掛け凧涅槃girl
190膨らませてから渡せばお守りだ笹川諒
190午後からは光る網戸に隠されて西沢葉火
190さびしくて二段階右折が見たい笹川諒
190画面見て年当てごっこ老夫婦沙羅粗伊
190地層をめくり猫のくるぶしの骨抹茶金魚
190唇をはなれてすべる新幹線石川聡佳5
190セーターのほころび隠すフラダンス水鳥佳4
190ぷにゅぷにゅを遊ぼう今日はうさぎのお斉尾くにこ佳3
190グレゴリオ暦問い直す誕生日雪上牡丹餅佳2
190白線に残されている靴の紐冷川響佳1
190男前豆腐脱臼してはるわ岩根彰子
190汚さぬように無所属であるように斉尾くにこ
190牙を失えば村人役なのにいゆ蘭
189エアリプを虫取り網で子が捕獲甘酢あんかけ
189ほっこりのおこたにほっと滅茶苦茶茶斉尾くにこ
189滑り落ちそうで「令」の字馴染めないヨッシー
189改札口公私の道を入れ替える田原勝弘
189不器用で左を向いて生きてますまつもともとこ
189ハンモックから落ちる国会しゅっぽん
189妻の音子の音今朝のキックオフ糸篠エリー
189ぬすっとを追いかけていて迷う道西鎮
189AI社会のどこに性差があるだろういゆ蘭
189軒下で鈴虫を飼う理髪店涅槃girl
189傷ついた夜の鞄に青林檎尾崎良仁
189マスクの下のブタになるはな
189美しく生まれただけの毒林檎真島久美子
189寝台の笑顔が透けるパラダイス浅井誠章
189通路側歩くオフ会上級者芍薬
189弁当食うて牛が四頭藤井智史
189当たりクジいっつも話し中であり岩根彰子
189総集編だから手のひらを見せてtoron*
189シチューにもアレルギーあり冬に入る菊池洋勝佳5
189鳩を射る抽象的な顔をして水城鉄茶佳4
189人間に罪を被せてピーヒョロロ西沢葉火佳3
189トナカイの鼻に誘われワインバー水谷裕子佳2
189デパートのすべての椅子のなかの鶴斎藤秀雄佳1
189マフラーをぐるぐる巻いて嘘をつく文月栞
189行き先が歪む電光掲示板雪上牡丹餅
189売れ残るパンに詳しい反抗期福村まこと
188パッと咲いたらパッと散る会雪上牡丹餅
188お祭りが終わりふつうのラグビーへヨッシー
188太陽の数だけ咲いた恋の花ひかる
188紅葉の川のせせらぎ白い息井上雅代
188文字列のすがたで貨物列車ゆくあさふろ
188_おやすみと言った人から羊色_杏野カヨ
188腎臓のかたちの物がきもちいいあさふろ
188Googleに囚われている過去の僕あぼがど
188ぬか床に人魚隠した手で食べるかしくらゆう
188歩き疲れて零余子になるよ笹川諒
188深爪のざわざわ波の到達点大豆
188未必の故意で押し花になる芍薬
188ワニらしく()の中は先に解く西沢葉火
188ジャズあればグラスの氷から溶けるいゆ蘭
188北風になって哀しいことを言う真島久美子
188親知らずスワンボートの逃避行中村佐貴
188ほそながい焚き火に揺れて豆になる斎藤秀雄
188微糖に甘えてばかりの半生よ空川実栄
188白線を空へ飛ばせば2ポイント水城鉄茶
188ニュートンが隠し持ってたイチゴパフェ水谷裕子
188着ぐるみのコアラとパンダゴミを出す藤井智史
188正体をあばくと骨の1グラム斉尾くにこ佳5
188蜘蛛の巣光る飲み屋の妃サトシワタナベ佳4
188銀杏に説得されているデート日向彼方佳3
188常勝を背負い野猿の浸るお湯福村まこと佳2
188へのへのもへの小顔にするのサトシワタナベ佳1
188個人情報掲げた板が透けている糸篠エリー
188番台に少し湿った果たし状涅槃girl
188泥の舟嗚呼招かれているのだな真島久美子
187仮装する必要のない体かな菊池洋勝
187名は体を表している優君寺井一也
187老人の朝は痺れているようないゆ蘭
187酒なしで10日過ぎたゾ生きてるゾ柊無扇
187門限があるようでない老いの日日澤井敏治
187王子様木馬に乗って夢を売る文月栞
187背くこと知らず終わりのないぬり絵福村まこと
187赤ペンでモグラ叩きの誤字脱字ヨッシー
187狛犬がスクワットする朝ぼらけ八郎
187街の灯が見えて眠りに落ちる猫麦乃
187占いに使われている心電図かしくらゆう
187印籠をかざすと回る観覧車涅槃girl
187石鹸にまだ丸かった昨日の手西沢葉火
187婆ちゃんもハイビスカスも絶好調岩根彰子
187続編の海は独りで対峙する真島久美子
187新聞を多少は読んでいるポスト笹川諒
187ためらいの在庫一掃して祭り斉尾くにこ
187最後まで礼儀正しいぼったくり
187まな板のなにもないところを刻む斎藤秀雄
187急行の椅子を撫でても遅刻する芍薬
187天井を見るしか能のない時計笹川諒
187振り上げたコーラの中の自己主張浅井誠章佳5
187騎士道に背くパンダの世襲制あまの太郎佳4
187新宿に出口があると聞いて来た斎藤秀雄佳3
187スクロールすればどれもが置手紙toron*佳2
187泣いてたら眩しいものを持たされた尾崎良仁佳1
187黒猫と平行移動し続ける雪上牡丹餅
187どんぐりをつぎつぎこぼすわるい靴箱森裕美
187新婚の熊と非番の検視官あまの太郎
186胃薬を二錠増やした雨男寺井一也
186ロキソニン飲んで忘れるボルタレンまつもともとこ
186まっかっか秋がハートになっていく真島芽
186自然薯はしつこく話す人が好き武良銀茶
186どこまでも多忙の花に水をやるサトシワタナベ
186からすうり引きずっている傀儡師よーこ
186年齢をネタにされても秋は秋真島久美子
186赤色のハート1+1=3真島凉
186とうめいな斬鉄剣でVR
186濃霧は晴らして入籍致します藤井智史
186予備校の窓に収まるひつじ雲toron*
186刺激物あってパスタが旨くなる麦乃
186蹄鉄を置き去りにしてファンファーレあさふろ
186とぼとぼと歩くスコップ持ちながら斉尾くにこ
186騎手になる夢諦めて葉鶏頭かしくらゆう
186顔色は白黒にして昼休み犬井隆太
186扇風機のいらない一日となった菊池洋勝
186ひつじ雲なごませ役のMVP斉尾くにこ
186チューリップの中で光る忘れ物雪上牡丹餅
186モザイクの童話で傘のバリケード福村まこと
186胸騒ぎアンパンマンのフラダンス水谷裕子佳5
186しましまを流れてゆけば檻の中水鳥佳4
186絵心は無いが案山子の顔を画く彦翁佳3
186たわしが花のふりをしている笹川諒佳2
186あひるになった父との対話佳1
186はじめから動物園にいない蝶芍薬
186告白のフォントに依存する返事いゆ蘭
186格子戸の向こうで虎は消えている西沢葉火
185ラブホテル正体あらわすクリオネ雪上牡丹餅
185大臣の椅子を揺さぶる週刊誌田原勝弘
185新品のラジオで「ひるのいこい」聞くヨッシー
185考えるふりする滝の王手飛車福村まこと
185靴べらが旨味を感じ始めてるあさふろ
185カーブミラーはずっと青空冷川響
185キャットタワー崩れて地球最後の日箱森裕美
185カワイイを小皿に盛ってチンをする石川聡
185生活を前進させるボールペン水城鉄茶
185ケチャップをかけて紅葉オムライス水谷裕子
185足つぼが僕だけ違う曼珠沙華甘酢あんかけ
185_守秘義務と守秘義務ぶつけ合って恋_杏野カヨ
185消えかかる虹を鑑賞していますよーこ
185童謡の中あたらしい海ばかりいゆ蘭
185ハッピーが燃え尽きそうでもうヒだけかしくらゆう
185寂しさが滴り落ちる通気孔涅槃girl
185白黒は保留ふわふわさせておく糸篠エリー
185デミタスの波紋が描く青写真水鳥
185銭湯で日焼けマシンの愚痴を聴く小俵鱚太
185敵か味方かわからぬ音符涅槃girl
185たまに靴の底を見ているひかる
185校長の椅子に生え出るたまご茸八郎
185給食のパンが明日からナンになる芦田緑
185穴ふたつ開けて病院から帰る抹茶金魚佳5
185遠くから呼ばれたように振り向けよ西鎮佳4
185じゃあ次は酸っぱくなってからおいで笹川諒佳3
185育てたら付加疑問文だった’斎藤秀雄佳2
185紫陽花のかたちを誰も描けない未補佳1
185正確な切手に閉ざされた葉書西沢葉火
185靴下を裏返し恩人になる芍薬
185バウムクーヘン剥がしきり自我ゆらぐtoron*
184恩返し主将の髭が頼もしいなごみ
184「棒立ち」と聞いてニヤつくお嬢様雪上牡丹餅
184抜け殻の助手席のクマうなだれて文月栞
184気がつけば卍固めにされた恋藤井智史
184なめろうとなめろうびとに端境期あさふろ
184ロボットになってから父がやさしいペンギンおじさん
184電車だと思う水平線の鳥斎藤秀雄
184銀杏の踏み潰されて毒を吐く岩根彰子
184思い出が詰まった箱に鍵は無い真島凉
184夜に飲む薬のオブラートがない菊池洋勝
184許し合う二人が並ぶラーメン屋真島久美子
184やさしさに自生している毒きのこ斉尾くにこ
184ちょっといい椅子に座って自転する茶川とかげ
184地下一階の宮本武蔵
184強情な蜩の背に北斗星西沢葉火
184リカちゃんの首を十円玉で買う芦田緑
184不揃いの記憶を包むぬいぐるみ福村まこと
184よく見れば実線でない地平線水城鉄茶
184リモコンで動く車で行く墓場文月栞
184整えた爪から鳥になるしくみかしくらゆう
184裏側の大牟田駅がバグで首都平出奔
184裏側を見られ嫌われてゆく白真島芽
184洗脳しても音沙汰がないあまの太郎
184片足をしまうピクニックの前夜いゆ蘭
184きのう行間で赤っ恥をかいた尾崎良仁佳5
184台風の目からたましい取り返す佳4
184金木犀は人妻でした佳3
184仮想空間にて伸ばすアキレス腱箱森裕美佳2
184百均で無傷のサハラ砂漠買う笹川諒佳1
184本を読むしか許さない読書灯真島朱火
184重力に従う笑わない子供toron*
184老人に配る試供品が旨い彦翁
183煽ったりしないペーパードライバー颯爽
183一人カラオケを自分で録画するヨッシー
183答弁にやけに大きな赤い羽根沙羅粗伊
183起こそうとする夢が五月蝿い麦乃
183角砂糖一つじゃ愛は振り向かぬ藤井智史
183鬱のザラザラで包丁研いでいる糸篠エリー
183泣いた赤おに知らぬ先生
183描きかけの父の自画像後ろ向き武良銀茶
183「奥さん」と呼べば脳裏の団地群小俵鱚太
183黒潮が靴と鞄を買いに来るあさふろ
183着ぐるみを剥がしおとなになるところホッと射て
183面罵されつつ板張りの節サトシワタナベ
183捜査線上に浮かんだ浮気癖西鎮
183朝四時の無地の空気の管理人斉尾くにこ
183いちめんのてのひらひかる花畑水城鉄茶
183本能のままに点滅信号機よーこ
183飴ちゃんのお礼すんなりハグされる澤井敏治
183遠雷の柔さに触れるラングドシャtoron*
183たましいの代わりに果てるHBペンギンおじさん
183折り紙の袴をいつまでも愛でる箱森裕美
183たのしみにされない人の視る画面袴田朱夏
183風が吹くから離せない和紙平出奔佳5
183泣いているふりして梅干しの真っ赤尾崎良仁佳4
183だるまだるますごい速さで転がって芦田緑佳3
183どうしても詩歌のような猫が居る笹川諒佳2
183見たところ貴乃花ではなさそうだ水城鉄茶佳1
183さざなみの錫を曲げても細い指榎本ユミ
183いきさつの固いところに肘をおく斎藤秀雄
183筆先が割れてもう一人の名前西沢葉火
182もう奇跡とは言わせない五平餅青山祐己
182今年こそ今年こそはとハルキスト澤井敏治
182よくしゃべる車だったね特に朝箱森裕美
182さんまより膝を笑わすスクワット八郎
182ちりとりが二つあるから羽にする真島久美子
182こぼれ萩諦めた人飽きたモノ岩根彰子
182ハイソックス履いて私の銀世界芦田緑
182一斉下校する列の祭りの日菊池洋勝
182変節にエスカレーターぎこちない糸篠エリー
182鱧の歯が生えてきてからうたえない草薙
182秋刀魚から秋刀魚の生えそうなロケ地未補
182二足歩行もできるくちびる
182エレキギターを弾くスナフキン梔子
182夕陽から貰う昨日のペンライト颯爽
182青鬼の口から匂うレモンティーあまの太郎
182死んだあとハイソックスに入る月榎本ユミ
182臆病な鈴虫が好き夜の蝶水谷裕子
182_薔薇の棘二十画目で狂いだす_杏野カヨ
182まえがみとあそんだぼくのいすはないいゆ蘭
182できたての音色が植えてある花壇斎藤秀雄
182借りてきた醤油のくせによく染みるペンギンおじさん
182ウオノメがぼんやりとするホットヨガ芍薬
182粉雪がマークシートを埋めていく涅槃girl
182一年ぶりに付箋のページをひらく有村桔梗
182順番に証拠となってゆくドミノいゆ蘭
182レプリカの海もえている四畳半toron*佳5
182ジャケットを脱いで火を消す准教授小俵鱚太佳4
182わたくしに飛び散るシャインマスカット斉尾くにこ佳3
182アザラシをライバル視するエビフライ雪上牡丹餅佳2
182新版であなたが遠くなった辞書笹川諒佳1
182何回も猫の崩した本を積む有村桔梗
182ばれぬよう弱気を吐いたマイボトル西鎮
182ゴミ箱が動いてそれが父だった袴田朱夏
181セクシーと言わせるためのインタビュー青山祐己
181返納はイヤと逆走して逃げる小林祥司
181約束を大切にしてブラの中多実果
181一階にも二階にも天井よーこ
181不夜城を嘲る百均のコスメ颯爽
181靴を揃えてくれるのは妻以外澤井敏治
181解像度を落として保存したカレー若枝あらう
181仲間割れ美を競い合うマスカット文月栞
181月光に晒されているEM菌箱森裕美
181ハンカチが鳩になるまで待っている箱森裕美
181居留守を使う透明人間麦乃
181どぶ底の春を形状記憶する藤井智史
18112時の鐘を鳴らして逃げていく雪上牡丹餅
181おまえのめでたい日にはめしを食うべ松本未句
181就活で半身浴が仇になるペンギンおじさん
181信号の右何色と聞くから、黄サトシワタナベ
181隠密をガパオライスで手懐けるあまの太郎
181イマジナリーフレンドたちと寿司を食う涅槃girl
181上半身と下半身が干されている抹茶金魚
181マナーとしてはでんぐり返し
181にんげんはきびしい 風にレモンの香水城鉄茶
181行き先を間違えた日の赤い海平出奔
181標本にしたい明太子の血筋西沢葉火
181巣箱から首だけ出して貼る付箋福村まこと
181あかい星あかい科学がほろぼせり
181筆算の線をずらしに来て過保護いゆ蘭
181空虚なるまひる線状降水帯斉尾くにこ佳5
181集団で咲くのをやめた彼岸花月火こよみ佳4
181空っぽの腹を跨いでいくガチョウ榎本ユミ佳3
181小道具の鋏で切れる赤い糸一音乃遥佳2
181平日の常設展の顔見知り大村桃二佳1
181バイク屋が田中角栄にふれる四線蛇
181ドナルドの首改札に押し付ける冷川響
181目玉焼きなら怖くなかった
180筆圧のないメールはゼロカロリー糸篠エリー
180マグカップ2回転分恋をする青山祐己
180遅れてごめん彼女と同じものを菊池洋勝
180_八重桜敵も味方もいやしない_杏野カヨ
180運命のように出てくるところてん松本未句
180ひきさかれもとめあうゾンビとゾンビ
180わたくしを一瞥もせずヘイマンボ澤井敏治
180「こち亀」を読み終えるまで試用期間月波与生
180さびしさを楽器にしないわるだくみ四線蛇
180正座して聞いた落語に泣かされた西鎮
180夕焼けをいくつ数えて排卵日麦乃
180正解は菊人形になりました
180言うことを聞かない指に見せる空芍薬
180従順な炊飯ジャーの立てる湯気真島朱火
180敗北感コロッケパンが待つ方へ水谷裕子
1801分で一線越えて夜半の月柊無扇
180コッペパンちょんとフルーツバスケット斉尾くにこ
180眼科から乗り換えなしで死を思う池田輔
180嘘をつくなら練乳かけて
180手術痕カナリアを飼う前のこと西沢葉火
180路線図を星座に変えるアルバイト涅槃girl
180デニッシュの重さくらいの猫を抱く榎本ユミ
180図書館に寄贈した本読みに行くヨッシー佳5
180思春期の永久歯より白い門あまの太郎佳4
180偽物の黒子の位置の正しさよ水鳥佳3
180別れると決まった後のコイントス浅井誠章佳2
180ほんとうはやすりのくせにいやらしい斎藤秀雄佳1
180きみの手に似たつり革を撫でている芍薬
180ヒーローの着地でペンキ乾かないいゆ蘭
180謙虚に毛が生え権威になる過渡期サトシワタナベ
179灰皿に悪気はないがフラメンコ西沢葉火
179老いらくの恋を勧める生保レディー八郎
179中秋の名月が出る電話口まさよし
179まだタピが届いてこない丘に立つ松本未句
179デジタルの隣で動く鳩時計彦翁
179もう怖くないからきみを置いていく来栖啓斗
179ピーマンを入れて帰ったランドセル武良銀茶
179帰る家ない長月のかたつむり
179哀しみを下敷きにした自由帳甘酢あんかけ
179残業と開封済みのチョコレートひかる
179赤銅の棟梁に美白の話題サトシワタナベ
179複写機に挟むやぶれかぶれのラブtoron*
179浪人の涙を好む吸血鬼l996
179戦闘機から見下ろす新婦涅槃girl
179お出汁を取り終えた後も丸い月尾崎良仁
179犬だった人が咥えるヘッドフォンクソ雑魚野郎
179黒歴史思い出す度食う煮干し藤井智史
179泥には泥の企みが凍りつく榎本ユミ
179鮮血のイメージだけで目が覚める西鎮
179コスモスに告げ口してるアイライン水谷裕子
179ひとくち吸って君に近づく真島朱火
179ご多分に漏れず貉になっている真島久美子
179かなしみを収めるだけの服を買う斎藤秀雄
179右心房だけが世界と揉めている箱森裕美
179猫じゃらし敬老パスをくすぐって岩根彰子
179蓑虫の言い訳を聞くお茶の席麦乃佳5
179種のある葡萄と後で聞かされる菊池洋勝佳4
179ハレの日は31と浮気する雪上牡丹餅佳3
179赤い糸いつか地下茎めいてくる糸篠エリー佳2
179エリートのちょっと惚けし玉葱ぞ岩根彰子佳1
179腕時計手で隠したら消える馬笹川諒
179心霊スポット値札を剥がしつついゆ蘭
179水玉に愛を並べてすくえるの水鳥
178無実だと叫ぶヨーグルトは加糖
178解凍の秋刀魚が過去を連れて来る颯爽
178疑ったことない酒の期限切れ澤井敏治
178ひたすら登り下山に気づく風の良さ田原勝弘
178_はい、いいえ、通報する、の選択肢_杏野カヨ
178嘘っぽい方が言い訳許されるヨッシー
178歩く距離ほどの家出を繰り返す多実果
178エレベーター全階つつつ好き、嫌い
178仲秋のおたまで掬うあめんぼうあさふろ
178ヤニクラに二度寝の朝のていたらく真島朱火
178関節を鳴らし泡噴く蟹のデモホッと射て
178マシンガンの口を封じて自爆する雪上牡丹餅
178さびしさが集まりすぎている岬箱森裕美
178銀行に並ぶけものになるために斎藤秀雄
178貼って剥がせる夏の思い出笹川諒
178優しさはもうないただのチューペット小俵鱚太
178赤門の隅に堂々たる伏字一音乃遥
178網戸から猫が眺める外宇宙抹茶金魚
178季語のない世界で会えばきみは海老ひかる
178公園の砂場に残るマッターホルンよーこ
178奇術師の祈りを込めた可燃ごみ水鳥
178あわてんぼうの人工知能
178ダム底の知人の名前書いた腕未補
178月世界旅行はいかががまがえる西沢葉火
178沿線を三角定規ずれてくるいゆ蘭
178校長の声割れている拡声器西鎮佳5
178天花粉おちる首から下にだけtoron*佳4
178横顔がすべてコインになる港未補佳3
178童貞を焦らして鶏の捏ねかな菊池洋勝佳2
178ワンナイトスタンドなんて若い耳榎本ユミ佳1
178モザイクで埋め尽くされた抑止力犬井隆太
178誰とも馴染めず民族資料館斉尾くにこ
178後家はんにならはった桜の切手岩根彰子
177天国のドアはもちろん引き戸です
177キャミソール夏を薬にして帰る水谷裕子
177夏風邪の休暇届ける小麦肌澤井敏治
177朝顔の閉じて迎える登校日菊池洋勝
177工作の気球が堕ちる国語前一音乃 遥
177筋を曲げてまで上達したくないヨッシー
177もの悲しくてメンソレータム
177あぶら浮く水を啜った少女像涅槃girl
177知恵袋ひとつはキープして生きる彦翁
177火打ち石灯すメリットデメリット藤井智史
177羽ばたいたアヒルかがやく空の星
177にわとりに生まれかわった牛を食う多舵洋
177蜩は負けたのだろう信濃川西沢葉火
177冒険しないプライドはすぐ濡れる榎本ユミ
177念仏をTikTokで流す馬ペンギンおじさん
177何処で撮ったのか眩しすぎる遺影糸篠エリー
177がらあきの頭痛はちょっといい匂い斎藤秀雄
177ぺちゃんこになって土には還れない犬井隆太
177箸取らばコールマン髭持ち上げて岩根彰子
177爆発の音を調べる英和辞書榎本ユミ
177きな粉餅の気持ちを教えてくれひかる
177言い出しっぺのための生醤油笹川諒
177海と母 青しか使えないぬりえあまの太郎佳5
177昼下がり裁判員の息遣い水鳥佳4
177こころもち大福餅にするリスト斉尾くにこ佳3
177将軍は寝てないアピールをしないいゆ蘭佳2
177朝の断片は焦げているトーストいゆ蘭佳1
177蘭という冷めたスキップしてる姪サトシワタナベ
177あずきバーやわらかすぎるディストピアペンギンおじさん
177怒られてしまいたわしのまま育つ斎藤秀雄
176許されてタピオカの雨ふってくる斉尾くにこ
176丑の日に令和元年竹団扇武良銀茶
176巻貝の天辺で舞うバレリーナホッと射て
176_暗号は西瓜のほうに書いておく_杏野カヨ
176画用紙に潜り双子は混じり合う斎藤秀雄
176照らすならもうちょっとでも前に出ろ西鎮
176ああ君の声が聞きたい黒電話文月栞
176バスの中晴れて自由になり眠る麦乃
176負けられぬモグラ叩きの穴埋める小林祥司
176賛成の反対止まらないシャックリ岩根彰子
176領海の点線灯す静電気福村まこと
176線香花火が上目遣いで爆ぜ糸篠エリー
176シャボン玉やたらとキツイ喫煙所浅井誠章
176八月の廊下で寝そべつてゐるよーこ
176ジェンガから痩せた体が離陸するエノモトユミ
176月曜の朝を枕で打ち返す犬井隆太
176ジーンズに桃をねじ込む建築家あまの太郎
176頬骨に散る紅梅を味見するエノモトユミ
176UFOを角とするなら解ける問サトシワタナベ
176未使用の辞書が吸うポカリスエットいゆ蘭
176片隅で繁殖してる絵描き歌水鳥
176分離帯こえてミルクは液だったtoron*
176夕焼けや無性に土を喰らいたし岩根彰子佳5
176点Pを摘果しつくしたら未来toron*佳4
176トンボ狩り虹どろぼうの罪により西沢葉火佳3
176あだ名から離れてハヤシライスに火いゆ蘭佳2
176スナックの色紙ちょくちょく恋をする芍薬佳1
176まほろばの観光バスはそらの色ひかる
176白湯を飲むこれも叙事詩の一場面笹川諒
176今晩のおかず伝えるマスゲーム涅槃girl
175あたしだとネジから砂鉄でるんですサトシワタナベ
175チコちゃんのパートに社長叱られる小林祥司
175風のない風鈴の鳴る夏の夜澤井敏治
175ランドルト環が自らやってくるまさよし
175開店と同時に夏が押し寄せる有村桔梗
175指先から栗の香りがする歯科医涅槃girl
175実るまで見向きはされぬ茄子の花武良銀茶
175バス停のきみはいつでも雨ですね尾崎良仁
175分度器を使わず雨を凝視せよ西沢葉火
175目と鼻のあいだのとてもよいところ斎藤秀雄
175QRコードがもずく酢に見えるヨッシー
175大きめのパジャマをディスるお月様真島芽
175唐揚げのような八月の中程斉尾くにこ
175親と子と入れ替えてゆく佐渡島あさふろ
175年頃の姪とフランス映画観るヨッシー
175舌打ちをする度のびる熱帯夜多舵洋
175はじめから嘘をついてたタンバリン芍薬
175天井が嫌い西瓜は皮がいい愁愁
175真剣になると臭い出す男よーこ
175減速をしつつ猫派になりました笹川諒
175おくるみの中で黒ずむ夏時間エノモトユミ
175打ち上げ花火に問われる離婚歴朝野陽々
175弟の9:15はまっすぐに一音乃遥
175振袖を踏まれていても笑う朝エノモトユミ
175折鶴の影で汗拭く葬儀店福村まこと佳5
175朝露にプロパガンダが融けてからあまの太郎佳4
175電気屋の扇風機を止めて歩く菊池洋勝佳3
175誤字脱字だらけの蝶番の裏toron*佳2
175盲たるぞうとこぞうの逃避行佳1
175マテ貝で作戦を砂に描いて小俵鱚太
175虫ピンを抜いて針穴写真館西沢葉火
175台風の進路カレーの匂いする三浦蒼鬼
174八月の朝日に光る千羽鶴彦翁
174泣けないよ大きすぎるよ満月よ尾崎良仁
174溶けそうと言っても妻は肥満維持田原勝弘
174老いるって初めてでして難しいヨッシー
174朝顔とデートしている白い猫水谷裕子
174折り紙の黒だけ選ぶ十歳児がね
174ソフランの香りで嫉妬消しているまつもともとこ
174椀を割る内緒話の声だけで岩倉曰
174向日葵の本音はムンクだと思う糸篠エリー
174調停委員が鳴らすプロコル・ハルム月波与生
174妄想の斜め上行くジ・エンド麦乃
174雑談がぜんぶ地球の陰口だ平出奔
174明らかに先祖の味がするアイス
174地獄の沙汰も電子決済
174風水を信じた結果水びたしペンギンおじさん
174ファム・ファタルならば送料無料です笹川諒
174給食はもう来ませんと赤チョーク西沢葉火
174風鈴に殴られ鳴いてラムネ瓶紅志野みのり
174身代わりに赤い靴履く男の子
174熱帯夜江戸川乱歩侍らせる岩根彰子
174空いている車内 冥王星かなあ平出奔
174枇杷食べただけでも軽く解脱する小俵鱚太佳5
174筋肉の影に収まるように飴いゆ蘭佳4
174贋物の太陽情緒不安定芍薬佳3
174汲み置きのジョウロのお湯を捨てて汲む抹茶金魚佳2
174窓からは断頭台も見えますよ来栖啓斗佳1
174手ぎわよくオーロラを手紙に包む斎藤秀雄
174千日手続き婚活終わらない藤井智史
174バツイチの理由をカレンダーに書く芍薬
173タピオカが蒸発しても○は○水鳥
173おおらかな経理が集うビアホール小俵鱚太
173意味はよく分からないけど美しい尾崎良仁
173ツチノコに間違えられたビール瓶武良銀茶
173観覧車降りて幻だと気づく颯爽
173熱帯夜何もかけずにランデブー美す寿
173白のまま初戦敗退する球児月波与生
173秘め事をめくると下心がもう斉尾くにこ
173夏風邪と台風消しゴムはどこだ真島久美子
173ラジカセの挿入口を出る気球斎藤秀雄
173あみだくじつながる先は全て羽賀浅井誠章
173_万華鏡こんなに美しい病気_杏野カヨ
173向日葵を背負って海へ連れていく水鳥
173国境もグニャリ歪んで炎天下犬井隆太
173生ビール抜きで辿り着く葬式平出奔
173献花のひまわり枯れるまでの夏馬鈴
173姫宮の部屋の鏡にうつる鳩エノモトユミ
173あなたには見えぬ井戸から香る花甘酢あんかけ
173雲のない惑星でやるヘビ花火未補
173寂しくて股関節から声が出る芍薬
173王様が負け続けてる野球拳
173ベクトルが違い過ぎてる鳩と蝶水谷裕子
173効力は無いが力を持った文字雪上牡丹餅佳5
173俎板の音やわらかな誕生日岩根彰子佳4
173種飛ばし忘れた西瓜だが美味い彦翁佳3
173あらすじをテールライトに訊いているtoron*佳2
173歴代の恥で透かせた天ぷら紙小俵鱚太佳1
173泥棒の透明になる膝枕み浦よし彦
173河童はまちがいなく緑だというサトシワタナベ
173太腿の旨さを知ってから戦意よーこ
172不登校YouTuberの焼けた腕いゆ蘭
172マグカップばかりが増える誕生日真島朱火
172はみ出したおろし醤油は人の闇浅井誠章
172恋文は仕舞うシャーペン折れたので一音乃遥
172_さわったら取れてしまったきみの鼻_杏野カヨ
172梅雨明けてアヒル隊長夜逃げする八郎
172広告の裏の日記に泣かされる西鎮
172配列が替わり冥王星に秋たにゆめ
172新聞に蟻の頭部を乗せる役エノモトユミ
172兵児帯が金魚のヒレのようにじゃれヨッシー
172生前葬遺影の顔がクシャミする小林祥司
172森を見ず異性愛者の夏木立杉倉葉
172トイレを出るオレは産業革命まさよし
172ウーロン茶から千手観音
172ため息も弾けて消えるハイボールがね
172軽い病で薬袋は豆板醤岩根彰子
172こんなにも山脈なのに奥手の子佐原キオ
172骨密度坊主めくりが辛くなる颯爽
172贋札の鑑定に来るかぶと虫愁愁
172押し花を燃やしてしまう安息日水鳥
172殴ったら殴り返してくるバジル笹川諒
172◯と×だけで銀河は銀河系平出奔
172雨降るとJAZZが流れる保健室涅槃girl
172歯の抜ける夢ばかり見る婚約者小俵鱚太
172文字数を減らして恋をしています芍薬佳5
172梅の種レモンに似てて泣きましたまつもともとこ佳4
172すぐ呶鳴る人の暗算早すぎる四線蛇佳3
172カマキリの予約で埋まるラブホテル福村まこと佳2
172ふたご座の食い込む指を見てしまう斎藤秀雄佳1
172ハルキスト並ぶ古本屋の不安月波与生
172もつれっぱなしのまま樹海にひかりtoron*
172サラバ愛急須の先を長くする藤井智史
171張り倒されても笑いをとれ…生きろ藤井智史
171アイドリングストップが気まずい車内真島朱火
171王様と女王様はペアじゃないさくらなうさえ
171じいちゃんのくしゃみが響く田舎道やざわあみ
171乳清を捨てる男をぶん殴る甘酢あんかけ
171スーツ着て人の形を思い出す多舵洋
171水ぶくれ潰す氷河が崩れゆく水鳥
171分からない右も左も喜望峰サトシワタナベ
171ビート板きみの歯形はすぐわかる久藤さえ
171ともだちのともだちならば未確認よーこ
171教卓の上からコイントスをする一音乃遥
171神様の一発芸で燃えた家ペンギンおじさん
171フェイクミート食うパブロフの犬のまま月波与生
171_わたしたちニセモノだからあかるいの_杏野カヨ
171簡単に好きだと言って真夏日大橋凜太郎
171焼け跡の蛇口に残るパズル痕福村まこと
171写真家の夢で乱れる夏蜜柑エノモトユミ
171したと思われるおずおず梅雨明けるヨッシー
171寄り添ってとうもろこしの反抗期芍薬
171めくれたら風紋になるあばら骨西沢葉火
171歯が無いはーちゃんどう見ても鯰美す寿
171くぐもりと琥珀色した背筋と斉尾くにこ
171ソーシャルな四月の靴を蹴り捨てる糸篠エリー
171さみどりのシガレット噛む通過駅toron*
171アパートのいまのところは牛乳石鹸岩根彰子佳5
171沈むまで一緒 沈むまで一緒真島久美子佳4
171再生紙に放送禁止用語、濃いいゆ蘭佳3
171家計簿の付録でもらう赤いペン小林祥司佳2
171石像をみずから彫っている詩人佳1
171鳥は巣に帰るパチンコ玉は減るヨッシー
171雨になる記憶つなげるズブロッカあまの太郎
171自己負担なしで呼吸を止められる未補
170死角から燕が紐を解いて夏のんびりあん*
170枝豆に君の様子を探らせる水谷裕子*
170くれないの駆動機関にいて子供toron**
170水鳥の離陸してゆく変声期toron**
170咽せているときのさみしいえら呼吸安達せきる*
170最果ての犬小屋前で待っている宮坂変哲*
170耳外すマンハッタンの象女川合大祐*
170財布には薬一錠あるばかり入り江わに*
170テルミンの見えぬ指から再軍備秘まんぢ*
170違いますそれは私のかたつむり*
170人違いでしたと胸に抱いて言う斎藤秀雄*
170球体の午後と暮らしてからはだし斎藤秀雄*
170こめかみに佇む夏のチェロ奏者小俵鱚太*
170おにぎりを食べるサーファー午後が凪ぐ小俵鱚太*
170歯ブラシの色も決められないくせに久藤さえ*
170雑踏に探す息子の夏帽子菊池洋勝*
170猫動画ばかり見ているけど死ぬの菊池洋勝*
170意気地無しあなたが引いて妊娠線甘酢あんかけ*
170恋島に二人取り残されて…Fin藤井智史*
170とんかつの脂身だけを食べる父真島朱火*
170処女膜の再生速度超える夏あまの太郎*
170周波数合わせて夢精する天狗あまの太郎*
170口を開け蘇生を待っている動画宮下倖*
170向日葵を握りしめつつ土地を買うえや実*
170瓶底に歪んだ屋上のフェンス一音乃遥*
170曇天の責任とっているカエル城崎れい*
170春巻を食べてりつぱな子に育つ四線蛇*
170泣いたそばから風になる力持ちみ浦よし彦*
170風のない日の蠅の速度で平出奔*
170早朝の電話は訃報かと思う村上佳津代*
170踊り場のミントが怖い警備員未補*
170夕立が喉に絡んで鳴るチャイム未補*
170小蝿死ぬ瞬間上がる手の温度馬鈴*
170桃の実の危うさを知る薬指多舵洋*
170暗闇のアラーム止める仕事人るびい*
170三時まで雨の時間が続きます有村桔梗*
170_さみしいとさむいは似てるレモン味杏野カヨ*
170帰れないコーラ吸い込むアスファルト浅井誠章*
170水漏れが雨のふりして五万円がね*
170爪伸びる灯を見せていま見せて千春佳5*
170本当のところ白夜に聞いてくれ千春佳4*
170二問目で死ぬサイダーのサイダーさ佐原キオ佳3*
170二字は二字われが狂っていった磁気川合大祐佳2*
170バス停に帽子被せてゆく仕事多実果佳1*
170ペコちゃんのルーツを辿る親知らず安達せきる人*
170授業中打ち上げられたセミクジラ涅槃girl地*
170標識のシカは8ミリずつ動くえや実天*
170死角から燕が紐を解いて夏のんびりあん
170枝豆に君の様子を探らせる水谷裕子
170_サンダルがホースの水と踊り出す伊藤みこ
170水鳥の離陸してゆく変声期toron*
170授業中打ち上げられたセミクジラ涅槃girl
170ペコちゃんのルーツを辿る親知らず安達せきる
170咽せているときのさみしいえら呼吸安達せきる
170最果ての犬小屋前で待っている宮坂変哲
170海底を彷徨う兵の進化論福村まこと
170耳外すマンハッタンの象女川合大祐
170パワハラも逃げて最後の焼け野原袴田朱夏
170浜に寝て人恋う栓を抜いてやる糸篠エリー
170父親の形に沈むパンケーキペンギンおじさん
170バス停に帽子被せてゆく仕事多実果
170猛烈な雨に降られる雨蛙文月
170球体の午後と暮らしてからはだし斎藤秀雄
170無口だとTポイントが二倍付く芍薬
170ツバメ来て親だったこと子だったこと岩根彰子
170歯ブラシの色も決められないくせに久藤さえ
170裏方を表に出して次に行く雪上牡丹餅
170とんかつの脂身だけを食べる父真島朱火
170向日葵を握りしめつつ土地を買うえや実
170曇天の責任とっているカエル城崎れい
170選挙カー一台も来ず里の夏城崎れい
170泣いたそばから風になる力持ちみ浦よし彦
170月面に降る恋人の処方箋み浦よし彦
170アボカドをふたつに割って角が立つ平出奔
170歯科に忘れた交換日記月波与生
170小蝿死ぬ瞬間上がる手の温度馬鈴
170殿堂に手招きされる闖入者るびい
170_さみしいとさむいは似てるレモン味杏野カヨ
170足が速くて婚期がずれてしまういゆ蘭
170吸い殻が椅子の形に組み上がるがね
170反故といふ反故に名句が書いてあり四線蛇佳5
170輝きを未だ忘れぬ白のWiil996佳4
170踊り場のミントが怖い警備員未補佳3
170瓶底に歪んだ屋上のフェンス一音乃遥佳2
170生ぬるい歩廊で閉じる既読無視真島久美子佳1
170猫動画ばかり見ているけど死ぬの菊池洋勝
170二字は二字われが狂っていった磁気川合大祐
170泣くこたねしくじり赦すなめくぢらサトシワタナベ
169常夏の国で片栗粉を踏んだひかる
169配線をタコ足にして帰ります
169揚羽蝶今日もどこかで雨宿り柊無扇
169負けた日をサソリ固めにする夕陽福村まこと
169迷子札無名のままでつけておく多舵洋
169地平線ばかり眺めるかごの鳥麦乃
169おずおずと「人間です」にチェックする馬鈴
169走れない切手が泣いた縞模様浅井誠章
169神様が戻し忘れていたバケツ雪上牡丹餅
169ひぐらしの音を溶かしたソーダ水甘酢あんかけ
169旬の物苦さと青さと日の甘さ井上雅代
169梅雨の月抹茶あずきにして食べるまさよし
169筍の皮を剥く夜の金縛り西沢葉火
169玄関にヌーヴェルヴァーグ風の餅涅槃girl
169好きな子を狙う排球のやはらか一音乃遥
169ホームパーティーに呼ばれるストーカー尾崎飛鳥
169翻訳をしてクリームの境目をいゆ蘭
169アイラブユー通じなかった炉端焼き澤井敏治
169アンドロイドくるぶしに咲くクローバー水鳥
169逢えば揺れ始める花の芯あたり糸篠エリー
169知られざる生き方をした村の森市川雄太
169月夜間に間男の説く不法領得高梅仁
169天然水で呼んだ軍勢平出奔
169Excelを遡上してゆく角砂糖toron*
169透明な壁にぶつかる生たまご斉尾くにこ
1691Q84その曲線じゃありません月波与生
169砂鉄集めて眠くなる人魚姫あまの太郎
169iPhoneの光にたわむ系統樹み浦よし彦
169あじさいの花に埋もれるアルミ缶鴨居佳5
169綴じ紐が1メートルの黒歴史藤井智史佳4
169砕かれて本に変わった豚の箱猫=鮫佳3
169晴れのち晴れでも透明な恋人よ秘まんぢ佳2
169ひとつだけ使命の違う親子丼月波与生佳1
169赤道を跨ぐドミノをひとつ抜く芍薬
169くぐもった嘘がお上手心太岩根彰子
169桃味のアイスはここじゃ不謹慎ペンギンおじさん
168通じては困るシュールなギャグを言うヨッシー
168クイックルワイパー信じ過ぎている尾崎飛鳥
168そっけない君の返事は梅雨が受け芥子
168まだ未練あるかのように動く熊小出順子
168ゴミ箱のもっとも古いゴミになる石川聡
168雨の音雀の声と下剋上美す寿
168かなぶんをつけてかみさま気取るひと未補
168愛情で陥没してる後頭部
168下書きのほうが可愛い印象派芍薬
168人類に懐いてしまう目玉焼き枡英児
168ぼく以外誰も食べない毒リンゴひかる
168限界を悟ったらすぐ来るラクダペンギンおじさん
168手を握り診察終える在宅医菊池洋勝
168もうちょっと笑っていたいイチゴジャム水谷裕子
168突き詰めてみれば生え際だけの人袴田朱夏
168ミッキーをミケランジェロと呼び直す袴田朱夏
168おそらくは輪廻の果てのわらび餅笹川諒
168糊代が狭くて漏れ落ちる偽善糸篠エリー
168スルメすら短冊にする笹の意地小俵鱚太
168一切をパズルで送る査察官たにゆめ
168タロットは宿直室の所定位置西沢葉火
168母の日はリインカネーション母といる月波与生
168眉頭ズラして描いて今日の顔まつもともとこ
168ペンギンがペンギンのまま鳴いている有村桔梗
168せんべいをかじるピアノを弾いている涅槃girl
168マンモスは鼻のピアスを忘れたか秘まんぢ
168捕鯨船明日の天気になりきって平出奔
168ドッキリを仕掛ける人の頬の皺馬鈴
168真四角のしあわせやかましいバターtoron*佳5
168渡れない海の向こうで降る砂糖エノモトユミ佳4
168深海魚波打ち際のホスピタル斉尾くにこ佳3
168ラベリング自身のなかの図書室の斉尾くにこ佳2
168ひとづまの眞鍋かをりの仮名遣い安達せきる佳1
168カーテンの丈が足りずに見える草真島朱火
168通帳のゼロにそれぞれしわが寄る斎藤秀雄
168錆びている鏡のふちをつつく猫霧島絢
167敷金と礼金ぶんの夏が来る平出奔
167ゴキブリは目を離したら居なくなる小出順子
167父親の飛ばしたバッグ・クロージャーからすまぁ
167胸一つ突き出しつくる新記録柊無扇
167香港の吉野家で食うカツカレー原田鴨目
167偶然がいまだに続く占い師武良銀茶
167思い出し笑いしているデスマスク颯爽
167歯軋りといびき交錯ちゅらの海澤井敏治
167見えますか精一杯の灯りです尾崎良仁
167母親の色眼鏡には愛がある八郎
167採血の血を持ち帰る薔薇の家菊池洋勝
167カタカナは目から入って消えていく彦翁
167光らない蛍と話す舞台裏若枝あらう
167具体例なくても飯は食えました袴田朱夏
167サイダーをこぼした人のための星鴨鍋
167ダンシングフラワー山に置いてきた岡方大輔
167雨の日のアリバイ蝶が香ばしい杏野カヨ
167ケンタウルス後ろ足から土下座する斉尾くにこ
167閉まるドアにご注意ください、光ひかる
167諦めが悪くて消えるボールペン真島久美子
167新語生むたびに欲情するスマホ福村まこと
167電話ボックス後ろにつづく言霊史秘まんぢ
167傘立てに笑い声まで突き立てて門脇篤史
167性癖に刺さる紫陽花の枯れ枝朝野陽々
167失点の数だけ増える喘ぎ声ペンギンおじさん
167迂回路で枇杷のたわわと睨みあう岩根彰子
167架空線レモンの青さ断ち切ってtoron*
167満月の蜂蜜垂れる滑り台み浦よし彦
167満月の夜ゆるキャラに自白剤あまの太郎佳5
167雨が降っている方を内側に折る有村桔梗佳4
167脚立からまっすぐ降りてきて王手斎藤秀雄佳3
167勝鬨をスルーされたる大将よ西鎮佳2
167校則が書かれた誕生日ケーキいゆ蘭佳1
167まな板の木目に滲むフォアボールエノモトユミ
167執拗に檸檬を褒めるマヨネーズ水鳥
167記念樹を締めつけていたゴムの跡西沢葉火
166すこやかで少しエッチなレンズ豆斎藤秀雄
166あさりそばに理性を保てぬ夫人小俵鱚太
166炭酸の中にわたしも眠りたい美す寿
166人なんか喰えるか狭く生きてやる糸篠エリー
166本日の猫の抜け殻三枚目さこ
166これでもう無期懲役も3回目ペンギンおじさん
166ヤル気ある針金たちは混ざらない浅井誠章
166傘を貸し走ってかえる変声期まさよし
166自分まで幸せになる丸い顔ヨッシー
166険悪をレンコン飴に助けられ岩根彰子
166告白へ餃子崩れてゆくばかり真島久美子
166鳩を抱く青年だった鍋の底toron*
166あの時は青空だった中二病藤井智史
166ランドルト環の隙間を塗り潰す尾崎飛鳥
166燃え盛ったら人々だった平出奔
166回すたび会話がズレる扇風機未補
166溶けかけのアイスボックス実を結ぶ霧島絢
166ジュゴンの叫び天狗の鼻に届かない澤井敏治
166おびただしい海馬がタレに浸けてあるいゆ蘭
166パセリにはアゲハ若くして死にたいひかる
166雨の日の密会傘に穴を開け杏野カヨ
166行きどまり誰かが置いた小籠包岡方大輔
166千人の武者行列へ緑さす菊池洋勝
166広口瓶おおわらいして夏支度斉尾くにこ
166どうしてもこんにゃくであるとろまぐろ石川聡
166坂道で白衣をゆらす羊たちエノモトユミ
166広告にうずうずしたら正常値芍薬
166ピアニカにふれるにしては細い指蝉の翅佳5
166内省を求めるための点描画小俵鱚太佳4
166本真珠歪な君を愛し抜く真島久美子佳3
166売り切れた下着を追って蝶の夢水鳥佳2
166サーカスで隣の人の桃を剥く福村まこと佳1
166不良少年の寝相がやわらかいいゆ蘭
166混乱の幅を広げるかたつむり涅槃girl
166味噌ラーメンがないあなたの夢だから月波与生
165入れ歯にはとても危険なあずきバー村上佳津代
165恋文の裏に貼られたベルマーク涅槃girl
165ぶかぶかのジーンズ部下のパンツは黄霧島絢
165平成の古新聞をごみに出す彦翁
165オカリナを吹く妻残し下山する
165辻褄が合わなくなった定年後麦乃
165なんか薄い植物フリーマーケット
165お茶のたび一度は納豆の話題馬鈴
165蒸したてのホヤに出会って甘い夜平出奔
165スペアキー謎の指紋が浮いている澤井敏治
165つやつやになるまで風に磨かれる多舵洋
165定食の小鉢に白和えの訛り西沢葉火
165説明は要らぬ頭に椿挿す杏野カヨ
16510数え上がっていいよ一人風呂まさよし
165プランターなくてTENGAにプチトマト月波与生
165教室の隅のザリガニ ケ・セラ・セラひかる
165てにをはの居飛車振り飛車なか七に石川聡
165豪雨など知る由もない熱帯魚水鳥
165籐椅子を揺らして去って往く花火岩根彰子
165馬引いて帰り近所に愛されるヨッシー
165赤黒く血の跡残すチェスの駒み浦よし彦
165真相が散りばめられた肉うどんペンギンおじさん
165投げ捨てたカフスボタンは夜行性エノモトユミ
165カップヌードルの底にも海老の意地あまの太郎
165宝石の国から棘のひとつきり
165猫耳のそうでした嘘泣きでしたいゆ蘭佳5
165天敵の訃報を聞いたセルフレジ颯爽佳4
165シイタケがいいひとぽいと言ったんだ斉尾くにこ佳3
165跳び箱のなかから徐々に暮れてゆく斎藤秀雄佳2
165ささくれを見つめてゴールデンタイムtoron*佳1
165黒板の文字化け体育が近いいゆ蘭
165血液は蒸発モザイクの真裏真島久美子
165最後まで歯向ってくる青い鳥ペンギンおじさん
164分校のミントぐらいの文化祭斎藤秀雄
164☆1のレビューに学ぶ怒り方岩倉曰
164過去からの呼び出しかかる黒電話さこ
164トリセツの無視が吹かせた隙間風小林祥司
164猫たちの辞書に書かれてない魚笹川諒
164各々の陣地で直角に眠る馬鈴
164君の目を逸らさず見てる後頭部まさよし
164犬笛を船首に飾る屋形船涅槃girl
164とりあえず生と頼めばアナコンダ
164番傘に隠れた青いキャミソールエノモトユミ
164なわとびに向かない方の赤い糸えや実
164切っ掛けが欲しくて作るライスカレー岩根彰子
164パン屋から出てきた月の粉まみれ西沢葉火
164矢印が多くてぎこちない歩幅糸篠エリー
164ブレーキをかけずに済んだ風車若枝あらう
164トナカイのいたみ知ってる青い花
164「そういうものになりたいと」と書く手帳月波与生
164性癖を徐々に明かしてゆく河童芍薬
164脊髄に帰ろうとする風見鶏み浦よし彦
164分別はあるとおもうわアマリリスよーこ
164織姫のやる気をなくす貸衣装水鳥
164プリキュアの切手をなめて甘酸っぱい秘まんぢ
164重役に巻きついているところてん未補
164バスを待つあいだのパンを選べない麦乃
164冷し瓜おもちゃのような雨が降る坂中茱萸
164ひったかは燃える ワタシの恋消える藤井智史佳5
164モチーフとして元彼を取っておく芍薬佳4
164既読スルーゴジラの背びれ明るくてあまの太郎佳3
164カーテンが巻き込むヤドカリの眠気西沢葉火佳2
164腸壁のピンク冤罪訴える福村まこと佳1
164噴水のあるホテルから磯釣り師小俵鱚太
164唇を舐めてから渋谷に降りる
164どこまでも手のひらの有刺鉄線toron*
163無調整豆乳とだけあるLINE鴨居
163泡立ちの良い石鹸は信じないヨッシー
163緋の月のしたたるように胸の薔薇
163退屈がアジの開きに伝播するがね
163にゅう麺で豆腐を縛るような嘘袴田朱夏
163クーポンで日サロに通う吸血鬼
163パワハラがUターンするかずら橋木根川八郎
163ドーナツの穴から落ちていく評価雪上牡丹餅
163下駄箱にアイスをしまう修行僧青山祐己
163濡れすぎた靴で一蹴り水たまりはんたろう
163適齢期過ぎたタニシの独り言あまの太郎
163置き去りにされても走る白い靴秋鹿町
163透明になって蛍を呼んでいる真島久美子
163私だけ記憶の中にナタデココ夏鵜
163当たりピノ集めて繋ぐオリオン座尾崎飛鳥
163空っぽの枝豆である君の服甘酢あんかけ
163モスキート音が今日は聞こえる給料日アゲハ
163ちょっとしたパーティー用に買うパセリ未補
163踊るのに飽きた黒子のコップ酒彦翁
163恋すれば一対一の生魚杏野カヨ
163老い二人精彩を欠く冷蔵庫村上佳津代
163実家から出たがっている袋とじ浅井誠章
163薄闇をかぶって白いオオカミと斉尾くにこ
163力点が緩くて恋になってゆく真島久美子
163思春期のドア闇雲に静電気糸篠エリー
163前髪を切ってあなたに溺れまい水谷裕子佳5
163蝶々結びのどこまでを済ませたかいゆ蘭佳4
163ツーブロックに刈って恋せよハリネズミもーやん佳3
163デイケアの利用者揃う夏祓菊池洋勝佳2
163煙突の錆が上書きするロマン西鎮佳1
163耳たぶを揉まれて昨日から猫背斎藤秀雄
163三度目のお手で水かき消えた犬芍薬
163ベッドサイド打ち上げられた耳光る秘まんぢ
162アヒージョがミドルネームの研修医ペンギンおじさん
162足掛け二年マンボウが口開くまで斉尾くにこ
162五月では妹子のヒゲが青すぎる浅井誠章
162元カノに似てるユーチューバー やだな尾崎飛鳥
162ぼくの涙は飲用に適さない朝野陽々
162脱皮した気持ちで試着室を出る彦翁
162ヌーディストビーチに惑う原始人涅槃girl
162ローファーの中に真っ赤なスニーカー鴨居
162正論を崩して沖へ逃げる波糸篠エリー
162弁当にしか入らないミニトマト真島朱火
162再会の街と名付けた夜の膳水谷裕子
162引力をバカにしている洗濯機青山祐己
162令和と言われ爺婆なったような気に田原勝弘
162ノイズキャンセリングされる呼吸音馬鈴
162幻覚の囁き無声映画館福村まこと
162ひと部屋に五月生まれの猫と人有村桔梗
162ヨーロッパ/アメリカ風のドライヤー平出奔
162珈琲に参加の可否を決められる芍薬
162根刮ぎにせんよ曇天草むしり岩根彰子
162自称だがフィリップ・マーロウ的微罪月波与生
162ついらくの途中で探すはやぶさ2よーこ
162望郷のスマホケースに非常口toron*
162バリスタが何等星か考える芍薬
162回すのを諦めたペン先に蝶岩倉曰
162養殖の半濁音でひと儲けたにゆめ
162当たり屋のポケットに棲むカンガルー西沢葉火
162火曜日を休んだとたん脱ぐあなた秘まんぢ佳5
162ブルーシートの中の宇宙は真っ赤尾崎良仁佳4
162諦めてからが白菜より強い笹川諒佳3
162骨の浮く肩を見つめるビアホールエノモトユミ佳2
162たまご産む自動販売機のコロン斉尾くにこ佳1
162パレードの空にも波は映らない袴田朱夏
162知らないおじさんを母国語で叱るいゆ蘭
162肋骨に雨肋骨にあめんぼう斎藤秀雄
161歌姫に何か押しつけ生きてきた柊無扇
161メルカリに「臍」と書かれた紙 二円有無谷六次元
161手を洗い紙を巻き取る愚者の顔狐_
161左向き崩さず進み焼き魚尾渡はち
161豆飯の残りを包むアルミ箔菊池洋勝
161罪人の夢に出てくる曼珠沙華水鳥
161誕生日また健康の新企画井上雅代
161ブラックホールよどうか私を抱き締めて澤井敏治
161花林檎ゆうべの罪をまっぷたつ杏野カヨ
161口ずさむTo the moonがきみだった平出奔
161カップ麺が山と積まれていて希望秘まんぢ
161独立の宣言をするパンの耳藤井智史
161元カノがタイムラインに咲かす花あまの太郎
161再入荷しましたあなたのそれから斉尾くにこ
161重馬場で泣き出している王様よ西鎮
161幸せな記憶野いちご食べた指村上佳津代
161傘よりも人が少ない牛丼屋がね
161母の日のすずらんに風きてとまる斎藤秀雄
161金網に結束されているバンドよーこ
161こめかみをこっくりと打つ鳩時計ひかる
161波際で素数をナンパする水母福村まこと
161番号を書き足して火を靴で消すl996
161夏みかん手にした順に露出狂芍薬
161青虫を侍らせている聖五月岩根彰子
161暴れだす染色体の生真面目さエノモトユミ佳5
161Wi-Fiが切れて小指が軽くなる多舵洋佳4
161ハンカチを三枚持って初競馬笹川諒佳3
161のりたまをかけると方言に戻る月波与生佳2
161モグラとクジラ屈託のない口喧嘩斉尾くにこ佳1
161幸の字の穴を知らない少年期いゆ蘭
161空想の寿司レーンには烏賊がない小俵鱚太
161ざらついた入場券の未成年西沢葉火
160不仲説パイナップルに聞く酢豚まさよし*
160イエローで描くひと日の左側toron**
160だれも触れなかったバナナの皮のこと秘まんぢ*
160信じ方講座から始まる教義袴田朱夏*
160天狗から褒められた耳鼻咽喉科たにゆめ*
160肩紐はずれてぼんやりメロンパン斉尾くにこ*
160夢枯れてかさこそ手のひらの広野糸篠エリー*
160連休にこびとに宛てた文届く西鎮*
160舐めとった埃の苦さ知ってるか西鎮*
160給湯器もエレベーターも喋りすぎ村上佳津代*
160淡々とタオルを畳む大富豪えや実*
160水平な飛び蹴りが来る痴話喧嘩ヨッシー*
160午後五時の音符をしまう通学路芍薬*
160副賞は泣けない夜に貼るピエロ尾崎良仁*
160月が綺麗きみの正義は負けたんだ尾崎良仁*
160両肩に湯気立ちのぼる調律師小俵鱚太*
160精液のにおいで起きる夜行バス小俵鱚太*
160恋文はローテーブルを傷つけるエノモトユミ*
160変容の真っ只中にあるこけし笹川諒*
160敵国のデニムから色落ちするP月波与生*
160半返しソヴィエトのある地図だった月波与生*
160たまねぎと新たまねぎの小宇宙有村桔梗*
160不機嫌な韃靼人は踊らない朝野陽々*
160トラウマ社業務日誌に田螺の絵川合大祐*
160補助輪と夜の向日葵いらっしゃい水鳥*
160コンデンスミルクの罪を被る夜あまの太郎*
160三角に折ったのにぼったくりバーいゆ蘭*
160インコンビニエンスストア開業です甘酢あんかけ佳5*
160職質を反芻したら甘かった未補佳4*
160砂時計ひっくり返す静かな手水鳥佳3*
160平静を装っている冷奴尾渡はち佳2*
160新元号めでたや御所のまくわうりはな佳1*
160取調室の葡萄が美しい杏野カヨ人*
160右利きへ推敲されるナイフの句馬鈴地*
160曼荼羅のポーズで朽ちる観覧車toron*天*
160取調室の葡萄が美しい杏野カヨ
160谷川を流されていく白い布雪上牡丹餅
160美容室帰りと分かる天使の環真島朱火
160信じ方講座から始まる教義袴田朱夏
160はっそうとび蝿虎はシュミーズにのんびりあん
160善悪をツイストしたらチョココロネたにゆめ
160天狗から褒められた耳鼻咽喉科たにゆめ
160肩紐はずれてぼんやりメロンパン斉尾くにこ
160ヘルニアの樹にゆっくりと成る葡萄西沢葉火
160夢枯れてかさこそ手のひらの広野糸篠エリー
160真後ろの笑いと脚が揺らすバスl996
160給湯器もエレベーターも喋りすぎ村上佳津代
160ロボットの愛憎 瓦解する序列福村まこと
160虹ボタン押してすぐさま捨てる指斎藤秀雄
160はにかんだ表彰台のドブネズミペンギンおじさん
160キャベジンを忘れずに飲む毒クラゲペンギンおじさん
160雨降っただけで終わってしまう仲小林祥司
160地下鉄の窓に激突する魚岩倉曰
160半返しソヴィエトのある地図だった月波与生
160たまねぎと新たまねぎの小宇宙有村桔梗
160達磨にもアイライナーを引く配慮がね
160職質を反芻したら甘かった未補
160体当たり恋に押し潰されている藤井智史
160咥えれば指ではないと少女Aいゆ蘭
160殺せない火はあかあかと蚊の頭秋鹿町
160淡々とタオルを畳む大富豪えや実佳5
160アイコンの動物たちと夜を待つ芍薬佳4
160恋文はローテーブルを傷つけるエノモトユミ佳3
160変容の真っ只中にあるこけし笹川諒佳2
160藤棚の奥へ目当てのとんかつ屋菊池洋勝佳1
160だれも触れなかったバナナの皮のこと秘まんぢ
160副賞は泣けない夜に貼るピエロ尾崎良仁
160三角に折ったのにぼったくりバーいゆ蘭
159野球拳強くて支店長になるあまの太郎
159ちょっと前から欲しかった系の謎笹川諒
159仕組まれているよう「いいね!」ボタン押すヨッシー
159雨音が心地よくする待ち合わせまるち
159真っ青なキャンバスはみ出した小鳥青砥たかこ
159スーパーのビーフ英語で呼びかける糸篠エリー
159春先に出会う河童はドルを売る浅井誠章
159スコールが古い思い出燃やしきる水鳥
159声帯へきっちり並ぶプロポリス千仗千紘
159キャロライン洋子の真似が夜鳴きそば月波与生
159スペアキー作られほっとしてるドア小林祥司
159上着が忘れられているバネ遊具l996
159完了を押してから読むお品書き芍薬
159満ち足りず毒草育つワンルーム来栖圭郁
159絶叫を聞いて育ったミニトマト尾渡はち
159アイフォンに反りを合わせているシニア村上佳津代
159四五輪で開花四五度で恋になる斉尾くにこ
159ダイソーで追いかけているデカダンス西鎮
159ローファーに草のかけらをつけてゆく有村桔梗
159たぶん敵優雅に舞っていらっしゃる尾崎良仁
159これ以上カイワレになることはない西沢葉火
159連休にお尻のえくぼ探します斎藤秀雄
159Ctrl+Zに慣れて家を買う若枝あらう
159投げつけたシュークリームに蓋がない千仗千紘
159拭き取って捨て去る恋の落とし紙藤井智史
159味噌餡の分らぬ舌に柏餅菊池洋勝佳5
159社員証かざし月には帰れない平出奔佳4
159公園の爪先だっている菖蒲岩根彰子佳3
159冒険の記録ですから詩ですから笹川諒佳2
159夜更けまえ潮の香りがする神父涅槃girl佳1
159じゃがいもの皮で作った秘密基地ペンギンおじさん
159反時計回りに懺悔する林檎toron*
159まつり縫いする指にふる白い酒エノモトユミ
158音量の足りぬテレビの時代劇菊池洋勝
158交響曲流れるキャバクラのトイレいゆ蘭
158一年中アイス切らさぬ冷蔵庫村上佳津代
158立ち止まり反省してる花筏田原勝弘
158毛筆が跳ねてやる気を書き留める彦翁
158二千円札が飾ってあるトイレ青山祐己
158ガガンボを呼んでこの春首位に立つ笹川諒
158親戚と相合傘でゆく箱根御殿山みなみ
158病院でおぼえた蜜を溶かす白湯エノモトユミ
158タコ焼けて声の大きい暗殺者岩倉曰
158看板にただ看板と書く仕事たにゆめ
158沙悟浄の皿の匂いの夢を売るあまの太郎
158二つ折り財布が作る不等号がね
158ランキング外の地元の村八分袴田朱夏
158蝶の飛び立とうかと自己正当化サトシワタナベ
158点線に沿って正しく回し蹴りたにゆめ
158自分史を問えばふるふる若緑岩根彰子
158寝姿を映してばかりいるテレビ千仗千紘
158機能性トイレに擬態する忍者小俵鱚太
158ロジカルに編み込んでいくろくろ首水鳥
158ご褒美へくるっと270°斉尾くにこ
158滴った海のミルクに思う森
158イワンのおしゃぶりが覗く紀元前月波与生
158カステラにならぬ背中を送り出す多舵洋
158爪磨く姉の部屋から迷子臭有無谷六次元佳5
158石を積み終える頃には夏ですか尾崎良仁佳4
158創世記めでたしめでたしで終わるtoron*佳3
158ゲシュタルト崩壊する麒麟の群れtoron*佳2
158爪の無い研修中のレジ係西沢葉火佳1
158Uターン替え芯5Bだけにする糸篠エリー
158革命を目指したころの腰タオル福村まこと
158ない星を指差すと来る成長痛斎藤秀雄
157親戚が地下アイドルと同じ顔ペンギンおじさん
157初恋の味をGoogleに教える若枝あらう
157消防車行って帰ってまだ赤い杏野カヨ
157リサイクル店に去年のカレンダー青山祐己
157脱走の蟻を見てたとランドセル澤井敏治
157ヒトの世の終わり近いと鈴が鳴る柊無扇
157根っこを張っていく決心はついた藤井智史
157危機感を持ち続けてる凪の海青砥たかこ
157ががががと名前の付けれない時間斉尾くにこ
157石灯籠みたいで嫌な接続詞笹川諒
157ハンバーグどこかに握手会の熱いゆ蘭
157終わらせることのできないにらめっこ夏鵜
157敵を知り暖簾をくぐる闘牛士秘まんぢ
157ギブ&テイクの例としての花まるち
157うんこドリルの潔癖症の悩みまさよし
157貝割れ菜咥えたひとがアウトローtoron*
157観覧車眺めて揺れる風見鶏えや実
157遠足の怪我した友と同じ班菊池洋勝
157前輪と後輪の差の春うららナタカ
157ぶよぶよの老人力に寄ってくる武良銀茶
157後任にもっと陰険なのが来るヨッシー
157ワイシャツをですます調で試着する芍薬
157覗いたら泣けない箱と知っている尾崎良仁
157色鉛筆うそをついては欠けてゆく秋鹿町
157洋梨のくびれにためらいが残る若枝あらう佳5
157生存者ついに折られる金の紙浅井誠章佳4
157熱帯魚弱らせて我儘になる西鎮佳3
157選挙ポスターへ季節外れの雨いゆ蘭佳2
157結晶ともうお友だちほんとうよ来栖圭郁佳1
157宮殿に由緒正しい騙し舟福村まこと
157歯が痛い入学式が終わらない朝野陽々
157春風を知ってトランクスの惰眠秋鹿町
156駆け巡る選挙カー逃げないカラスまるち
156フリーザがこだわり抜いた丁寧語近江瞬
156壊されることを知らない貯金箱青山祐己
156素うどんが流れる渋谷交差点浅井誠章
156駅までがワンメーターの無人島たにゆめ
156腹の空く一食分の朝寝かな菊池洋勝
156気の抜けたビールにテンポ狂い出す小林祥司
156エゴサーチする指 きみに触れる指朝野陽々
156爺ちゃんが熊で婆ちゃんが狸で平井美智子
156フル装備して立ち向かう春の厄アゲハ
156紫のくちびる吸って見えた空エノモトユミ
156地球儀にいくつか嘘が書いてある羽根
156展示前学芸員の椅子沈む袴田朱夏
156換気扇からフェイクニュースが漏れる糸篠エリー
156親切な地図だ紅茶の染みがある西沢葉火
156恍惚の膝を一枚漬けておく
156フィクションを嫌う閻魔の誤字脱字秘まんぢ
156多夫婚の位牌に残る片笑くぼ福村まこと
156ばかになる手前で嘘をソートする芍薬
156紙オムツ替える新元号を聞くヨッシー
156無呼吸の駐車券認証装置岩倉曰
156助動詞を拾ってビンゴしてしまう斎藤秀雄
156大げさに褒めたい布団乾燥機小俵鱚太
156傷口に群がる揚羽黒揚羽toron*
156談合にリズムを添えるジャズピアノ中村佐貴佳5
156崖に咲く花で作った通知票甘酢あんかけ佳4
156前奏で終わるひらめのラブソング斎藤秀雄佳3
156紳士からブンガブンガへ誘われる斉尾くにこ佳2
156レモンスカッシュを越えて春の肩紐岩根彰子佳1
156開店のお知らせばかり載る雑誌有村桔梗
156ふらんすにあげたいふかふかの帽子笹川諒
156生命と思えば干からびたパスタ岩倉曰
155裏声で放送禁止用語言うよーこ
155ブラジルへ真っ直ぐ落ちる柿の種まるち
155せんべろで赤くなれない黄レンジャーあまの太郎
155天才が戦火で焼いたユーカリ芽l996
155万策が尽きたか空のティッシュ箱ヨッシー
155元号の秘話で弾けるオムライス福村まこと
155冬越さずどこかに消えていくつばめ雪上牡丹餅
155泥靴を干したら忘れられる春岩倉曰
155水を撒く君を見ていて薄くなる笹川諒
155一身に背負いすっぱくなる苺斎藤秀雄
155山吹が咲いた去年の今日は闘病中岩根彰子
155哲学者みたいな顔でアマガエル柊無扇
155永遠がポニーテールの先にあるtoron*
155四季巡り無人駅から伝書鳩涅槃girl
155リビングで愛していたと喋るメモ夜凪柊
155満月が告げる次週のサザエさん平出奔
155法外な値段言葉のレストラン麦乃
155おしゃべりなかぼちゃの種は埋めました秘まんぢ
155復讐に血を滾らせる焼き林檎霧島絢
155ひと匙の恋ですプリンアラモード藤井智史
155鳴き砂のように笑ってみましょうか尾崎良仁
155モドキ、ドキ、鼓動のような足踏みで棲絵妥ろか
155天丼にショパン聴かせる定食屋甘酢あんかけ
155三月の舟に口づけするジュゴン小俵鱚太
155反論を_み込んだ夜の発光魚斉尾くにこ
155事件現場を中和する桜の木近江瞬
155洗面所だけを綺麗にする親父青山祐己佳5
155老いの道袋小路の充電器武良銀茶佳4
155オレンジの廊下で剥がす肩甲骨佳3
155泣き声を覚えたままのインカメラ芍薬佳2
155×印うまく書けない朝帰り尾渡はち佳1
155盗撮の途中の綺麗過ぎた薔薇中村佐貴
155始発までフードの紐の非対称馬鈴
155悪い木に良い木を接いで飲みにゆくサトシワタナベ
154中指を突き立てているカブトムシ近江瞬
154針先の錆びたルアーを贈られた西鎮
154自分だって道具なんだとランドセル新井昌広
154入れ込んだ代数未だ青いまま浅井誠章
154裏側を覗けば目立つ愛の剥げ糸篠エリー
154消印のようにハッキリしない人ヨッシー
154恋文をしたためている花吹雪多舵洋
154継ぎ接ぎの瞼でちがう夢をみる大橋凜太郎
154もう一度きみに拭かれている机有村桔梗
154何一つ残さず飛んだ羽根餃子あまの太郎
154片雲が神のかたちに似る夜明け涅槃girl
154嘘ついているのね溜息が海岩根彰子
154ラブホから歩いて帰る宇宙人江西レイ
154砕くまで木べらか骨かわからない岩倉曰
154席ひとつ空けている人たちの笑みエノモトユミ
154えびせんを人が人愛せるあいだ斎藤秀雄
154目を閉じることもできずに浮く金魚西沢葉火
154懲らしめてみたり責めたり裁いたり斉尾くにこ
154モナリザに正視促すカウンセラー八郎
154オリオン座まみれの服で歩きだす羽根
154五線譜に挟み込む夕張メロンtoron*
154糸こんの混線で降格処分若枝あらう
154精霊の探す両性更衣室福村まこと佳5
154契約書名前の欄にいるミミズ雪上牡丹餅佳4
154ピアニカを捨てたね起動できないよ笹川諒佳3
154駅ビルの、平面なはずないんだが御殿山みなみ佳2
154免許証全然笑わない氏名芍薬佳1
154昼下がり磁気の残っている砂場いゆ蘭
154ひところの茄子のかたちで昼寝する袴田朱夏
154うさぎ寂しがらせ研究者の真顔中村佐貴
153じいちゃんの真似はダメよと隠す本遊楽
153内臓に効くテトラポッドのポーズ岩倉曰
153核のゴミまだ使えるゾ未知の熱柊無扇
153こむぎこ、と言えば涙はパンになる朝野陽々
153心地良い春風に乗るブーメラン彦翁
153ハンガーに吊るす無遅刻無欠席藤井智史
153キャンドルが似合う人ばかりの会議笹川諒
153薔薇だけが咲いては枯れる停留所涅槃girl
153やましさに蛍光ペンが加担した近江瞬
153おもいでに並走されている未来宮下倖
153婆ちゃんが縁側で聴くデスメタルペンギンおじさん
153新しい方から順に消える影あまの太郎
153暖冬のあおり心がヨーグルト青砥たかこ
153直線はつらいと蛇行して歩く小林祥司
153人生の出口が動くあみだくじ武良銀茶
153湯麺の矜持に引っ張り出された尾崎良仁
153色刷りの魚拓で覆う壁の穴福村まこと
153もどかしく春を待ってるカメレオン麦乃
153アイテムをひとつ残してドアが開く馬鈴
153業績と共に溶けてく雪だるま雪上牡丹餅
153木蓮を一枚脱がす春の指斉尾くにこ
153裏側の湿りで生きる模範囚l996
153はらこ飯ぼくと心中してほしい江西レイ
153扇風機ト音記号に逆戻りtoron*
153水筒にペットボトルの茶を詰める井上雅代佳5
153トラウマを包む風呂上がりのタオル佳4
153服を着てあるけば町はただの町平出奔佳3
153銀行員のまま太陽に吠えてみる秘まんぢ佳2
153税務署の裏で飼われるかたつむり小俵鱚太佳1
153残酷な素うどん煮える老夫婦浅井誠章
153もう一度ら抜き言葉で叱ってよ夏鵜
153週刊誌捨てる検索された道いゆ蘭
152海に浮くペットボトルの中はお茶たにゆめ
152スリッパで叩く男も左利き小俵鱚太
152吸殻で確かめているイライラ度夜凪柊
152しつこいほど聞いて忘れている名前彦翁
152天井がグルグル私さようなら麦乃
152例年のしもやけも無く冬が過ぎ井上雅代
152蟻迫るお菓子の家の借地権秘まんぢ
152煎餅を食べるあなたの後を追う笹川諒
152深海魚ごっこしながら上の空秋鹿町
152風船の萎むロコモシンドローム菊池洋勝
152昔話のどれかがパスタだったとさ御殿山みなみ
152去り際が好きで何度も夜を呼ぶ絵空事廃墟
152お雛様お尻が少し浮いている雪上牡丹餅
152ゾーンに入るロバのパン屋が通るサトシワタナベ
152途中からですます調になる喧嘩いゆ蘭
152テンキーを乾かしてから水入らず斎藤秀雄
152素うどんのボスは失敗などしない浅井誠章
152白い軽から降りてくる天使たち甘酢あんかけ
152根回しのネバネバ洗っても落ちぬ糸篠エリー
152母親と苗字の違うチューリップ夏鵜
152類想の鎖を断ち切れぬ恋路若枝あらう
152玉虫色に生きる毒虫の口笛犬井隆太佳5
152ハンガーを曲げる独りで生きてゆく芍薬佳4
152廃港を知らずサンゴの呻き声澤井敏治佳3
152三日月に異議申し立てするチワワえや実佳2
152水茄子が平和な水になっていく小川優佳1
152啄木の匂いを消した上野駅八郎
152泣いてみる金魚の尾びれ借りてみる斉尾くにこ
152シダを踏む裏切り者が濡れている西沢葉火
151いぬふぐりふみふみしゃう猫の足斉尾くにこ
151CR冬のソナタも冬のまま小俵鱚太
151バスのなか赤ちゃん「オッポ」連呼の意味サトシワタナベ
151懲役を告げるアプリが200円ペンギンおじさん
151先を見すぎてたった一段踏み外す青砥たかこ
151鼻紙の扱い方に癖が出る馬鈴
151蒸しパンを押し潰してもまだ大人えや実
151夕焼けは薔薇泥棒の成れの果て杏野カヨ
151葉っぱ一枚 隠せない恋心藤井智史
151申請が通らず右大臣は無し絵空事廃墟
151こんな日に限ってオセロ連勝す坂中茱萸
151露出狂肌荒れだけは許さない秋鹿町
151鶏卵の殻のもろさは春の声諏訪灯
151鍵束に蜜はないんだ蝶番棲絵妥ろか
151個室から漏れる他人のラブソング岩倉曰
151しらべたら求愛の鳴き声だった羽根
151虫偏をとればスマホは誘我灯糸篠エリー
151正直に生きて傾く屋台骨彦翁
151新卒の右ストレートはるのかぜあまの太郎
151風合いは落ち着いたLINEです斉尾くにこ
151ラブホから予備校までは迷わない多舵洋
151豚トロに積極性で負けている朝野陽々
151にくしみのバター牡丹の咲く感じ斎藤秀雄
151前髪の長さで求愛する族平出奔
151月見上げ軍手したままブラ外す涅槃girl佳5
151曖昧な夢を見ているエノキ茸平井美智子佳4
151胃袋があるかのように食べる父武良銀茶佳3
151大福はふしだら誰とでも絡むヨッシー佳2
151愛されることを疑わない新譜芍薬佳1
151ぶらんこの開き直りに気をつけるまさよし
151ピンク色のチラシ散らばるだけの春若枝あらう
151相合傘ひっくり返し腕相撲秋鹿町
150雨が止みマイノリティーも折りたたむまるち*
150考えるベンチに残るよだれ掛け澤井敏治*
150筆箱に嗚咽のような花びらを甘酢あんかけ*
150報われぬ唇二丁目二番二号森山文切*
150冬には冬の速度で落ちる砂時計笹川諒*
150左折して三歩で消えた守護天使秘まんぢ*
150乱切りの胡瓜頂点から着地袴田朱夏*
150昼顔のほんとの顔は土のした杏野カヨ*
150耳打ちをせずに見ている絵の女かつらいす*
150お茶をぶちまけて慌てて日が沈む朝野陽々*
150ペンだこの中身は見ない方がいい西沢葉火*
150待つことに慣れて洗濯乾かない青砥たかこ*
150プルタブで星をとらえる女子高生岩倉曰*
150村中の花棄てられて青い医者川合大祐*
150そこだけは水色の大人の事情斉尾くにこ*
150服を脱ぐときのもしかしたらお辞儀御殿山みなみ*
150君がいたアパートで揺れる野良猫夜凪柊*
150偶然逢うかもしれない青いタオル岩根彰子*
150あおぞらにたんぽぽひとつひとつとく有村桔梗*
150国境を無傷で越えてゆくうどん多舵洋*
150菜の花を咲かせるだけの持久走未補*
150小便の流れに沿って紙吹雪秋鹿町*
150終電で寝過ごしたからガンダーラ若枝あらう*
150献血をする人はみな横たわるがね*
150約束の土地でスマホが電池切れ犬井隆太佳5*
150夕立のなかを削って軽くする斎藤秀雄佳4*
150嘘をつくたび伸びてゆく左指あまの太郎佳3*
150しがみつくように漢字にルビがあるヨッシー佳2*
150避雷針刺して苺は待っている城水めぐみ佳1*
150紐パンは寝首を絞めるには細い森山文切人*
150いぶし銀ばかり集まる水戸支店たにゆめ地*
150弔問のあと寒すぎる宇宙船秘まんぢ天*
150雨が止みマイノリティーも折りたたむまるち
150さなぎから出社拒否するアゲハ蝶犬井隆太
150考えるベンチに残るよだれ掛け澤井敏治
150履歴書に流れ星書き祈ります涅槃girl
150宇宙ひも吊るして飾る万国旗涅槃girl
150冬には冬の速度で落ちる砂時計笹川諒
150弔問のあと寒すぎる宇宙船秘まんぢ
150左折して三歩で消えた守護天使秘まんぢ
150ベランダのおじさんからも見える位置かつらいす
150お茶をぶちまけて慌てて日が沈む朝野陽々
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150しがみつくように漢字にルビがあるヨッシー
150信じてた人のマッチが燃え尽きる尾崎良仁
150アハ体験だけどだんだん痩けてゆく御殿山みなみ
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150表情も判然とせずグミの熊馬鈴
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150そこだけは水色の大人の事情斉尾くにこ佳3
150耳打ちをせずに見ている絵の女かつらいす佳2
150乱切りの胡瓜頂点から着地袴田朱夏佳1
150国境を無傷で越えてゆくうどん多舵洋
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150避雷針刺して苺は待っている城水めぐみ
149どこよりも利率が高いチョコ定期雪上牡丹餅
149アンパンを食べてるメロンパンナちゃん麦乃
149※本体に幸せは付属しません。岩倉曰
149伸びしろのある二等辺三角形はな
149人の字が崩れ始める交差点真島凉
149いい人に出会いなさいと桃流す多舵洋
149石高を今でも自慢城下町武良銀茶
149とんがっているが殺意は消してある青砥たかこ
149神になる忘れな草を毟るとき杏野カヨ
149サボテンの励み私のバレンティン浅井誠章
149二の腕にずっと光を溜めたまま笹川諒
149二人ならホットミルクになれるはずくみくみ
149浮き立って犬になれない車夫の群れ秋鹿町
149ニットから逆算される片想い小俵鱚太
149階段でガラスの靴は割れました真島芽
149去年今年春を待てずに猫は恋田原勝弘
149抜け殻のようにリボンが床に落ちくみくみ
149仏壇に栞忘れる通い妻涅槃girl
149鍋つゆが消えて売り場に春が来る諏訪灯
149抗争の果てにちくわぶだけ残る愁愁
149壊されて尻尾だけ振るペットロボ犬井隆太
149春という布の薄さに透ける羽斎藤秀雄
149背泳ぎの間に噂されている西沢葉火
149カンカンをエロチシズムと見たロマン澤井敏治
149ほどほどの勝負下着でコンビニへ羽根佳5
149勝手口を閉める浮気はしていないいゆ蘭佳4
149ほどかれて男ばかりの珊瑚礁夏鵜佳3
149ボラギノールを疑う不貞行為まさよし佳2
149リュウグウノツカイ共通一次試験くに佳1
149新札をごめんなさいと折りたたむ小林祥司
149仏像の小指に似てる食べ残し未補
149あいうえお順だと気づく求人誌御殿山みなみ
148冬木立巣箱みたいなバー「ひそか」くに
148義理チョコを同意の上で噛み砕くあまの太郎
148沖縄の海にマリッジブルー溶く藤井智史
148たけのこの里だし半裸から全裸未補
148右側の視界が狭い目玉焼き岩倉曰
148下六のまま助走して春になる杏野カヨ
148水槽の濁りにたらればの話いゆ蘭
148トラウマを笑顔で話す出演者まるち
148雪に隠した赤出汁の反抗期若枝あらう
148妙な猫だね演歌が上手すぎる秘まんぢ
148本命にあげるのですか涙ごと尾崎良仁
148陽の当たる場所で金魚が目を覚ます彦翁
148鬼は外涙の跡が消えました 風間なごみ
148半世紀ほとんどすべて恥ずかしい麦乃
148忘れても忘れられたくない甘え青砥たかこ
148口笛に込めた現状への不満小俵鱚太
148寒木瓜に父の壊れてゆく様よ菊池洋勝
148向日葵に追い回されて夢の橋永峰半奈
148うつ伏せで幽体離脱していますいゆ蘭
148一斉に飛び立つ鳩時計の鳩がね
148短足が急いで食らうハンバーグl996
148衣擦れの音して冬が降りてくる岩根彰子
148からあげが嘘を吐いたら春が来る平出奔
148新宿を踏みつけたくて霜柱西沢葉火
148かにぱんの味を説明できている御殿山みなみ佳5
148小指だけ真っ赤に染める年女多舵洋佳4
148海のある星限定の泣きボクロ夜凪柊佳3
148雪おんなスポーツブラが似合わない芍薬佳2
148電圧をかけて開閉する翼たにゆめ佳1
148ゆるキャラとならんで覗く炊飯器エノモトユミ
148戦力外通告された流れ星ヨッシー
148偽物の窓に映ってしまう霊袴田朱夏
147二枚舌の内緒知ってるサンゴ礁澤井敏治
147字余りを吐き出してくるドライヤー未補
147再びの嵐の前の静けさか雪上牡丹餅
147ゲーム機を自分で買うが興味無し大江マンソン
147木彫り熊あひるの御虎子雪うさぎサトシワタナベ
147墨を置く度に入ってゆく宇宙アゲハ
147野良猫がわかった顔でポーズ取る諏訪灯
147前髪の向こうに話しかけてみる西沢葉火
147大根を切るセンテンススプリング藤井智史
147下がり眉森本レオのナレーションヨッシー
147寝袋をちょっとずらしている蕾岩根彰子
147豆撒きの巫女に恋するうぶな鬼八郎
147公式の廃墟に灯す1いいね岩倉曰
147おしゃべりなクリームパンを探してる麦乃
147引き算で残った僕は貴重品小林祥司
147ただ切ればいいってもんじゃないサラダ阿部千枝子
147ベランダに神話に出てきそうな石御殿山みなみ
147開ける前からやる気になっているカイロ御殿山みなみ
147巻き寿司の巻くまでもなく施工不備馬鈴
147郵便受けに大量の風 臭う尾崎良仁
147マチュピチュで子持ちししゃもを売るバイトペンギンおじさん
147ミッキーの耳がもげてるキーホルダー甘酢あんかけ
147修飾の一切なくし露天風呂くに
147トイレから鱗をめくる音がする芍薬
147黒幕のウサギの耳が長すぎる平井美智子佳5
147団塊に平成という揮発剤武良銀茶佳4
147なぎなたとあなたを換えにゆく市場笹川諒佳3
147追伸が届いた速い川だった斎藤秀雄佳2
147裏にまで色付けされてない切手青砥たかこ佳1
147定冠詞付かない人の群れにいるがね
147標本と朝が来るのを待つ画像エノモトユミ
147脳ソテー羊が恋をした部分犬井隆太
146南国の男にインフルをもらうくみくみ
146広告に独り身と決めつけられる若枝あらう
146お辞儀だけ上手くなる新入社員がね
146地面へと降りてきた雪寝転んだ市川雄太
146ミサイルにいつも空から狙われる柊無扇
146ゴミ荒らすカラスの瞳無垢だよな井上雅代
146思い出の脚色かもしれぬ八重歯馬鈴
146天国で千羽鶴を折り返す涅槃girl
146お役にはたたぬ楽しい相談所くに
146顔文字でごまかしているお断りよーこ
146市役所で死亡届を書くゾンビペンギンおじさん
146ハイボール手持ち無沙汰を混ぜ込んで阿部千枝子
146白梅やざんばら髪を見てしまう岩根彰子
146高齢化どこ吹く風とラリー戦雪上牡丹餅
146際限のない書き置きに脅される杉倉葉
146桑年の豆を掴める鬼やらい菊池洋勝
146裏面に赤々滲むペンの意地多舵洋
146しゃぶしゃぶの波に漂うお節介八郎
146ここだけの話きいてる鬼瓦澤井敏治
146ヨーロピアンシュガーコーンを武器にするあまの太郎
146憧れの重さで軋む四十肩犬井隆太
146引き潮に取り残されている魚雷西沢葉火
146ものをなくした人の天国ものがない御殿山みなみ
146いっしんに月をゆすいでいる盥笹川諒
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146ライバルの出方を探る紙つぶて小林祥司佳4
146合いの手をふたつ余計に挟むバグたにゆめ佳3
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146接続語やさしいだけじゃダメな人まさよし佳1
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145ロイヤルストレート腐乱臭がする若枝あらう
145DOUTORの黄色のOを挟む神御殿山みなみ
145介助の手息の合わない雑煮かな菊池洋勝
145迷わずに進むと落ちる落とし穴彦翁
145結婚を機会に止めたプレゼント田原勝弘
145空白を埋められぬまま中華そば秋鹿町
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1451ページずつずれていく母子手帳芍薬
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145眠れないコップの底にヒカリゴケ西沢葉火
145筋肉に裏切られた鏡の人小俵鱚太
145胸の隙間にねじ込んだつまようじ若枝あらう
145遠雷とアイドルを抱くテロリスト上篠かける
145捨てたのは過去だけですかシンデレラ尾崎良仁
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145あの世にはスマホがなくて帰れない犬井隆太
145ハートにはされたくないと嘆くチョコ宮下倖
145舌先の散らばっている祝賀会よーこ
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144定年後タトゥーを入れた母の勝ちペンギンおじさん
144スッポンがドリンク剤をイッキ飲み多舵洋
144おとなりも六十二円オキナワモ武良銀茶
144目標は薬が余らない努力彦翁
144闇さえも白一色へ雪の筆八郎
144前頭葉に在るグランドキャニオンまさよし
144寄付高で受かった人の高枕井上雅代
144終電の終点出るとユートピア八郎
144今年また喜怒哀楽を待つ日記田原勝弘
144洗面器またはシャンプーまたは鶴斎藤秀雄
144敗北の砂の味する摩天楼西泉アモ
144執着を愛と錯覚するすずめ多実果
144リカちゃんの髪をバッサリ愛娘阿部千枝子
144ハイタッチより骨太なグータッチヨッシー
144闘争の果ての北上川下流岩倉曰
144インク沼に嵌る透明ペンマニア永見心咲
144ブラウザ山を成し 煩悩の名残みなみあきら
144通気性ゼロの世界で深呼吸犬井隆太
144仕方なく夜の帳になる烏笹川諒
144マジックミラー越しに数える母の皺秋鹿町
144まっとうに使われ汚れきるお札青砥たかこ
144西側に箒を置いて客を待つ藤井智史
144部屋干しの懺悔は生乾きのまま藤沢修司
144わたしより深呼吸しているポカリ平出奔
144バールのような狂ってゆく虎の尾秘まんぢ佳5
144真っ白なフラペチーノは嘘のあと袴田朱夏佳4
144怪物が苗字を吸ってすぐ吐いたたにゆめ佳3
144マッチング率を気にする銀座線いゆ蘭佳2
144黒船は来るし羊羹みたいだし西沢葉火佳1
144後続の来るまで踊る模範生福村まこと
144ガードレールを外れて生きる三輪車若枝あらう
144被災地の天皇陛下着ぶくれる菊池洋勝
143知りたくはない君の過去など別に麦乃
143新しい暦しばらく弄び岩根彰子
143キリン語で呼べば出てくるソクラテス宮下倖
143勉強部屋無くても出来る子はできる田原勝弘
143割り箸で過去と闘う深夜二時岩倉曰
143付箋紙がはがれ落ちてく中二階エノモトユミ
143無人島大きなヤシのヤシの有無サトシワタナベ
143偶発の辛子爆弾虫払うむぎのあわ
143再入場ゲートで見せる蒙古斑愁愁
143何飲むか聞かれぬホットドリンクス菊池洋勝
143想っても体温計は嘘をつく袴田朱夏
143洞窟へ亀のふりして配達人斎藤秀雄
143森のかげ君の睫毛のカールせり西泉アモ
143偽物を造りたいから垢を擦る西沢葉火
143水の味忘れた頃に薬飲む藤井智史
143気の抜けたビールはみ出していくパスくに
143関節のあたりにつける変圧器平井美智子
143タンポンの紐を引いたら割れる星あまの太郎
143峠だ蟻が叫んでいた場所だ秘まんぢ
143伊達巻の渦に呑まれて甘い蜜花房香枝
143「さみしいよ」フォロワーさんの白い息尾崎良仁
143三が日坊っちゃん刈りのような町ヨッシー
143恥じらいもオールフリーで初日の出小俵鱚太
143抽斗のひとつひとつにわたしの歯斎藤秀雄佳5
143不器用な黄色信号だけの街芍薬佳4
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143不協和音の中でとろける鏡餅若枝あらう佳2
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143鳥の名のひと夕食にりんごだけ馬鈴
143パン屑は東京のほうだとおもう御殿山みなみ
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142ドローンで見下ろす専務の日常あまの太郎
142断トツに笠か帽子をかぶせたいたにゆめ
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142平成を貝殻節で撫で生す岩根彰子
142オフィスビル左脳に夜が忍び込むくに
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142設計上蛇口は過去を忘れます芍薬
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142期末試験ジャバウォッキーと夜を越す羽根
142押印が少し傾く免罪符多舵洋
142干し柿に粉をまぶした祖母の嘘西沢葉火
142ねっとりと干し芋が歯にキスをする諏訪灯
142通知表○の数だけ平等だ真島芽
142神様はお客様より表現者ヨッシー
142唾液かもしれないけれど雪の味くみくみ
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142幾たびも起死回生の鍋つかみ笹川諒佳4
142お値段によって歩幅が変わります尾崎良仁佳3
142横切った黒猫だって泣いている日向彼方佳2
142ぬるい傷ひらかぬように福笑い秋鹿町佳1
142魂のすすむ秒針アレルギーエノモトユミ
142組み立てたロールケーキの上に月エノモトユミ
142答などないのか君の耳の穴くみくみ
141缶詰のキャビアつんつんしてないか藤沢修司
141病棟の廊下を満たす外国語諏訪灯
141駄菓子屋の扉に手書き手動ドア阿部千枝子
141褒められて伸びるタイプの評論家宮坂変哲
141雪見鍋 隣の女にTATTOOあり坂中茱萸
141合成の拍手が一歩遅れとり なごみ
141薔薇園で家訓を垂れる蒙古斑福村まこと
141不揃いの一本締めの胸騒ぎ武良銀茶
141電子音振り回されて台所西浦雅代
141抜け殻を拾う仕事に就きました尾崎良仁
141橋の下泡立草が風揺らす梔子
141不器用で五目並べの好きな指彦翁
141新年をムーンウォークで乗り越えるあまの太郎
141ラマがきてプレッシャーないガンバってサトシワタナベ
141能面にうねる喜怒哀楽の情澤井敏治
141文鳥にのられて腹の底の川斎藤秀雄
141アラカンの恋して映す楕円鏡三倉みなみ
141墓石にだきついたまま死ぬ海月上篠かける
141脚韻をかわいく踏める猫と来る杉倉葉
141学会の中心に置くブドウ糖いゆ蘭
141忙しないリンゴの皮がたどる道エノモトユミ
141寮長の肩に命令形の闇秘まんぢ
141ちぎったらちぎった分を頬にせよ袴田朱夏
141歩きスマホと歩きスマホの2秒前御殿山みなみ
141勇敢なほうの水から作るお茶笹川諒佳5
141くす玉の中で交尾ができる鳩西沢葉火佳4
141エンディングまでは共犯者でいますくに佳3
141巻き上げた金で野茂の研究する小俵鱚太佳2
141生牡蠣をすする天国にはゆけぬよーこ佳1
141美しい隕石が降る妻の帯川合大祐
141物を乞うように血圧計に腕ヨッシー
141タイミング狂う四色ボールペン藤井智史
140キャバ嬢の血清探すキスマークまさよし*
140新宿の七夕 星の砂をまく犬井隆太*
140「電話詐欺シナリオ急募」を鑑みる秘まんぢ*
140ストラディバリウスで神を殴りたい中村佐貴*
140金紙はいちまい荒野に立たされるよーこ*
140ラスボスもサンタも概念になった袴田朱夏*
140聖少女うなじで脱皮繰り返す藤沢修司*
140日陸川山谷草樹鳥虫死斎藤秀雄*
140眠りたくなさと眠気の卍紋歯痛*
140謎都市の謎スーパーの謎二階歯痛*
140ですので穴という穴に指入れる尾崎良仁*
140毛皮着てあたしちぎれてピンクなの亀山朧*
140嘘をつくときの小さな破裂音芍薬*
140頓服と正しく書ける三銃士小俵鱚太*
140jpegで朝夕思い出す鯨多舵洋*
140面接で毎年落ちる鍋奉行たにゆめ*
140死神の寝床へ三日月は沈む田村わごむ*
140自販機に常温の水探してる田村わごむ*
140「降ってるね」「夜だね」「明日、睡ろ うね」杉倉葉*
140制空権を失った日の喫茶店杉倉葉*
140松ぼっくりオーバーワークだったのだ森山文切*
140システムが反作用してくる手帳未補*
140dボタン押す県境ずれてくるいゆ蘭*
140首のある魚になって泳ぐ駅秋鹿町*
140紛うことなきカニかまを噛み締める中村佐貴佳5*
140何をチャラにしたいの担々麺の真っ赤岩根彰子佳4*
140先生が私の爪を食べた午後甘酢あんかけ佳3*
140機械式愛の卑猥をあおい鱶亀山朧佳2*
140流されている献花 早足の犬いゆ蘭佳1*
140有線で告げられた朝焼けの自死秋鹿町人*
140ナイアガラ カーテンの紐うしなった芍薬地*
140仏壇で気高い桃がとけてゆくエノモトユミ天*
140「電話詐欺シナリオ急募」を鑑みる秘まんぢ
140全能の牛が持ち出す結果論笹川諒
140うるおいのあるうち異国から異国青砥たかこ
140金紙はいちまい荒野に立たされるよーこ
140クレヨンの白が詐欺師のボスらしい福村まこと
140ラスボスもサンタも概念になった袴田朱夏
140聖少女うなじで脱皮繰り返す藤沢修司
140バス停で鯨が来たという知らせ西沢葉火
140おまんじゅう全部一口だけ食べる真島芽
140捨て去った苗字は雪になりましたくみくみ
140嘘つきを恵方側から黙らせる岩倉曰
140過去形にするとどんどん出る弱音阿部千枝子
140謎都市の謎スーパーの謎二階歯痛
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140頓服と正しく書ける三銃士小俵鱚太
140既視感も想定内の清水寺小俵鱚太
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140カマキリに廃刀令を説くオケラあまの太郎
140システムが反作用してくる手帳未補
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140首のある魚になって泳ぐ駅秋鹿町
140有線で告げられた朝焼けの自死秋鹿町
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140何をチャラにしたいの担々麺の真っ赤岩根彰子佳3
140父ちゃんのちんちんボクを眩しがる福村まこと佳2
140鉛筆をかんざしにして平泳ぎエノモトユミ佳1
140紛うことなきカニかまを噛み締める中村佐貴
140制空権を失った日の喫茶店杉倉葉
140みつけようどうぶつえんの密猟者愁愁
139いっこく堂の間合いで語る特派員ヨッシー
139シマウマがパンダを騙す常套句あまの太郎
139AIが自動忖度致します柊無扇
139検査などご免ここまで生きたから 風間なごみ
139履くときは覚悟を決めて白い足袋阿部千枝子
139ふたりとも頬に寝跡がある日の出原田鴨目
139秘め事は渡り廊下の奥の部屋八郎
139星からの白い憎しみ目に刺さる上篠かける
139蟹脚を折れば呪いは解けましょう岩倉曰
139花は勝手に開くものだと勘違いはな
139頂上に残されているごはんつぶ大塚凱
139輪郭を思い出せない金閣寺芍薬
139イノシシもブタに恋して水鏡武良銀茶
139サヨナラがピアスホールに突き刺さる多実果
139金環食つなげて知恵の輪をつくる真中北辰
139過去を追う首が雑踏に紛れる藤沢修司
139海底で寝ていたかった微生物犬井隆太
139月光に不起訴処分を言い渡す絵空事廃墟
139モンスターボール持ち出す物理棟伊湯蘭
139戯曲では臭いのしない豚が鳴く西沢葉火
139へべれけに傘はそのまま高架下田村わごむ
139過ちのまっ只中の正常位中村佐貴
139ある程度何でもできる山へ行く笹川諒
139叩かれててろんてろんとなる初心よーこ
139絶望を星屑にする水樹奈々藤井智史佳5
139おおきいとないのあいだが跨線橋斎藤秀雄佳4
139噛みついてくるありふれている時間くに佳3
139手拍子で煽ってちょうどよい交尾未補佳2
139母の愛なく動物園のにおい小俵鱚太佳1
139白線をジャージの本体にしない袴田朱夏
139背景の虹を無視する翻訳機福村まこと
139牛乳の蓋が詰まった募金箱岩倉曰
138三面鏡私だらけの地獄絵図犬井隆太
138This is a pen の響きで回る星秋鹿町
138間違えていたのはきみの方ですが有村桔梗
138自由から逃げたいままの日曜日永峰半奈
138あらすじが気になる植物物語神丘風
138小部屋でも机の上は夢舞台小林祥司
138森を出て次の森まで暇つぶし芍薬
138偽善者の声に鳩尾うずき出す澤井敏治
138死にたての鳥かなにかをファーにする未補
138秒針を西日が滑り落ちて夜袴田朱夏
138歳月は塩大福の粘りかな岩根彰子
138冬の夜スケッチブックの独裁者日向彼方
138目の上のほくろがひとつひとつ減るエノモトユミ
138淋しいと耳から透けてゆく兎toron*
138歌留多撥ね飛ばすナイキのロゴマークヨッシー
138おばさんに先を越されているあくび御殿山みなみ
138お祝いの豆菓子食べて鳩になる真島朱火
138平穏に見える凧にもある不安彦翁
138糊代の広さに油断してしまう平井美智子
138お金持ちのっぺらぼうになりましたまさよし
138満足のゆくまで白く塗るピエロよーこ
138人民の意志に反して昼寝した杉倉葉
138冷蔵庫のからっぽ 国家斉唱尾崎良仁
138文体が聖書のような督促状秘まんぢ
138しゃぼん玉だけの街にも鳴る時報絵空事廃墟佳5
138舌打ちの絵が飾られた廃校舎岩倉曰佳4
138琴線が鉄条網に引っかかる冬子佳3
138それぞれに落ち着く方へ向く海鼠西沢葉火佳2
138封筒の封をする結婚しない斎藤秀雄佳1
138勲章の裏に隠した付け睫毛福村まこと
138魔女か淑女か写真判定されているくに
138ゆっくりと燃えないパフェを食べている笹川諒
137ほめるから花を咲かせたブロッコリーくに
137これが、今、ゴメンな、オレの、精一杯サトシワタナベ
137鰯雲 乾いた空で泳げないとわさき芽ぐみ
137シャンプーのボトルのような鳥が二羽笹川諒
137可愛いは猫と子供にいう言葉多実果
137自分からやめるとやめられるお酒ヨッシー
137お似合いと言われ口喧嘩をやめる彦翁
137ハッシュタグつけて鬼から隠れる子多舵洋
137九時も十六時も同じどん曇り田村わごむ
137母親の笑顔が苦いミルクラテ永峰半奈
137自由って不自由だよね貯金箱アゲハ
137黙々と生きる毛虫の美しさ犬井隆太
137水平線ひとふで書きの潔さ阿部千枝子
137時速80キロと書いた待ち針西沢葉火
137性欲を童話の森で初期化する福村まこと
137石橋の下には常に渡し舟岩倉曰
137お多福がウインクしてる熊手買う八郎
137無理強いの果てに輪ゴムが弾け飛ぶ藤沢修司
137木に残す実を見定める祖父のゆび芍薬
137薄墨で書かれてるのがあなたです尾崎良仁
137鍵がないスーツケースの外は雨エノモトユミ
137バリカンを持つ狩人たちの宴藤井智史佳5
137試験管さっき人魚が跳ねましたまさよし佳4
137夕焼けをぼくたちだけで持ち運ぶ絵空事廃墟佳3
137しんにょうを定年退職晴れて蛇秘まんぢ佳2
137笑顔でも無表情でもない蝮平出奔佳1
137赤い薔薇かかってこいと曼珠沙華武良銀茶
137そうめんを流す工面のかぐや姫藤井智史
137なしくずし的に丘などやってます杉倉葉
136戦争ゲーム買えばやる気が出る仕事笹川諒
136ナメクジの速度で渡る天の川あまの太郎
136宛先を書かず手紙を食べる牛多舵洋
136開花まで足音ふたつ足りぬ春秋鹿町
136予約券一枚持って冬に入るくみくみ
136紅葉を羽織り銀座をランデブー八郎
136真っ直ぐに生きたい初心へと曲がる藤沢修司
136見せあえば鱶がくるのよぶれながら亀山朧
136白飯に嫁の気持ちを振りかける真中北辰
136猫バスを予約している帰り道真島凉
136聴診器あてて気づいた虹の治癒絵空事廃墟
136歳時記に吸われ真冬が死んでゆく袴田朱夏
136電飾の引き立て役としての闇犬井隆太
136雪国に雪が降ったというニュース澤井敏治
136ト書きにはなかった現場でインタビュー岩根彰子
136仙人がまた銀行の骨になる斎藤秀雄
136三日月の親近感は泣きぼくろはな
136一か所が痛んで調子良い体青砥たかこ
136ほんとうは保存もできる破門僧杉倉葉
136すべからく嘘たそがれが綺麗ですtoron*
136浴槽の屁として消えた人魚姫岩倉曰佳5
136泡で出るタイプになって見返すわ冬子佳4
136四次会のちっとも残らないポテト御殿山みなみ佳3
136空間自体を菩薩と間違える絵空事廃墟佳2
136累積赤字にも見慣れないワルツ藤井智史佳1
136白旗は振らぬマタドールの孤独中村佐貴
136無人島たのみもしない紅生姜西沢葉火
136水っぽいブルー漏電して発火くに
135愛に死す今のジュリーに言われても阿部千枝子
135-○-○- どんな景色の置き忘れとわさき芽ぐみ
135旅先の夜空の星が僕を待つ市川雄太
135やる事がたくさんあると迷う指やっこ
135繭になる準備こたつにフリースでアゲハ
135人を見ず咲いては散って山桜武良銀茶
135イチョウには負けたくない東京タワー芍薬
135ライバルが遠くになっている出番彦翁
135静寂に耳を塞いだクリスマス日向彼方
135やどかりがやどかりを食う小宇宙岩倉曰
135巻き爪の第一継承権を持つ田村わごむ
135真ん中を決めて右腕左腕西沢葉火
135伝言が芸術的に食い違う犬井隆太
135地獄絵図なのにホロリとさせる虫小俵鱚太
135はじまりを知り飽和するシリカゲル秋鹿町
135蒐集家のレコード棚に住む芸者香菜
135反撃の狼煙のためのおろし金杉倉葉
135むささびを淫靡なダウンロードかな亀山朧
135チャラ男当選のハガキ見て固まる尾崎良仁
135光から闇からこぼれゆく団員絵空事廃墟
135五線譜をまっすぐ進む警告音あまの太郎
135月皓々衛戍監獄雁渡る澤井敏治
135忘却を忘れた人が刻むねぎ江西レイ
135ニホンジンナラバヒノマルベントウダ藤井智史
135罫線を消せば自由になれる文字冬子佳5
135やわらかく燃える畳が水の底斎藤秀雄佳4
135白昼堂々レモンの爽やかさtoron*佳3
135唐揚げを担保に入れて握手会あまの太郎佳2
135漸化式知っていそうな顔の猫笹川諒佳1
135透明になれば虹呼ぶ水たまり青砥たかこ
135腹巻が伸びるじゃないか手を離せヨッシー
135素麺を曲げずに茹でる裁判所福村まこと
134クリスマスソングに乗せて土下座する中村佐貴
134デボン紀の洗濯機からもれる砂門脇篤史
134換気扇回して外の空気読むとわさき芽ぐみ
134思い出を共有すると苦くなる青砥たかこ
134半分に切って本音を覗かせる彦翁
134わたくしの架空を虎がゆく音か亀山朧
134鏡台に置いてあったな『桃の花』ヨーグルト
134同僚のタグが気になる午後三時真島朱火
134深まる秋父の髪まで霜降りに田原勝弘
134探偵と部屋干しのハンチング帽小俵鱚太
134しばらくは尖ってますと蟹の爪宮下倖
134純情な秋刀魚の腹を探る妻多舵洋
134明日あたり棒立ちになる銀杏岩根彰子
134ぱたぱたのたのときくちびるのさびし斎藤秀雄
134成否など知らぬ存ぜぬ栗ご飯むぎのあわ
134君の名は巻き舌できんから読めん香菜
134別の龍しろがねの尿まき散らし川合大祐
134どつかれて緩衝材のプレッシャー冬子
134換気扇フェイクニュースを吐き散らす藤沢修司
134終電車うさぎの耳を付けたまま平井美智子
134曖昧な返事に溶ける角砂糖福村まこと
134さりげなく無糖の恋をしていますくに
134海辺では人魚のはずの魚人たち御殿山みなみ
134ハッピーターンかかげ三日月かえりみち真中北辰
134竜宮で踊る魚の生活苦犬井隆太佳5
134真四角な女の尻に無抵抗阿部千枝子佳4
134カラスから任されているビット列絵空事廃墟佳3
134ふりかえるたび透明な百合が咲く秘まんぢ佳2
134マンホールの蓋を選んで死ぬ羽虫岩倉曰佳1
134キリストの切手を貼って送り出す芍薬
134LAWSONの青が眩しい世紀末あまの太郎
134ぬかるみを缶ぽっくりのまま進む秋鹿町
133丸投げの仕事丸めて投げ返す袴田朱夏
133網棚に部長が置いたファッション誌甘酢
133たっぷりと込めた皮肉が通じない彦翁
1330と1抱き合わせればほら未来たにゆめ
133透明人間に飼われる透明犬岩倉曰
133走馬灯二秒で終わる悲しみよあまの太郎
133茶柱のエールに伸びる万歩計澤井敏治
133靴下に爪のアートをしまう秋淀美佑子
133躊躇わぬ君の強さとピアノソロ藤沢修司
133消化の良い言葉しか欲しがらぬ耳青砥たかこ
133三人の娘育てる四角形まさよし
133瓶ビール残して帰るオトナになりたいサトシワタナベ
133カシミヤのセーター今日の指名打者くに
133僕が喋るとそれが川柳ヨッシー
133曇り空によるひとつの試着室平出奔
133防音シート鉄骨をひっぱたく畑中玉菜
133猫からの土産(おそらく消去法)内山佑樹
133恋破れ新装開店の痛み冬子
133靴下が穴そのものと気付く朝西沢葉火
133死にたがる人で賑わうタイムライン小俵鱚太
133賑やかな中で孤独な隅の椅子小林祥司
133睡眠不足なマグロが飲むココア若枝あらう
133悪いユニコーンに騙されて渋谷中村佐貴
133失恋の盾にならないコンドーム秋鹿町
133なんとなくワンダーコアに乗る化石藤井智史佳5
133粘り勝つ九官鳥とのしりとり香菜佳4
133孤独でしょうかラー油を足しましょうか尾崎良仁佳3
133マスキングテープの下にある地獄門脇篤史佳2
133砲台の動力になめくじも要る田村わごむ佳1
133ライバルの眉間をせまくする稽古斎藤秀雄
133盛り塩のように末尾にある絵文字笹川諒
133柚子ひとつ残して地球平面化川合大祐
132助手席でカーブのたびにフィーと鳴く香菜
132へそくりを挟んだ本の背が歪むヨッシー
132人間に近づいている武者震いはな
132飲んで詠まれる句の身にもなれよ俺袴田朱夏
132来光は蜜 禁を犯した地底人真中北辰
132おっぱいに埋もれて眠る月旅行まさよし
132ストレスの抜けた湯船に屁こき虫阿部千枝子
132どれだけの上から目線なのよ雲くに
132入門書ひしゃげる君の個性他サトシワタナベ
132あいまいにうなずく敵に囲まれてよーこ
132嵐の日キリンが街で暴れ出す犬井隆太
132図星だったわ誉め殺しの戦法岩根彰子
132出る杭のまんまで平和チンアナゴ芍薬
132隣室のアラームが止まる歯痛
132G線の上で鰹節が狂う若枝あらう
132もっともな言い訳じみたスムージー淀美佑子
132攻防のゆくえは古稀のちゃんちゃんこ肉球姉
132林道をメビウスの輪にする仕事多舵洋
132かんたんな時計のしくみ担う耳斎藤秀雄
132宛名まで女たらしの文字で来るヨッシー
132東雲に小豆のチョコが不味すぎる笹川諒
132遅刻者の右手だけ切っていた爪御殿山みなみ
132赤と青激しく求めあう林檎小俵鱚太
132引力は上から市立乱気流内山佑樹佳5
132へきえきが気体になって消えていくとわさき芽ぐみ佳4
132いつ来ても曇天のプラネタリウム秋鹿町佳3
132縁あってエヴァ初號機と詰将棋秘まんぢ佳2
132物置で善人になるリハーサル冬子佳1
132結果的に恋文となる置き手紙門脇篤史
132声優のあだ名のような断末魔中村佐貴
132好き勝手したあとの東京ばな奈尾崎良仁
131お小言は連座ですからシオコショー冬子
131去り際が今日イチ嬉しそうだった岩倉曰
131妻の目がセンサーになる盗み酒彦翁
131弁当に仕込む総菜夜つまむ真島朱火
131甘くない梨まあまあと言って食うサトシワタナベ
131紙切れにたった五文字の殴り書き日向彼方
131誤字脱字あるから楽しみな会話青砥たかこ
131薬局で医者の評価をする患者田原勝弘
131街灯り指鉄砲で撃っていく香菜
131句読点入れて傾聴ものにする阿部千枝子
131ボロボロの手には恋よりステロイドむぎのあわ
131三人称ばかり纏っているピエロホッと射て
131みぞおちに下がる遊泳禁止札まさよし
131ギアチェンジ秋の星座を吸い込んでくに
131セルフレジに叩く小銭のありったけヨッシー
131ほら穴にクイズを残す原始人武良銀茶
131ここらへん全部いぬなのほんとなの夏鵜
131電池切れですが少しは笑えます尾崎良仁
131海底に眠る信者の喉仏秋鹿町
131縁側でエンドロールを見る老後あまの太郎
131君の飼う異形の鳥を見てしまう笹川諒
131長居してしまう金木犀の膝岩根彰子
131アリクイのいやらしすぎる指使い芍薬
131菊花賞の当たり馬券で鶴を折る若枝あらう
131名は体とせめて雅号でするおしゃれ敏治佳5
131面接のドアノブ冷た過ぎないか藤沢修司佳4
131ピザマルゲリータと照れず云えて、完toron*佳3
131付箋紙に愛されている音楽家内山佑樹佳2
131伏線を糸こんにゃくとすり替えるたにゆめ佳1
131あたりいちめん口内炎のない埴輪御殿山みなみ
131オールフリー人質っぽく生きてきた小川優
131盲点を見合う至近距離の寿司屋斎藤秀雄
130おしゃべりな両目を糸で縫い付ける須賀琉*
130雷をヘソに飼ってるのは秘密麦乃*
130コスモスに風がダンスを振り付ける折鶴翔*
130大戸屋のすぐ側にあるやよい軒小俵鱚太*
130ムナシイと何度書いても風であるくみくみ*
130じいちゃんが逝って箒を持たされる真島凉*
130くずかごのナイスキャッチにする拍手小林*
130真夜中の背徳的なアブラゼミ甘酢*
130青空を排除したのち目を閉じよ杉倉葉*
130キャラメルを_み潰してるワンルーム西沢葉火*
130悲しさの見本帳には載ってない江西レイ*
130ひたむきな背中についている翼徳重美恵子*
130足湯感覚で並んで謝罪するヨッシー*
130珈琲を飲んで夜長をすぐ寝るとわ*
130ポケットを覗いてみたらミシガン湖あまの太郎*
130アジフライ集めて海に返す人あまの太郎*
130肉まんの中で真理が減っていく芍薬*
130何はともあれ赤チンを塗り昭和岩根彰子*
130かんたんに殴れてしまう東京都水沼朔太郎*
130ワールドエンドらしいですけど二連休平出奔*
130また床と対話していて午前二時toron**
130無言電話だが心の声だったtoron**
130引き出しに畳んでおいた花畑ただよう*
130かろうじてわかめラーメンほどの海門脇篤史*
130がんばっているね眩しいほど光るたかこ佳5*
130幸せを分母にしても割れぬ桃福村まこと佳4*
130手紙から水が溢れてあかるい眼斎藤秀雄佳3*
130手の甲に爆発物の化学式御殿山みなみ佳2*
130喋る自販機で嫌になった歯痛佳1*
130水漏れに注意と笊に書いてないヨッシー人*
130くちびるに触れてどんぐりから和音斎藤秀雄地*
130君泣けば泣くよ鈴虫なんだから秘まんぢ天*
130変身後戻れなくなる初期不良須賀琉
130花になれ思い出せない言葉たち麦乃
130詩を求め南半球渡る鳥小俵鱚太
130林檎だけ持ち込みできるプロジェクト内山佑樹
130天国で「消しゴム」なんて言っちゃだめ内山佑樹
130ムナシイと何度書いても風であるくみくみ
130背中には愛され人と書いてあるくみくみ
130愛憎の憎を毛抜きで取り除く岩倉曰
130真夜中の背徳的なアブラゼミ甘酢
130キオトンとギャルのおしゃれな物忘れ敏治
130キャラメルを_み潰してるワンルーム西沢葉火
130くちびるに触れてどんぐりから和音斎藤秀雄
130手紙から水が溢れてあかるい眼斎藤秀雄
130跳び跳ねた水滴が描く世界地図とわさき芽ぐみ
130急速に冷え込む壇上の野原藤井智史
130足湯感覚で並んで謝罪するヨッシー
130突然にプロポーズするコルチカムはな
130詫状の便箋うっすら鬼薊よーこ
130歯ならびの気になる胡麻煎餅のあと淀美佑子
130喋る自販機で嫌になった歯痛
130台風がひた隠す星の脱獄芍薬
130無言電話だが心の声だったtoron*
130引き出しに畳んでおいた花畑ただよう
130かろうじてわかめラーメンほどの海門脇篤史
130君泣けば泣くよ鈴虫なんだから秘まんぢ佳5
130捺印の少し手前の絶頂期平井美智子佳4
130流血がもたらしたアイデンティティ歯痛佳3
130何はともあれ赤チンを塗り昭和岩根彰子佳2
130ワールドエンドらしいですけど二連休平出奔佳1
130十字路によくないほうのまあいいか御殿山みなみ
130幸せを分母にしても割れぬ桃福村まこと
130じいちゃんが逝って箒を持たされる真島凉
129和訳した嫌がらせならよく分かる柊無扇
129胃薬を飲んで息子の話聞く小林祥司
129休み時間 透明だから無視される峰岡名負人
129本気にはならないなんていうホンキ心咲
129情欲の海を彷徨う知恵袋八郎
129いくつもの罪を背負ってきた丸太ホッと射て
129熱帯夜竹を蹴やぶるかぐや姫須賀琉
129軒先にススキ吊るして月見酒肉球姉
129お月見は金粉入りの酒にする彦翁
129火の鳥がなかなか鳴かず強火にす秘まんぢ
129さよならを言う暇もない海綿体あまの太郎
129嬉しいと回覧板は自転するたにゆめ
129眼科医と水トラブルの修理するまさよし
129ドーナツの輪だけ妹食べ残すただよう
129黒猫が毎晩通う魔女の墓江西レイ
129大井町で見た夕日よりも赤い小俵鱚太
129案山子にも靴擦れがある収穫期芍薬
129病人が出て火葬場に救急車ヨッシー
129白球がテニスコートで逃避行平出奔
129立って座って起きて眠って鳥のくに斎藤秀雄
129ときとして過呼吸になる千羽鶴冬子
129くる時が来た 切手が逆に貼ってある敏治
129逆に言う。そういう観音像もある。内山佑樹
129パラパラのチャーハン バラバラの二人藤井智史
129首ぷかり夫婦で年金の波間藤沢修司佳5
129鬼の首取ったかのよう母子手帳浮舟佳4
129ダークモカチップクリームフラペチーノと蚊御殿山みなみ佳3
129ハレとケを撹拌カフェオレできあがるよーこ佳2
129善人のマジックテープ式の靴岩倉曰佳1
129睦言に死語をたくさん入れてみる杉倉葉
129歯ブラシが開き切っても入社式西沢葉火
129飽和した誰かの投げるガラス瓶くに
128吐血下血頑張るって何ですかくみくみ
128ハヴァナイスドリル悪夢を蹴散らして御殿山みなみ
128想定外言って重ねる青シート田原勝弘
128こだわりのシャンプーだから女の子真島芽
128ファンファーレなにもはじまらないけれどtoron*
128こだわりがあって竹刀は五千円真島凉
128十分に餌与えても鳴くひよこ徳重美恵子
128五線譜のト音記号が逃げていく冬子
128リフォームができぬ私へ風の声小林祥司
128嘘ついた口から順に縛られるはな
128お散歩の犬自慢気に尾を立てるアゲハ
128友達の数より多いミミズ腫れ岩倉曰
128メガネザル拡大鏡は持ってない龍せん
128殿様にそっと差し出すぶぶ茶漬け芍薬
128あの人にウインクされるうふふふふ八郎
128寝る前の数値はかなりちびまる子尾崎良仁
128ENEOSで煙草を吸っている河童平出奔
128切り札を忍ばせてから焼くスルメ畑中玉菜
128カンブリア紀の地層フォークで崩す朝麦乃
128ブラックリストにホルモンだけが載る藤井智史
128今夜だけ泣き虫になりたい蜻蛉若枝あらう
128それはそうとお父ちゃんが沸いている岩根彰子
128流体の猫が化けたるわらび餅江西レイ
128耳寄せて枕のなかに過去さがす藤沢修司
128図書館に猫と住むのは不便ですあまの太郎佳5
128ベーコンを焦がし嫉妬を植えつける秋鹿町佳4
128クレーマー相手にさけぶ赤いペンただよう佳3
128美容室行って松葉ガニで帰るくに佳2
128病室の雨は昨日と変わらないくみくみ佳1
128カードちらばりトランプマンの帰省斎藤秀雄
128冥王星に住む干からびた男藤井智史
128星々の呼称を巡る判決書杉倉葉
127ラーメンがあるから明日も大丈夫真島芽
127豊漁の秋刀魚を待っている小銭彦翁
127お酢ドリンク酷暑へからむ酔っ払い芥子
127手も足も出せずウィンクする達磨宮坂変哲
127愛だけをさがせ俺の言葉から秘まんぢ
127夕立がゲリラに変わる温暖化小林祥司
127満足の隙間が愛に飢えている八郎
127読み方と文化をゆるす放生会むぎのあわ
127一昨日の天気予報が戦犯に海月漂
127きぬかつぎつるりゴメンネはしないよーこ
127やさしさを包み損ねた卵焼き秋鹿町
127食券をちぎって放る濡れている西沢葉火
127逆光の胸の谷間に咲いた恋敏治
127新潟のロックバンドを食べる蛸平出奔
127点Pがこの時空から動かないtoron*
127三味線に愛されちゃった猫なのよいなだ豆乃助
127嗚呼秋刀魚人智の及ばざる焦げ目岩根彰子
127ゆっくりと空気を抜いたカラスウリくに
127落款のように顔出すヒッチコックヨッシー
127えんぴつの産むぼんやりとした卵斎藤秀雄
127悔しくてサラダ記念日また開く小俵鱚太
127踏み外したものから順に蝶になる門脇篤史
127学校も自転車小屋も急に秋真島凉
127匂い嗅ぐおんな立方体になる尾崎良仁
127干し芋はいつも本気で攻めてくる畑中玉菜佳5
127風景として鉄オタに許される御殿山みなみ佳4
127少なめの破線をなぞる雨の日々杉倉葉佳3
127季が巡り割れないお皿また使う徳重美恵子佳2
127駄菓子屋の隅で売られる出会いクジ若枝あらう佳1
127嫌味には鈍いタイプの能力者岩倉曰
127虚無感を訴えている冷蔵庫toron*
127ぞうさんみたいに小さくあるこうね西沢葉火
126ツイッターすこし黙って雨だから芍薬
126期限直前とても密度の濃い時間アゲハ
126泣かされた日々を赦して虹をみる 風間なごみ
126切手買い幸福感に抱かれる龍せん
126奥の手にみりんを使ってくる姑息浮舟
126気遣いの嘘を盛ったり飾ったりくに
126辛抱が足りず悪魔の手を借りる福村まこと
126じいちゃんの分まで食べて叱られる真島凉
126プチプチが知ってしまった二枚舌徳重美恵子
126家を出る前に宿命背負い直すtoron*
126核なくし未来のサルに夢残せ柊無扇
126ララバイと金の瞳で笑う猫麦乃
126ストローの先が吸い込むレモンの黄ホッと射て
126信じると決めたとたんにスライダー冬子
126じいちゃんの薬をイチゴ味にする真島芽
126就活にワイシャツの持つ市民権敏治
126晩年を泳ぐ自由な雑魚として藤沢修司
126炎天の自販機前にたむろするくみくみ
126特別な日になるはずだった誕生日やっこ
126形見分け一眼レフとナース服愁愁
126水かきの膜がやぶれてから九月斎藤秀雄
126満月が言ったか言わずかフリーズはな
126月に居るサイレンもなし風もなし峰岡名負人
126マネキンの呪いが臭うワンピース秋鹿町
126貧乏ゆすりするときは甘い桃尾崎良仁佳5
126ぶんぶんと軍靴あかるいヨーデル岩根彰子佳4
126店長の頭につけた避雷針須賀琉佳3
126極道な草にもあったうぶな頃阿部千枝子佳2
126シルバニアファミリーなりの世間体たにゆめ佳1
126ダイコンとイモ第三者委員会よーこ
126日常の隙間を埋める猫の砂あまの太郎
126一行詩配水管のひと捻りヨッシー
125台風をぽっと産みだす青い海彦翁
125豪傑もアルケミストも明朝体toron*
125終電に山高帽の犇めいて愁愁
125教えない方が教えたことになるヨッシー
125心臓の電源を切り床につくぬれおかき
125暑くても秋は来たよと虫の声田原勝弘
125死神はどこで待つのかクエスチョン若芽
125アンテナに躓きそうな美容室はな
125詫びている夢で無沙汰の人に会う峰岡名負人
125何ひとつ思い出せないけど元気麦乃
125妄想が続くお祈り的時間平井美智子
125ララバイのポイント貯まる感謝デーたにゆめ
125利き腕で盗んだものは離さない冬子
125文化圏木の実はタコを拒絶する畑中玉菜
125新ドラマ粗熱抜けてから観ようアゲハ
125偶数のページだけ盗る知能犯芍薬
125ふところの鬼が抜け道探してる福村まこと
125台本も編集もない生の声徳重美恵子
125ヒーローが堕ちてゆく螺旋の月夜秋鹿町
125棘のない薔薇になるから捨てないであまの太郎
125かざぐるま止めて蛇柄だったとは御殿山みなみ
125あげまんはカレーうどんの刻み揚げ岩根彰子
125シマウマの白だけを踏むイエス様海月漂
125ふところの箱とリボンと輪ゴムと詩よーこ
125札束に見向きもしない蟻の列敏治佳5
125ゴキブリの思考回路は無限です武良銀茶佳4
125二十年熟成させた色眼鏡須賀琉佳3
125儒艮食う犬猫猿の痴話喧嘩いなだ豆乃助佳2
125背番号つけても亀はマイペースくに佳1
125枝豆の形に日焼けするおなか岩倉曰
125どもらないで言えるだろうか蝉電話斎藤秀雄
125婚活に牛のゲップを挟まれる藤井智史
124なんで消すんだよセンサー付きトイレヨッシー
124脇道にそれていますよシンデレラ冬子
124夏バテか蝉はそそくさ店仕舞いはな
124お互いの笑いがずれる翻訳機武良銀茶
124太陽も自律神経乱れてるまさよし
124落雷の騒ぎ晩夏の祭り唄アゲハ
124脳内に巣食ったデマの見本市須賀琉
124人の世を捨てきれなくてシュノーケル西沢葉火
124埼玉じゃ最先端のサイコパスあまの太郎
124逮捕して逮捕してもう笑わせて芍薬
124空っぽの犬小屋洗う殉教者福村まこと
124悪党の首を洗ってさしあげるくみくみ
124手こずらす仔馬大化けする予感ホッと射て
124台風の進路相談員不在海月漂
124手掴みのブルームーンが凍えてる霧島龍
124ちがうけど一緒に相撲でもいいよ御殿山みなみ
124どこまでも生きる納豆かき混ぜる尾崎良仁
124朗らかなヒマワリわはははと猛暑敏治
124B面に入ったとたん伽藍堂toron*
124舌を出すオフショルダーの谷間からくに
124アボカドの柔さを看取る熱帯夜八条ハチ
124皿洗い童話の中にいるみたい真島凉
124うずまきメガネの変人ですどうぞ藤井智史
124肩こりによくきくアクセント辞典斎藤秀雄佳5
124放課後のホテイアオイのぽあんぽあん岩根彰子佳4
124辻褄のあわぬ劇中劇の馬秘まんぢ佳3
1247本の楽譜にしよう夏の雨真島芽佳2
124無呼吸がせがむ猪木の平手打ち阿部千枝子佳1
124少しだけ酸素が薄いセルフレジよーこ
124ライオンの歩幅で核心に迫るくみくみ
124姉さまのアイス最中は埋めましたいなだ豆乃助
123一回もいいねを押したことが無い龍せん
123さびしさとかくれんぼする 結末斎藤秀雄
123妻が留守心行くまでパラダイス折鶴翔
123鳥に名をつければいいと思わないたぶん
123消しゴムじゃ消せぬ思い出炎上すあまの太郎
123グローブと盃が要るボクシングよーこ
123空落ちる気配で雨を手のひらへ霧島龍
123また猛暑ノルマ棚上げ万歩計敏治
123ビールより贅沢過ぎるかき氷彦翁
123盲点を突かれてぬるい茶にむせる藤沢修司
123きりのいいとこでおしまいなんて夢麦乃
123虹が発つ見知らぬ人と笑い会う五貫
123猫だって散歩もしない島の夏心咲
123素手よりも福神漬けで黙らせろ秋鹿町
123老いの目に滲んだ火星らしきもの枯山水
123表から雨の上がった音がするヨッシー
123椅子取りを始めた日から仲間割れ なごみ
123明け方にぴょきょきょきょきょーと鳴く仕事平出奔
123海亀の産卵 闇の破裂音福村まこと
123頸椎をトントン落ちていく詭弁くに
123ドロドロの酒呑み 二日ばかり白藤井智史
123猛暑日は傍観者ですけどなにか尾崎良仁
123少年は天地無用の恋をする冬子
123鳥葬をすれば容易くアルデンテtoron*
123人が逝き探し出せない顔写真田原勝弘佳5
123めくれてるだけで羽ばたくわけじゃない西沢葉火佳4
123九点のリード守れぬ黙示録海月漂佳3
123終末はみんなアバラが折れているtoron*佳2
123コガネムシ超過積載疑われ徳重美恵子佳1
123泡立ててリスクとらない微炭酸くに
123淋しいと蛸が黄色くなっている芍薬
123偽札の女王陛下の目が燃えて秘まんぢ
122育休の代替ですし夜を買うむぎのあわ
122どうやって繋ごう切れた赤い糸真島凉
122そーめんで細々凌ぐ老いの夏枯山水
122たましいが透き通るまであと二回海月漂
122神輿美女ピアスきらりと輝いて阿部千枝子
122囲われる覚悟聞けずに暮れる道峰岡名負人
122子宮からちるちるみちる糸になる芍薬
122熱帯夜寝不足気味の扇風機武良銀茶
122あの世へのガイド集まる盂蘭盆会敏治
122この国に生まれちまって鷹の世話秘まんぢ
122モシモシと亀に言葉をかけられる麦乃
122ビル街に月の欠片が見えている須賀琉
122月を背負えよ少年の青き肌秋鹿町
122白線の内側にいる蟻の列まさよし
122臨月に機密盗んだ菩薩像あまの太郎
122画面から妖しく招く雪女アオイ琉星
122ananの特集ギャルの血はミルク尾崎良仁
122補聴器を外しムンクの絵に入る藤沢修司
122叩いてごらんよとんぼのいた場所を斎藤秀雄
122テーブルに指環海月になる時間岩根彰子
122親父バンドに嵌る第三反抗期ヨッシー
122蹴出しから艶めく脛の阿波踊り八郎
122ちんちんがパンダでなけりゃ何なのだたにゆめ
122兵隊を止めているのか地平線くみくみ
122致死量を客に量らすセルフレジ福村まこと佳5
122言いわけは受けつけません備考欄冬子佳4
122ポイントは書き順だった薔薇の文字小林祥司佳3
122校庭に夜間飛行のくじらぐも若枝あらう佳2
122先っぽにソフトクリームなりの意地西沢葉火佳1
122恐妻が消える魔球をキャッチするよーこ
122アイライン濃く黒豹になると決めくに
122サンダルを黄色に塗って海へ行く真島芽
121バイク便差し出すお茶も飲まず行く徳重美恵子
121沖縄に行って徹夜でいちごつみくみくみ
121瓶ラムネひと口ごとに語る夢かしくらゆう
121よく見れば陽が射している曇り空五貫
121ゲタはいて浴衣わたしは日本人真島芽
121残り火で料理できない蟠り阿部清明
121シャーペンの刺さり具合で吉とするいなだ豆乃助
121何でも言える色鉛筆は十二色東川和子
121歩かぬと背いた父の道に出る藤沢修司
121泣き止まぬ爪ぱちぱちと切れば月芍薬
121柿の木の上で消え方かんがえるよーこ
121つめたいさかなを解き放つ胃の底斎藤秀雄
121遠縁の火星人きて留守の星秘まんぢ
121除霊代払えないのに犬を飼うあまの太郎
121ゴッホの耳が落ちているひまわり畑ホッと射て
121たっぷりのギャザーを洩れてくる噂くに
121遮断機の先に広がる蜃気楼はな
121妹の浴衣にちょっと嫉妬する真島凉
121新聞で包んだ過去に芽が生える福村まこと
121田んぼを横切る揚羽のコスプレで斎藤秀雄
121キリギリス踊る非正規のプライド畑中玉菜佳5
121サムネイル縮小される母の時かなず佳4
121アフリカのようにみなぎる土踏まずヨッシー佳3
121馴れ初めを決めてしまった大花火阿部千枝子佳2
121夕焼けにトーテムポール投擲す秋鹿町佳1
121夜勤明け製氷皿も眠れない西沢葉火
121縞馬の尻にほうれい線がある平井美智子
121ボルダリングまだ童話には出てこない敏治
120ひと言の間合いで負けた口喧嘩彦翁*
120日曜は甲羅を脱いで干しておく冬子*
120荷崩れは些細な嘘ではじまった冬子*
120玄関で葉っぱを取って父になるまさよし*
120古参兵お辞儀の角度責めてくる武良銀茶*
120念願を果たせとダルマ白目むく小林祥司*
120朝食べて夕に吐き出すビルの街小林祥司*
120割り引いた手形のようなキミの顔水品団石*
120熟れている柑橘類に嫉妬する霧島龍*
120手に入れるなりたい人になる鏡麦乃*
120古里が遠くなる歳取ったから颯来*
120嫌なこと忘れるための苦しさよ 風間なごみ*
120すぐ凹む性質だが弾むのも速い  風間なごみ*
120ふるさとが無いので妻の背を洗う尾崎良仁*
120ひまわりに書き込む夏の時間割ヨッシー*
120名をつけてしまったモノは手ばなせぬ澁谷さくら*
120半分寝てるとひらめきやって来るアオイ琉星*
120飲み残しのコーヒー浮かび上がる嘘はな*
120はっふんと空をほうばる現在地くに*
120生きながら樹皮を喰われて白骨樹くに*
120明日は雨痛み知らせる手術跡田原勝弘*
120窓枠にしがみ付いてる自己顕示八郎佳5*
120喝采に打たれたかったトタン屋根西沢葉火佳4*
120蜘蛛の巣に蟹座のあなた感電死秘まんぢ佳3*
120底なしの沼に落ちてもお味噌汁徳重美恵子佳2*
120赤ちゃんのグーに真新しい銀河海月漂佳1*
120五丁目の全部のネジが盆踊り尾崎良仁人*
120大木に生かされている命綱阿部清明地*
120教室の壁にノンフィクションの傷森山文切天*
120荷崩れは些細な嘘ではじまった冬子
120窓枠にしがみ付いてる自己顕示八郎
120玄関で葉っぱを取って父になるまさよし
120古参兵お辞儀の角度責めてくる武良銀茶
120色紙の八百屋リアルなおままごと芥子
120賭博開帳図利罪 夏のハムレットいなだ豆乃助
120除草剤撒いて部屋から眺めてる鮎川弘子
120熟れている柑橘類に嫉妬する霧島龍
120雨風が去れば折りたたまれるボク藤沢修司
120幸福の果てまでとんぼついてくる斎藤秀雄
120喝采に打たれたかったトタン屋根西沢葉火
120梅干しと呟きながら砂丘まで芍薬
120かき氷分け合いアツくなってゆくかしくらゆう
120年表に徘徊止まぬ元右翼福村まこと
120五丁目の全部のネジが盆踊り尾崎良仁
120名をつけてしまったモノは手ばなせぬ澁谷さくら
120二切れの鰻がうまい誕生日東川和子
120台風ニュース早口になってくる東川和子
120赤ちゃんのグーに真新しい銀河海月漂
120交尾するのも馬鹿馬鹿し蝉鳴かぬ菊池洋勝
120狂い出すサンバのリズム夏祭り伊藤みこ
120ニッコリと笑う引き分け匂わせて芥子佳5
120パトカーの中で教わる黙秘権水品団石佳4
120蜘蛛の巣に蟹座のあなた感電死秘まんぢ佳3
120ふるさとが無いので妻の背を洗う尾崎良仁佳2
120飲み残しのコーヒー浮かび上がる嘘はな佳1
120炎天の仕組みがわかるセミナーへ斎藤秀雄
120ひまわりに書き込む夏の時間割ヨッシー
120老いの坂そろそろ「ん」の背が見える藤沢修司
119暑いあついだんだんアツイ棘になるはな
119好きな人いるよいないよウフフフフ真島芽
119働いた汗が呼び水虫刺され阿部千枝子
119父の家行ったらいつも肉がでる青井アダン
119太陽が往復ビンタする日焼けまさよし
119忘れても覚えていますわたくしが徳重美恵子
119流れまい脚を踏ん張る渡月橋八郎
119クレヨンにお祝いされる誕生日海月漂
119避難してきたか網戸に付くヤモリアゲハ
119夏休みもう宿題が通せんぼ真島芽
119再生か屠られていく桃ミカン畑中玉菜
119美しい狩人の矢だ射られようホッと射て
119産んだ日の鶏に言えない卵の値 なごみ
119酒呑むとスーパーマンになる男冬子
119夏休みだからなんだと竹刀振る真島凉
119向日葵が徹底的に無視をする芍薬
119マンゴーが届き家族が殺気立つくみくみ
119すれちがう水の匂いのするひととよーこ
119虫入りの飴を飾った世紀末霧島龍
119太陽をふたつ身ごもる反抗期福村まこと
119月が浮く程度の比重だったのだ西沢葉火佳5
119届きましたか心拍数の乱れ打ち岩根彰子佳4
119カミングアウト水漏れをするようにくに佳3
119おそろしい袋にためる押しボタン斎藤秀雄佳2
119蟻に噛まれた足を切る話聞く菊池洋勝佳1
119戻れなくなりたいミステリーツアーヨッシー
119ベランダのトマトほどにも気取れない藤沢修司
119打ち水もされない道が泣いている伊藤みこ
118妹が反抗期です無視します真島凉
118かわいいと自分で言っちゃダメらしい真島芽
118その先は言わずにおこう負けは負け小林祥司
118パワハラに耐えてパートの七十才井戸野蛙
118富士登山疲れを飛ばすご来光田原勝弘
118風鈴の短冊止まる熱帯夜両澤行兵衛
118父として肩を落としている背中阿部清明
118三センチ不足でいい人になれずくに
118間男が来るまで金魚眺めてる冬子
118少女から祖母のにおいがして電話斎藤秀雄
118形状記憶してワイシャツはとぼけない敏治
118オムライス卵のキミをキャンバスに芥子
118恋ばかり熟し青いまま落ちた実藤沢修司
118金魚すくいの紙は資本家側に付く ヨッシー
118β波の方へ動いていく身体くみくみ
118百円で揃ふ入院の持ち物菊池洋勝
118死神が暑中見舞いを手書きする芍薬
118無意識の雨は差音となりとどくくに
118鳴り止まぬケータイ 頭突きする金魚福村まこと佳5
118完璧なものに出会えぬボールペン武良銀茶佳4
118仙人になれと寿命がまだ伸びる彦翁佳3
118辛味大根その足跡をボソボソと岩根彰子佳2
118「ないふ」「かみそり」ひらがなにすればいい尾崎良仁佳1
118サラダサラダあさってのこと考えようよーこ
118熱帯夜ハイなカエルの子守唄畑中玉菜
118竹輪から漏れた話のせこいこと西沢葉火
117点滅が始まる前に肉料理阿部千枝子
117ごめんねが熟睡をするお爺ちゃんまさよし
117曲がり角まっすぐ歩く酔っ払い武良銀茶
117夏用にしたい私の剣道着真島凉
117飲んでいました アリバイはありません平井美智子
117遠浅の海だ楽観主義でいくよーこ
117携帯を鳴らしてくれる夏の虫くみくみ
117とりあえず着たらまわりもストライプ徳重美恵子
117そこをどきなさい悲哀が通ります斎藤秀雄
117こっそりと浮かんだ今日の土踏まず西沢葉火
117小躍りの田毎の月が迎えてくれた岩根彰子
117この道で行けよと水たまりに虹海月漂
117塀越しのトマトの熟れが気にかかるはな
117ビーナスの顔して招く春画展福村まこと
117理不尽の端っこちょっと吸ってみる尾崎良仁
117上澄みの色は南国パラダイスアオイ琉星佳5
117嘘つきが逃げないようにわさび練る冬子佳4
117ランドセルもう水色が飽きている真島芽佳3
117ゼニガメがローンを組んで強くなる芍薬佳2
117水族館のガラスを鼻でスクロールヨッシー佳1
117生命線伸ばすゆとりの土いじり小林祥司
117傾いたままの向日葵 雲を詠むくに
117サングラス外すとヌッと出るおヘソ畑中玉菜
116ツンデレの看板猫が客を呼ぶはな
116入口も出口も遠い恋にいるむぎのあわ
116平成に置いて行きたし我が病淡路獏眠
116悪政に鼻をつまんで生きる知恵柊無扇
116橋あればロマンも消える天の川小林祥司
116夕焼けを拾って軒先に吊るすホッと射て
116食べごろかどうか触診するメロンくに
116英雄になった気分でするゲーム彦翁
116わたくしの天辺に居る母の星 風間なごみ
116大家族だからダチョウの卵焼き真島芽
116ポケットのこぶし震わし見るテレビ敏治
116転向のように昼から飲まされるヨッシー
116ネズミ小僧の豊かな悪が落ちている岩根彰子
116充電が済んだらおんぶしてあげる真島凉
116平成の次へ流されてゆく木偶藤沢修司
116避難指示解除する村の夏草菊池洋勝
116図書館の裏に文士の高楊枝福村まこと
116昼顔の口のところが名医の目斎藤秀雄
116不合理へ敏感になる腹の虫八郎佳5
116マニキュアは遠慮なく赤爪を研ぐ阿部千枝子佳4
116葬式の間に梅雨が明けていた芍薬佳3
116耳の裏ばかり見ている試験官西沢葉火佳2
116秋簾溲瓶を下げる人を呼ぶ菊池洋勝佳1
116親の傘もうスペースはありません徳重美恵子
116関節をひとつ外して梅雨明ける尾崎良仁
116時計屋の時間はどこまでも他人くみくみ
115おみくじを拾う「禿げろ」と書いてある斎藤秀雄
115週刊誌稼ぎ頭の未成年まさよし
115夫逝き雑になってる皿の盛り田原勝弘
115サッカーの休憩中に日記帳井戸野蛙
115三万で売ってきたのは虚栄心琉星
115ポケモンを捕まえるたび減る電池芍薬
115愛などと短絡的に泡立てる藤沢修司
115玄関にサンダル置いて夏を呼ぶ海月漂
115記念樹が伸びて私は背が縮む小林祥司
115そんな目をしてたのか席譲られるヨッシー
115スマホ使える缶切りは使えないよーこ
115猛ダッシュ祭り露店の袋とじ阿部千枝子
115恐竜の卵をさがす旅に出る真島芽
115背のチャック見えない手錠かけたまま徳重美恵子
115麦般若ちゃっちゃとつくるレバニラ炒め岩根彰子
115紫陽花の色が秘密を持て余すアゲハ
115もうひとりムーンドッグに生まれた子西沢葉火佳5
115逆境もあった異国の銀細工福村まこと佳4
115重力で潰れちまったアイウエおくみくみ佳3
115じめじめとしている顔が寂ている阿部清明佳2
115昨日まで元気であったオルゴール彦翁佳1
115噂では繭になったと聞きました尾崎良仁
115適量へ跳び出していく塩コショウ畑中玉菜
115冒険はアリスと同じ顔でする真島凉
114自撮りする作り笑いのひとり旅彦翁
114頼りないフリで上手に世を渡る片山かずお
114母なる海へ落としてしまうなまたまごホッと射て
114感情が外へ出たがるから困るくみくみ
114結果論ばかり飛び交う外野席藤沢修司
114新しい傘は大事に取ってある彦翁
114ネックレスつければきっと主役です真島芽
114向き合って掛けぬと怖い観覧車小林祥司
114エンジンの伴奏拒む田植歌八郎
114父さんゴメン身体髪膚からっから敏治
114新月が見えてしまったスカイツリー芍薬
114デザートは僕の卵でいいですか尾崎良仁
114思い出を綴るやませの日記帳畑中玉菜佳5
114辞書を引くまゆげピクピク動かして真島凉佳4
114クレヨンのみどり屋さんが大儲け海月漂佳3
114トイレットペーパー回る電話線斎藤秀雄佳2
114相槌が巧みな殻つきピーナッツ岩根彰子佳1
114七秒の黙秘自然に不自然にくに
114右の目が弱く泣くのも右目からヨッシー
114廃業のパチンコ店に浮かぶ船福村まこと
113香害に悩んでいますシャボン玉まさよし
113原因は知らない方が生きやすい彦翁
113平成が終わるのにまだ起きてこない芍薬
113一線に目と目が合ってうふふのふ阿部清明
113パラサイトそっと出すほど覚悟なし畑中玉菜
113事なかれハトはカラスに刃向かわず敏治
113花菖蒲梅雨に洗われ凜と咲く田原勝弘
113アディショナルタイムにお湯を入れている西沢葉火
113さよならが配合されている出会い宮下倖
113ナミアゲハ手紙みたいに来てくれた岩根彰子佳5
113守秘義務に戸惑っているバスタオル徳重美恵子佳4
113バター塗る疑いもなくバター塗る尾崎良仁佳3
113竜宮の宴のままに夜光虫福村まこと佳2
113そうじゃない水の和音を壊す指くに佳1
113コピー機で大量に刷る免罪符海月漂
113告白の責任薔薇と半分こ阿部千枝子
113枇杷の種中間試験自信ありヨッシー
112過ぎた日の蓋をたまには開けてみる 風間なごみ
112同時通訳に肉声追い越されヨッシー
112嘘吐きが闊歩している人の道八郎
112約束もしていないのに梅雨がきた斎藤秀雄
112食べた分お喋りをして消費さす片山かずお
112口を開け湧き水を飲む登山靴まさよし
112喫煙で仲良く並ぶスナップ豌豆岩根彰子
112精子ならバグダッド辺りに埋めた尾崎良仁
112ロボットです凛と立ってる販売機小林祥司
112うとうとと眠りに落ちる猫と寝る伊藤みこ
112ざわざわと胸に詰まった砂糖菓子はな佳5
112錆ひとつない軍艦に鳥の糞福村まこと佳4
112美魔女な晴天ポカポカと惑わす畑中玉菜佳3
112メロンパンだからといつも許される平井美智子佳2
112脳みそが揺れる老春謳歌せよ敏治佳1
112泡切れの悪さ弁解もうやめる藤沢修司
112ぴしぴしと冷凍御飯から叱咤くに
112いくらでも踏んでおくれと竹の艶宮下倖
111メビウスの輪をほっつき歩く深夜藤沢修司
111こちら良心そろそろ自白するつもり敏治
111隠すこと無くなり無心八十路坂田原勝弘
111小説を読んで心のストレッチツボ
111もうひとつ冥途の土産探す日々彦翁
111現実と思えぬ現実に無力ホッと射て
111靴下に穴ニッコリと侵略す畑中玉菜
111日曜を布団の中で孵化させる海月漂
111ひと休みそろそろ軸の移し時はな
111運命のアイス最中はあんこ拒否徳重美恵子
111ほっほっほウツボカズラの思うツボくに
111ドクダミに取り囲まれる河川敷芍薬
111狩人がぶら下げているエコバッグ西沢葉火
111ロイヤルキスあほらしいほど見せられる北田のりこ
111あなたから届くあぶない森の鍵斎藤秀雄
110根っこごと飛んでしまった日曜日真島芽*
110靴下を脱ぐと根っこが見えてくる真島凉*
110仲直り出来ないままに混ぜご飯真島凉*
110意外にも簡単だった丸裸くみくみ*
110背伸びしてポッキリ折れたピンヒール阿部千枝子*
110鍵盤の黒は跨いで歩きたい西沢葉火*
110ひまわりのあっけらかんと昼の自慰福村まこと*
110原色をぶちまけて始まりのうた尾崎良仁*
110本名はフツーの洋子路地酒場よーこ*
110ヌンチャクを使うチャンスをまっているよーこ*
110秒針に切り刻まれて眠れない宮坂変哲*
110居心地の良さに沈んだ羅針盤はな*
110真っ二つここはかぼちゃの処刑場くに*
110秘密漏れてゆく味方の顔をしてヨッシー*
110牛蛙悲しい声に聞こえる日黒しま*
110すり減ったかかとの分は覚えてる海月漂*
110さあ飯にするか未だに三次元くみくみ佳5*
110ハムほどの厚さの愛で支えてる阿部千枝子佳4*
110胸奥の牢からどっと笑い声藤沢修司佳3*
110紫陽花の毒を調べる日曜日芍薬佳2*
110既視感がツーステップでやってくる宮下倖佳1*
110キャプテンになってしまった蝸牛徳重美恵子人*
110ぶちまけたのに万華鏡だと笑う藤沢修司地*
110コンソメの海にべっぴんさんの骨藤井智史天*
110触れ合ったAIロボに逃げられる彦翁
110渓流を塩焼きにする丸齧りまさよし
110靴下を脱ぐと根っこが見えてくる真島凉
110仲直り出来ないままに混ぜご飯真島凉
110ハムほどの厚さの愛で支えてる阿部千枝子
110鍵盤の黒は跨いで歩きたい西沢葉火
110駅弁に景色を添えて増える欲折鶴翔
110胸奥の牢からどっと笑い声藤沢修司
110ぶちまけたのに万華鏡だと笑う藤沢修司
110小間切れに喋るな横のスコッテイ岩根彰子
110ひまわりのあっけらかんと昼の自慰福村まこと
110樹の声を鳥語に訳す丸いひと斎藤秀雄
110本名はフツーの洋子路地酒場よーこ
110秒針に切り刻まれて眠れない宮坂変哲
110セメントに穿つミシン目蟻の列宮坂変哲
110居心地の良さに沈んだ羅針盤はな
110身の程やしょせん宇宙の微生物峰岡名負
110紫陽花の毒を調べる日曜日芍薬
110ネクタイが俺より先に汁を飲む芍薬
110言えぬこと胸にしまって草を引くやっこ
110真っ二つここはかぼちゃの処刑場くに
110ABC…Hの次をくださいなくに
110キャプテンになってしまった蝸牛徳重美恵子
110既視感がツーステップでやってくる宮下倖
110闇雲に押したところが光りだす宮下倖
110捨て石にされても黙る背の黒子黒しま
110すり減ったかかとの分は覚えてる海月漂
110ビールとも卵焼にもなる積木菊池洋勝
110平和とは波紋のなかでゆれる時彦翁佳5
110根っこごと飛んでしまった日曜日真島芽佳4
110八つ目の虹の色には夜の色西沢葉火佳3
110女子校の腐ったにおい夏がくる尾崎良仁佳2
110コンソメの海にべっぴんさんの骨藤井智史佳1
110古漬けのモラトリアムを売りに行く海月漂
110原色をぶちまけて始まりのうた尾崎良仁
110さあ飯にするか未だに三次元くみくみ
109天秤の傾くほうにのるバッジ徳重美恵子
109母の日が過ぎても母のありがたさツボ
109休肝日三日連夜で先送り井戸野蛙
109見上げれば空の高さに縮む足はな
109寒さ戻るまたも煮え切らない心アゲハ
109ちょっかいを出す厄介な正義感ヨッシー
109瘡蓋の下で始まる水着ショー福村まこと
109タトゥーじゃなかった洗って消えた文字敏治
109残酷な集まりとしてクラス会ヨッシー佳5
109言葉尻からプクプクと泡になる藤沢修司佳4
109後戻りさせてくれない三輪車西沢葉火佳3
109秒針に残り時間を刻まれる海月漂佳2
109正直な部分で新緑を纏う岩根彰子佳1
109前腕がくやし涙を流してるまさよし
109あなたなら小走りせずに生きられる阿部千枝子
109一方通行の花屋薔薇を売る菊池洋勝
108よく喋るきっと寂しい人だろう片山かずお
108借景に焦げ目をつける文学者福村まこと
108長電話夕暮れ空が切れと言う田原勝弘
108引率の教師背広にスニーカーヨッシー
108ネイル塗る爪に元気がなくなって御泉水
108里山の休耕田の人嫌い八郎
108紫陽花の緑が雨を待ち望む彦翁
108夕暮れの坂で拾った玉手箱若芽
108クールビズ会社の風に変わりなし井戸野蛙
108突破口どこに有るのか僕の地図阿部清明
108紫陽花の蕾の中で妥協する岩根彰子
108社員証ぶら下げ歩く羊たち海月漂
108感嘆符ひとつでもつれ出すルール藤沢修司
108みずうみの深さの秘密転校生斎藤秀雄
108ソフトでもハードでもない斬られ役宮下倖
108コロコロに綿ぼこりからの伝言徳重美恵子佳5
108話せずに高地の午後はさらさらと峰岡名負佳4
108老鶯の声連休の通学路菊池洋勝佳3
108南米の大河からしあわせ来る日くに佳2
108ストローで吸われぬようにジャムにした西沢葉火佳1
108アイシテマスアイシテマスというスマホ平井美智子
108自我を捨て桃のジュースになりました尾崎良仁
108人でなしモアイを夜に走らせるくに
107躊躇っているのに開く自動ドア藤沢修司
107唇を上げたその日をパスワード富田美義
107今までもこれからも無い暇と金
107星空も雲隠れする下手な歌折鶴翔
107加齢ですかかりつけ医の常套句孝代
107まだも行くパワースポット好きな妻阿部千枝子
107忘れたはずの母に浸って武者飾りはな
107枯らしては絶対ならん平和の根まさよし
107ビタミンは足りていますか山手線尾崎良仁
107墓よりも散骨を推す千の風八郎
107占いののれんに見えた白い足徳重美恵子
107雨の中今日は水玉模様だな真島凉
107病院は白い!と画面の胎児告ぐ工藤吹
107言い聞かせ納得させて霞草若芽
107春の雨恋する猫と共に居る芥子
107何人の腹を満たすか初鰹菊池洋勝
107プライドを着こなしている防護服阿部清明
107ぬいぐるみ飾ったけれどさみしいよ真島芽
107新の付く言葉がよく似合う四月片山かずお
107金太郎飴がアッカンべーをするヨッシー
107泡立てて過去を洗った記憶力彦翁
107方舟を見送る地下のモアイ像福村まこと
107建前と本音が奪い合う平和敏治
107花びらをつけて少女が帰宅するくみくみ佳5
107川柳の脚でグレートトラバースくに佳4
107リストカットしている茹で卵の一個岩根彰子佳3
107それぞれのマスクの下のさようなら宮下倖佳2
107終活を始めぬ父が頼もしいくみくみ佳1
107あした出すなんにも書いてない手紙斎藤秀雄
107壁紙に迷い続ける中二階福村まこと
107下描きが目立たぬように笑い顔西沢葉火
106神さまの前で私は団子虫岩根彰子
106読書後のテンションで世を変えてみるアゲハ
106ベースアップ昔組合今総理田原勝弘
106嘘吐きが隠し続ける仏顔八郎
106お月様ついてくるけど近寄らぬ海月漂
106相互乗り入れに遅延が飛び火するヨッシー
106眠っているあいだにとどく紙風船斎藤秀雄
106拍子木が揺られて新しい拍子西沢葉火
106ただ帰りたいだけだった逃亡者くに
106初蛙の声を家族に加えたり菊池洋勝
106点線の枠ひらがなが良く似合う 風間なごみ
106北大のポプラ並木は几帳面若芽
106自分でも持て余してる反抗期真島凉
106泡よりも海になりたい背鰭折るむぎのあわ
106騒ぐことないさ海月になればいいくみくみ佳5
106満月を尾行している好々爺宮下倖佳4
106握りつぶしても生きている真実敏治佳3
106宿題をしないと恐ろしいリスク真島芽佳2
106おうちクリーニングする今日の翼岩根彰子佳1
106妖怪がほど良く似合う過疎の町武良銀茶
106一線を前にうじゃうじゃ言っている阿部清明
106溶けていくゼリーはいつも嘘ばかり尾崎良仁
105十分に涙しました サクラサケやっこ
105幸せを集めて深い笑い皺はな
105葉桜を見ると何故だかほっとする彦翁
105慣らされて今日も朝からダンゴ虫武良銀茶
105拳には燃え尽きそうな桜花西沢葉火
105愛された小さな記憶だけ残る阿部千枝子
105コロンブスの卵は半熟かもね孝代
105母の目が輝いているモンチッチmasayoshi
105肩並べ猫の哲学聴いているくに
105探偵の背後ポンプが奪う知恵斎藤秀雄佳5
105青かった輪ゴムが伸びたまま朽ちる藤沢修司佳4
105おしるこを貰い私の休火山藤井智史佳3
105不完全燃焼だった加齢臭阿部清明佳2
105可愛い子が入ってきたと二年生敏治佳1
105言い訳を考えている抱き枕尾崎良仁
105枯蓮がむしゃらになり第二幕岩根彰子
105トイレットペーパーにある絶不調徳重美恵子
104お試しの魔法一回500円平井美智子
104老父母が薬並べて飲む飲んだ井戸野蛙
104怪訝な目よそに黒猫と住む女風間なごみ
104ボツ続き才能なしと妻は切る田原勝弘
104スギ花粉飛ぶのが見える過敏症敏治
104伏せまつげ誰も同じに時を経る峰岡名負
104ハイヒール馴染むころには五月病アゲハ
104シャッター通りの空気まで伏し目がちヨッシー
104人肌を覚えています哺乳瓶masayoshi
104消しかすの黒に丸める本音たち海月漂
104無作法を恥じて穴から出られない藤沢修司
104なにもないことは分かっている夕陽くみくみ
104くちびるが圧縮袋から逃避徳重美恵子
104宝石の青に聞きたいことがある真島芽
104設定をしましたすぐに泣けますよ尾崎良仁佳5
104戻りつつある蛤を噛む力菊池洋勝佳4
104この皺の通りだったと足の裏西沢葉火佳3
104ふたりきりそろりと解いた本の帯くに佳2
104さくらさくら亀甲模様のマンホール岩根彰子佳1
104煙玉去年の夏の欠片です真島凉
104満月を逆さに吊るす古代杉福村まこと
104四月とはおよそ栞であるまいか斎藤秀雄
103三月にティッシュ配っている五月西沢葉火
103雑踏に自分の影が透けていくアゲハ
103暖簾くぐり上司の評価してる部下田原勝弘
103朝刊がなごみの朝をけ散らかす峰岡名負
103胃袋を掴む手作りの弁当ホッと射て
103甲羅干す亀の頭を覗き見るはな
103母の手の大正琴が泣いているmasayoshi
103ビル街にサヨウナラだけこだまする海月漂
103心ではまだニューフェイスだと思う彦翁佳5
103春だものわたしの旬をご覧あれ阿部千枝子佳4
103手紙には貴様と書けぬから貴兄敏治佳3
103正直に歩けば軋む尾_骨福村まこと佳2
103こんなにも息が弾んで散るサクラ岩根彰子佳1
103水割りが水になるまで ほっといてくに
103素潜りであらかた揃う熱帯魚芥子
103ありったけの言葉を使い猫になる尾崎良仁
102梅干しで文句あるかと握り飯阿部清明
102ひと息でローソク消して立ちくらみ 風間なごみ
102トランプの余計な事で株下がる井戸野蛙
102あたたかな人だたんぽぽさいている海月漂
102二階から見る繁華街嘘ばかり峰岡名負
102とろみ付き味噌汁せがむ人なだめむぎのあわ
102二枚目の舌が吹雪の最中です藤沢修司
102手が届くから増えてゆく痒いとこヨッシー
102ブランチのテラスへ春のお客さまくに
102荒波の泡はまなざしすぐそらす斎藤秀雄
102じりつジリツ自立ノートがセール中徳重美恵子
102ポジティヴのヴの変換に苦労する尾崎良仁
102サッカーでもするか新じゃが新玉ねぎ岩根彰子
102アンテナが脇に抱えるエゴイズムはな
102体臭を消してしまった牢屋番福村まこと
101マヨネーズ逆さにされる冷蔵庫徳重美恵子
101泡盛を三杯飲んだパラダイス龍せん
101モリカケがのびない店へ星三つ八郎
101リハビリの箸が掴んだ豆の数彦翁
101受話器から春の吐息が吹いてくる海月漂
101ツアー組むタニタの社員食堂へヨッシー
101五線譜をはみ出し歌うケ・セラ・セラ阿部千枝子
101春になりまたやり直すフランス語伊藤みこ
101乾くまで喋り続けるユニホーム福村まこと
101きみの前では固ゆで卵になる藤沢修司
101病室は七階にあり白き蝶菊池洋勝
101裏切ったメロス教科書から削除尾崎良仁
101夜型の子供帰省の春休み敏治
101蛇行しない蛇もなかにはいるのです斎藤秀雄
101唇をぎゅっと噛んでる通夜の月岩根彰子
100ビーナスはきっと珈琲が嫌い工藤吹*
100良心があるから下を向く目線彦翁*
100春風に誘われにわか雨に合う彦翁*
100ポケットに突っ込んでいる蒼い空麦乃*
100拾われぬままで流れていった桃平井美智子*
100冷凍庫にそっと小さな雪ダルマ青砥たかこ*
100点滴のポタリ命をリレーする風間なごみ*
100ささいな話広げる妻は火吹き竹田原勝弘*
100お喋りの妻まで黙るカニの鍋田原勝弘*
100ゆうらゆら春が道草食っている新家完司*
100顔文字のように笑っている友と月波与生*
100不機嫌をイチゴ大福カバーする阿部千枝子*
100知り過ぎた過去には触れぬお付き合い若芽*
100知っているふりが得意なお猿さん北田のりこ*
100七月の種は自力で掴み取る森山文切*
100手抜きして単語の海に浮いている三好光明*
100湯加減を聞くこともない全自動武良銀茶*
100白地図の折れ目に夜が落ちてくる福村まこと*
100地球儀のほんの端っこ走ってる尾崎良仁*
100顔認証今日もログインほっとする奥山鶫*
100くちぶえがきこえる春のくぼみから城水めぐみ*
100春ですね冬とは違う空の色片山かずお*
100適切な一言愛を込める医者夢香*
100幸せな人だ正しいことを言う橋倉久美子*
100まだイケる赤のルージュが歌い出すはな*
100徹夜した月よお昼寝しなさいね*
100終活に合わせるように雨が降る益弘*
100菓子を焼く祖母のやさしい声も混ぜ麦乃佳5*
100クレヨンは小さな嘘がつけなくて西沢葉火佳4*
100お子様のような大人を持て余す心咲佳3*
100オアシスを手鏡にする昼の月福村まこと佳2*
100落書きのどの辺ですか君の声尾崎良仁佳1*
100水色を作るパレットなら胸にくみくみ人*
100春の陽をサラダボウルで和えてみる藤沢修司地*
100自分自身を水と思っているクラゲ橋倉久美子天*
100春風に誘われにわか雨に合う彦翁*
100菓子を焼く祖母のやさしい声も混ぜ麦乃*
100ポケットに突っ込んでいる蒼い空麦乃*
100チョコボールぱおぱおぱおと噂好き平井美智子*
100ジイちゃんと呼ばれて開ける耳ピアスmasayoshi*
100一番にしたいことなど言えませんよもやま話*
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100お喋りの妻まで黙るカニの鍋田原勝弘*
100顔文字のように笑っている友と月波与生*
100知っているふりが得意なお猿さん北田のりこ*
100ガイコツは白色だけという規則森山文切*
100手抜きして単語の海に浮いている三好光明*
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100顔認証今日もログインほっとする奥山鶫*
100凹凸のクッキー姉妹探り合う徳重美恵子*
100いつ見てもいつも欠けてるお月さま城崎れい*
100渡り鳥傷つく鳥も連れていく城崎れい*
100ここですよ梅の蕾は主張する夢香*
100ひな飾り出すのと片付け我が役目井戸野蛙*
100幸せな人だ正しいことを言う橋倉久美子*
100自分自身を水と思っているクラゲ橋倉久美子*
100秘めやかに春のパズルを解いているますみ*
100ひらがなのこころで待っているさくらますみ*
100拾われぬままで流れていった桃平井美智子佳5*
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100ゆうらゆら春が道草食っている新家完司地*
100クレヨンは小さな嘘がつけなくて西沢葉火天*
100ビーナスはきっと珈琲が嫌い工藤吹
100ポケットに突っ込んでいる蒼い空麦乃
100ジイちゃんと呼ばれて開ける耳ピアスmasayoshi
100クリティカルヒットを放ち愛は勝つ藤井智史
100つい我慢するから風邪をこじらせる青砥たかこ
100バツゲームですかアツアツの豚マン海賊芳山
100新しい地図から歩き出す五月月波与生
100春だから後ろ姿も光らせるくみくみ
100不機嫌をイチゴ大福カバーする阿部千枝子
100揉め事が有ると評論家が増える若芽
100手抜きして単語の海に浮いている三好光明
100蝙蝠が黒板消しを持って晩西沢葉火
100クレヨンは小さな嘘がつけなくて西沢葉火
100点景にきみ菜の花のアルペジオ藤沢修司
100耳たぶをピンクに染めた春の風澁谷さくら
100妖怪も出番なくなる過疎の村武良銀茶
100白地図の折れ目に夜が落ちてくる福村まこと
100落書きのどの辺ですか君の声尾崎良仁
100ひたいから三月の陽がもれてくる斎藤秀雄
100くちぶえがきこえる春のくぼみから城水めぐみ
1004回転ルッツ定型にて着地くに
100天に鼻月を食べてる象の王くに
100黒船に乗ってしまった日本猫黒しま
100秘めやかに春のパズルを解いているますみ
100ひらがなのこころで待っているさくらますみ
100徹夜した月よお昼寝しなさいね
100チョコボールぱおぱおぱおと噂好き平井美智子佳5
100親指に残る人差し指の記憶斎藤秀雄佳4
100ドーナツのどこかに迷う余地はある城水めぐみ佳3
100ロリコンを卒業 特捜部目指す丸山進佳2
100春泥に箸の片方だけ落ちる菊池洋勝佳1
100ソプラノは出ないアルトはつまらない丸山松枝
100コミカルなフォントにします新学期美馬りゅうこ
100廊下の砂誰かの靴の中の砂黒しま
99何を隠そうというのか黄砂舞うアゲハ
99右からも左からも救急車御泉水
99公平が富者の肥大を懺悔する八郎
99薇の真空パック戻しおり菊池洋勝
99何でもできるでも面白くない独り片山かずお
99梅の香と杉の花粉が駆け競べ八郎
99ゴリラの胸で小さくバカと吐いているくに
99ぎいこぎこ独りブランコ春茜敏治
99じょうろには愛のめもりをきざんでる海月漂佳5
99神妙に春を探している小枝彦翁佳4
99AIの侵蝕海馬狩りをするホッと射て佳3
99先導のラクダに月を食べられる福村まこと佳2
99春色に編んだセーターから汽笛平井美智子佳1
99真っ赤な嘘とCMの白いシャツ藤沢修司
99手と足は水語風語を覚えたて岩根彰子
99鳩時計狂った鳩を抱きしめる麦乃
98カルピスを薄くいれたら勝ちですよ尾崎良仁
98太い眉引いて別れのハイヒール 風間なごみ
98おめでたや禁酒禁煙皿洗い武良銀茶
98ひらひらと海で手を振る蒼い母ホッと射て
98善人のこころ洗えば濁る水藤沢修司
98手紙書く自分らしさを同封す空の光
98年ごとにメイク濃くなる武勇伝福村まこと
98柔らかく爪を立てられ流れ星西沢葉火
98つぎはぎの胸に一輪花かざる海月漂
98遅くまで女子だけを見るカーリング井戸野蛙佳5
98いつまでも腹が決まらぬカニとフグはな佳4
98うっすらとガラスのピアスゆれているくに佳3
98ハムレット擬き溢れる京都駅岩根彰子佳2
98ゆっくり噛みや母の口癖はよ食べや敏治佳1
98不法投棄専用タイヤ噴射機斎藤秀雄
98冗舌な名札が軽く裏返る徳重美恵子
98独居房壊れたスマホだけがある彦翁
97斜めからひょうひょうとくる好奇心くに
97西郷どんはわたし歴女に駆り立てる上村夢香
97相棒のいない孤独な影を見る彦翁
97瘡蓋の痒い背中や春浅し菊池洋勝
97唐突な笑い幽かな死の匂い福村まこと
97花を買おう今夜決着つけましょう尾崎良仁
97北風に診察券が離せない若芽
97孵化しない童話の種をあたためる麦乃
97解熱剤にするわ出目金の欠伸岩根彰子
97ぎりぎりのとこで譲れぬ蜆汁西沢葉火
97この声のままがいいのに治りかけ芥子
97爪にひっかかってくる他人の夢斎藤秀雄
97ゆっくりと溶けてゆく冬の格式くに
96雇止め格差社会へひたはしる八郎
96世の憂い知らず赤児の大あくび藤沢修司
96同じ苗育ちが悪い母の鉢 風間なごみ
96予定表真っ白のまま年を越すやっこ
96あっさりと未練断ち切るシュレッダーはな
96猿だったことを忘れていませんか敏治
96お月様冬の夜空の採血日masayoshi
96話盛りだんだん沼に落ちてゆく徳重美恵子
96インスタントに慣れぬ舌ゆえ厄介だ孝代
96五年後のわたしに向けてお湯注ぐくに
96さみしいと連呼しているオウムたち海月漂
96這う指に午睡解かれる皮表紙福村まこと
96春の月ひとりの鍵に手を添える岩根彰子
96風からも洗濯バサミからもシャツ西沢葉火
95戦争をするから敵を作らねば福村まこと
95極寒に夏の暑さがなつかしい益弘
95馬鹿にされ夜も寝られず酒を飲む井戸野蛙
95耐えること教えてくれたペットの死なごみ
95ギュウギュウと電車につめる虚無の牛海月漂
95打ち明けた夜は眠りが深くなる若芽
95新聞の取材もっぱらSNS八郎
95冬将軍凱旋モノクロの日本アゲハ
95水仙のいのち仰け反る晴れてくる岩根彰子
95何度までは愛嬌ですか物忘れ敏治
95真実に少し色付けするレンズ彦翁佳5
95おばちゃんの理屈と大声に負ける片山かずお佳4
95オール1全てマルコメみそとする藤井智史佳3
95嘘がバレそうになったら句読点尾崎良仁佳2
958時から4時まで妻は深く寝る麦乃佳1
95廊下埋め尽くし鳩が知らせにくる斎藤秀雄
95自由帳こんなところにミモザの実くに
95減量がうまくいかない渡り鳥平井美智子
94そのひと言グッと飲み込めたらオトナ片山かずお
94ドッキドキ妻が敬語でおれを呼ぶパッキー
94家の中知らない人が棲んでいる麦乃
94日も暮れた恋人たちに水をやる芒野一起
94原風景探し探して北帰行敏治
94ワタシ・ビー・アンビシャス扉を開く藤沢修司
94固めては思い出せない茶碗蒸し西沢葉火
94報道の自由が人を食べているmasayoshi
94駅ナカで売り場を探す雪女福村まこと
94しがらみを解いて化石は息をする藤井智史
94消しカスを怒られもせず駅ベンチ徳重美恵子佳5
94努力家とは気持ち斜めのお付き合いはな佳4
94タマネギが保証している泣く権利海月漂佳3
94回覧板は顔を洗いに行ったきり岩根彰子佳2
94大量の耳がちらばる雪の原斎藤秀雄佳1
94薄口の醤油がまたも嘘をつく尾崎良仁
94次ページも絵日記風に作りごとくに
94コーヒーミルゴリッと意地が砕かれるアゲハ
93温いけど重い手編みのカーディガン片山かずお
93合コンは無縁ですのでせんべろでむぎのあわ
93炎から喜怒哀楽を透かし見る彦翁
93新たな決意もう見直しを迫られる夢香
93つくる朝まぜかえす昼なおす夜くに
93散歩道ふさぐカラスのダイニングはな
93糸蚯蚓おや君たちも小競り合い岩根彰子
93カラスってお試し期間中の黒藤沢修司
93プールの鯉釣っては逃がし日暮れまで風間なごみ
93川柳を始めた年の離職票いなだ豆乃助
93老紳士坂をすべってパラシュート斎藤秀雄
93参道に赤ちゃんポスト常夜灯福村まこと
93封をして逆さまつ毛になる手紙西沢葉火
93部分点集めて君をゲットする藤井智史
93托鉢の器に雪が入り込む徳重美恵子
92威張ってる男の端っぽのクセに片山かずお
92気抜けする十日遅れの年賀状孝代
92賑やかな女に通夜を仕切られる沢田正司
92古希祝い笑顔の花が咲きそろう八郎
92自尊心高めるための紅を引く 風間なごみ
92愛犬を信頼してる万歩計彦翁
92目覚ましの音が届かぬ若い耳敏治
92優劣の間にいてもいいですか尾崎良仁
92湯豆腐と長い言い訳コラボする徳重美恵子
92無麻酔で桃太郎だすおばあさんmasayoshi
92勘違いしている何もかもフェイク麦乃
92道化師のとてもしずかな足の裏岩根彰子
92心療内科ぽつんと永久凍土くに
92切符買う列にささやく国言葉福村まこと
92豊満なキリンだらけの迷路かな斎藤秀雄
91昨年の誓い写して祝い酒敏治
91お年玉リターン願う老いの欲八郎
91戌年に妻から貰う猫パンチ阿部千枝子
91南風に押され気だるい一歩踏むはな
91大海で泳ぎたかったろうごまめ孝代
91青空に故郷の手紙託されて奥山鶫
91とり返しつかない人の通り雨西沢葉火
91改札を山羊がどんどん山羊地獄斎藤秀雄
91女帝から次次次と飛ぶ指令麦乃
91銀色に羞恥心などありますか尾崎良仁
91重箱の四隅笑かす枝雀の半身岩根彰子
91あららららバオバブの木になりましたくに
91留守電にとろとろとろが入れてある平井美智子
91チェンバロを猫屋敷から救い出すいなだ豆乃助
91信号でまがる深夜のけもの道福村まこと
90言い訳に多少の嘘を混ぜてみる武良銀茶*
90途中下車して戻ります始発駅masayoshi*
90小指には老いた二人のケアハウスmasayoshi*
90神聖なデスクの上のまねき猫伊藤みこ*
90惑わされつま先立ちの吾がこころ御泉水*
90連休が爪の境目から明けた森山文切*
90投げられて自己肯定をするこけし森山文切*
90ロボットに駆け落ち誘う雪女福村まこと*
90雪おんな招いて鍋の蓋をとる藤沢修司*
90鐘楼の窪みへお夏清十郎岩根彰子*
90接点を探すマグカップビアカップ岩根彰子*
90一人でも礼儀のように筑前煮むぎのあわ*
90団子虫ほとぼり冷めた気になって西沢葉火*
90食う寝る遊ぶ概ね甲の処世術はな*
90豆球ポツンここにいるよと小さな手はな*
90薪という淋しさをくべつづけおりkusabue*
90混線の水仙刺さる海の洞斎藤秀雄*
90あえいうえおあお婚活へと臨む藤井智史*
90恋人も友も失して冬木立朝妻久美子*
905二馬同銀左4二銀宮坂変哲*
90極月の逆風駈けるハイヒール茉莉亜まり*
90返事来ず彫るように見る壁の皺芒野一起*
90ずっと味方と信じ切ってる妻といる片山かずお*
90わたくしの黒豆甘いのは化粧旅人*
90ため池の色もわからぬやせ蛙孝代*
90抽斗の二段目恋を飼い慣らすかしくらゆう佳5*
90帰省するたびに猫語を忘れてる月波与生佳4*
90ペンギンは鳥であろうとなかろうと西沢葉火佳3*
90復讐を果たして薔薇は枯れてゆく尾崎良仁佳2*
90決闘を終えたばかりの三日月だ尾崎良仁佳1*
90百八種泳法試し彼岸まで竹内美千代人*
90加湿器の湯気にほどけてゆくロダンくに地*
90来し方にぽとり林檎ほどの悔悟藤沢修司天*
90クリスマスケーキでいつも誕生日彦翁
90歩行者天国違反か悩む乳母車八郎
90抽斗の二段目恋を飼い慣らすかしくらゆう
90神聖なデスクの上のまねき猫伊藤みこ
90真冬日の乳首におーいお茶あてる月波与生
90忘れ得ぬ声が涙を誘い出すやっこ
90雪おんな招いて鍋の蓋をとる藤沢修司
90嬉々としてバイトで埋める三が日むぎのあわ
90噺家に空気読まれて笑いの輪阿部千枝子
90団子虫ほとぼり冷めた気になって西沢葉火
90頑丈なお骨のじいちゃんは大工藤井智史
90あえいうえおあお婚活へと臨む藤井智史
90決闘を終えたばかりの三日月だ尾崎良仁
905二馬同銀左4二銀宮坂変哲
90極月の逆風駈けるハイヒール茉莉亜まり
90飯を炊く一人で膝を打っている芒野一起
90ずっと味方と信じ切ってる妻といる片山かずお
90ロボットに駆け落ち誘う雪女福村まこと佳5
90軍手はめ軍手の意味をふとおもう徳重美恵子佳4
90箸袋に名前を書いて除夜の鐘敏治佳3
90大掃除ざぶざぶ洗う自己嫌悪阿部千枝子佳2
90混線の水仙刺さる海の洞斎藤秀雄佳1
90接点を探すマグカップビアカップ岩根彰子
90引き算で知る他人の誕生日風間なごみ
90帰省するたびに猫語を忘れてる月波与生
89ホッとする忘年会に誘われて夢香
89天国のお試し会は暇だった八郎
89セールスに我が子ダブラス冬の雨若芽
89首元を守るクセ毛を切れぬままむぎのあわ
89いつか海へヒレを磨けと親の言はな
89はめ殺しの窓に朝陽が入り込むかしくらゆう
89べっぴんにライトアップをされる湯気masayoshi
89ケアバスの優先席に少女像福村まこと
89嬉しがる君を見たくて書くト書き阿部千枝子
89野風僧を歌ってくれた父の酒敏治
89きりきりとねじを巻いたものが世界斎藤秀雄
89右腕を上げてお米がたっているくに
89ぐ〜の手に本家の耳が入っている岩根彰子
89こんなこと考えていた備忘録西沢葉火
89ペダルきこきこイクメンの残尿感藤沢修司
88川柳を置いてしばらく旅に出る麦乃
88時宜を得て刻み始めた古時計はな
88未練捨てなお女の性が騒いでる風間なごみ
88ミサイルが黄砂の上を飛んで来る彦翁
88思い出を結晶にして眺めてる伊藤みこ
88設計図だけを残した青春賦福村まこと
88にごり湯に沈め隠している疲れ徳重美恵子
88白湯を飲む僕はゆっくり戻ってる尾崎良仁
88水掻きを滴らせている朝日岩根彰子佳5
88納豆を回して今日の穴にする西沢葉火佳4
88神さまと向き合う美しい素顔敏治佳3
88やんわりと否定し反ったパンケーキかしくらゆう佳2
88左胸には月光の蓄電所くに佳1
88三味線でジングルベルを弾くパンダ孝代
88恋終わる片寄った枕の凹み藤沢修司
88ダンゴムシ親子バトルの始発点旅人
87太るほど血管細るメタボ腹八郎
87いざこざの真実捜す相撲道パッキ—
87掬い取るこころの夢と愛と闇御泉水
87やわらかいひとと後悔抱いて冬むぎのあわ
87突かれているのは私おでん鍋アゲハ
87値上がりの大根隅で行儀いい孝代
87風呂上り滴る妻に戻ります阿部千枝子
87シャッター街すり抜けてゆく虎落笛敏治
87羽全部無くして銀杏すっと立つくに
87ぐつぐつと中八になる一人鍋藤沢修司佳5
87巫女さんがダウンを羽織り絵馬準備徳重美恵子佳4
87手術後の重湯が沁みる曇り空かしくらゆう佳3
87親方の臍が相撲を取っているmasayoshi佳2
87足跡をつなぐ自画像できあがるくに佳1
87年の瀬に出番待ってる残り福福村まこと
87叩いたりせんよバナナに言い聞かす岩根彰子
87朝風呂はおやめください 白夜です西沢葉火
86診察券もう来年を予約する徳重美恵子
86怠け癖叱ってくれるスニーカー彦翁
86力こぶ隠し持ってるカタツムリ森田旅人
86張り手する一人横綱大相撲敏治
86自分しか見えぬ男の赤い顔風間なごみ
86双子ではなさそう影が見当たらぬ麦乃
86常識を蹴散らし妻も飛ぶ師走孝代
86決めたこと平気で壊すカブトムシ若芽
86海にいた記憶忘れて喋る人かしくらゆう
86傷のある花梨あなたは明朗ね岩根彰子
86臨月の空母つつきに来る水母福村まこと
86オオカミの遠吠え聞いて楽しいか芥子
86糸ひいたナ行あたりが胃に溜まる平井美智子
86風船に息の借り貸しする聖夜福村まこと
86あんパンは空洞なにもない真昼くに
85愉快にもなる凶器にもなるビール瓶くに
85暦など知らぬ存ぜぬ介護業むぎのあわ
85一呼吸おけばよかった叱らずに森田旅人
85死に方を選べず今日も飲む薬福村まこと
85なるほどと思わせる師のお説教藤井康信
85懐に冷たい風も入る秋彦翁
85サイレンが通過して他人事になる藤沢修司
85鳩時計必死に餌をやっているmasayoshi
85鮮やかに成敗されて大笑いはな
85平和からジャックの豆の垂れ下がる岩根彰子
85耳鳴りだそろそろきみが来る頃だ尾崎良仁
85動脈の一本廻してくれないか西沢葉火
85サンタ・ラン暗い師走に灯をともす敏治
85閉じるのは目口こころ耳の順かしくらゆう
85さっきより少し白けて骨拾う風間なごみ
84宇宙一悪い顔して摂る夜食かしくらゆう
84やせ鰻松のお重を逆指名八郎
84早く行く後ろの席に座るため芥子
84舞い落ちる紅葉は赤く空青く鈴鳴うた猫
84温もりを求めて夜の交差点阿部千枝子
84傾斜地の鈴なりの柿実を落とす徳重美恵子
84しがらみのど真ん中ただ雨を聴くはな
84旅立った息子の壁にグーの跡くに
84川柳とコラボ絵筆が弾んでる孝代
84ささやかな摩擦へ進路蛇行するアゲハ
84時々は尻尾の名残り立ててみる西沢葉火
84金継ぎをするわ結婚五十年岩根彰子
84三世代温度差のある忙しさ敏治
84ばらまいた種にちょこんと花が咲く麦乃
84生傷を見せる男の勘違い福村まこと
83句読点打たれ一歩も動けない若芽
83スキップをすれば体重2キロ減り麦乃
83寛容を水増ししても嫌な奴八郎
83何もかも忘れた振りで夫を看る風間なごみ
83今日こそは無難を脱いでオシャレする孝代
83通り抜ける風が頼りの小商いはな
83裸にはなり切れないで凡のまま藤井康信
83千鳥足のふりだとしても肩を貸す徳重美恵子
83紅葉狩りナビに感謝をする老後彦翁
83媚薬持つスマホに酔うてゾンビ村森田旅人
83久々の職場でぼやくガラパゴスむぎのあわ
83解体の軍艦かつぐ蟻の列福村まこと佳5
83山茶花の小走り気味の分離帯岩根彰子佳4
83罪名は付かない雨の横殴りmasayoshi佳3
83耳元の真珠が海に行きたがるかしくらゆう佳2
83警報を切ってあなたに逢っている藤沢修司佳1
83モンベルのコーデでカフェのモーニングくに
83愛に似ているが随分痩せている尾崎良仁
83不祥事を包む謙虚というベール敏治
82ハロウィンのかぼちゃの種を食べて魔女森田旅人
82秋色に心も染まる霜月へ藤井康信
82幸せの涙つられてもらい泣き阿部千枝子
82ダイエットしたか秋刀魚もスリムなり孝代
82散らかった部屋に孤独の規律ありかしくらゆう
82心配は去って天気図晴れ渡るアゲハ
82息止めて沸騰を待つカニの鍋敏治
82話さなかったことは話したかったことくに
82信号が青になったら終わる恋平井美智子
82逃げたくてただ震えてる水たまりかしくらゆう
82逃亡をしようユリカモメの海馬にて岩根彰子
82始まりにMと刻印した切符西沢葉火
82感触はグーでミツバチもう翔ぶ気風間なごみ
82落ち着くところに落ち着く季節感彦翁
82リリーです言葉の端にいたリリー岩根彰子
81競い合うことを知らない胡蝶蘭若芽
81上さんが記念日ごとに遠ざかる木根川八郎
81一言で土砂降りになる胸の内孝代
81寝坊助の耳をくすぐる祭り笛敏治
81カラス群れどうもよからぬ噂する撫子
81台風の目から零れて来るバケツmasayoshi
81見るたびに自画像の髭伸びている福村まこと
81ブランコを揺らして秒に含まれる西沢葉火
81パクチーの匂いを指に残す罪水たまり佳5
81恋をするべきかいつもの味噌汁か尾崎良仁佳4
81文庫本どこでもドアとなる表紙アゲハ佳3
81自己中の男をすり鉢に入れる 風間なごみ佳2
81ねむるまで過去のスライドショーつづくくに佳1
81ゆらゆらと平均点にぶら下がる徳重美恵子
81平成に褒められるようラストランはな
81公約を読む百均の凸レンズ藤沢修司
80なんという夕陽だ僕の心臓だ尾崎良仁*
80筋トレは和式トイレとはっけよいmasayoshi*
80大波の魔の手に惑う小鳥たち阿部千枝子*
80息継ぎが下手で辞書から出られない福村まこと*
80分身を制御できない人魚の尾福村まこと*
80禁断の木の実が3個200円西沢葉火*
80くだびれた下着と誰か棄てる朝むぎのあわ*
80インスタにおあずけ食らう僕の箸アゲハ*
80もう少し曲げれば楽になれますよ圦山繁*
80蟻として生きて愚直に穴を掘る城水めぐみ*
80描き足した星から届く母の声城水めぐみ*
80覚悟して新芽のために落下するあうん*
80杉玉を吊るす酒屋へ買いに行く藤井康信*
80プライドを蹴っ飛ばされた百合の花若芽*
80仲直り甕の底には澱溜まる森田旅人*
80ひとりだけ違った川をのぼる鮭くに*
80そろばんの珠が弾いた欲の数徳重美恵子*
80辻褄をあわせて閉じる1ページ麦乃佳5*
80太陽が無呼吸のまま夜が明けるmasayoshi佳4*
80リサイクルショップみたいな待合所阿部千枝子佳3*
80暗号が見えてしまった斜め読み西沢葉火佳2*
80風を読み過ぎて迷子になる明日はな佳1*
80APPIeは白雪姫の歯形あとくに人*
80情報の森で迷子の高齢者撫子地*
80開脚をしてはる今朝のハムエッグ岩根彰子天*
80なんという夕陽だ僕の心臓だ尾崎良仁
80あなたから別れのことば奪う風藤沢修司
80くだびれた下着と誰か棄てる朝むぎのあわ
80わかりました握る拳に滲む汗圦山繁
80風を読み過ぎて迷子になる明日はな
80新走りうわさ嗅ぎつけ秘密基地敏治
80走って走って淡谷のり子の暗がりへ岩根彰子
80覚悟して新芽のために落下するあうん
80銀鱗のキラリ親子を結ぶ釣り森田旅人
80ひとりだけ違った川をのぼる鮭くに
80温度差があって体が軋みだす彦翁佳5
80リサイクルショップみたいな待合所阿部千枝子佳4
80分身を制御できない人魚の尾福村まこと佳3
80開脚をしてはる今朝のハムエッグ岩根彰子佳2
80プライドを蹴っ飛ばされた百合の花若芽佳1
80描き足した星から届く母の声城水めぐみ
80太陽が無呼吸のまま夜が明けるmasayoshi
80菊花展ハリガネ仕事見てしまう徳重美恵子
79ローソンの誘蛾灯からビッグバン西沢葉火
79政治家の読唇術にきぼうないmasayoshi
79ニセモノも造る年月人の時
79嫌だったあなたを好きにした時間くに
79正直なものよ新米炊けば残らないアゲハ
79猛烈に働き抜いてあぁ化石森田旅人
79励ましと知らずに聞いた師の苦言圦山繁
79スクランブルエッグのボクとサヨウナラ麦乃
79絵筆とり目の輝きを取り戻す孝代
79満月が自傷行為を繰り返す藤沢修司
79チャオだけでイタリヤの旅無事終わる敏治
79私の勝ちバラが囁く昼下がりはな
79口笛を吹くまで淑女顔作る福村まこと
79陣羽織ひらひら蝶は秀吉ぞ岩根彰子
78言い訳の多い女の目がきつい風間なごみ
78影法師伸びて笑った声がする鈴鳴うた猫
78松茸がなにさ新米栗ご飯撫子
78おっと危ない月に魅せられかぐや姫はな
78記憶だけリセットされて君の前むぎのあわ
78そわそわと集い複雑ハルキスト森田旅人
78時々は止まる時計が好きでしたくじょうまる
78満月とコトコト汽車に揺られてる岩根彰子
78衣替えするから肩の凝る季節彦翁
78秋デート栗まんじゅうを半分こ藤井康信
78道示す指にまだある深い欲福村まこと
78ここが変ハッキリ言えぬウエハース若芽佳5
78お早うと監視カメラに媚びを売る敏治佳4
78父の背は越せぬ壁ではなくて盾藤沢修司佳3
78欲しかった銀色そっと手を伸ばす尾崎良仁佳2
78ジョーカーの扱い受けている介護徳重美恵子佳1
78標本にするか干物にしておくか西沢葉火
78地球儀をくるくる敵をやっつける麦乃
78スピーカーからは昭和のドウナッツmasayoshi
77遊ぶなよ社命か軽のレンタカー芥子
77さわれない空さわらしてくれる海くに
77夏終わりソフトクリーム食べる秋鈴鳴うた猫
77振り向かず貴方の声を抱きしめるやっこ
77何でもない日が裏切りの楔打つはな
77曼殊沙華手の甲までも染まりそう若芽
77揺れる地に懲りず穴掘る二本足福村まこと
77初めてのくちびるいつも持ち歩く尾崎良仁
77みんな逝く楢山だから競わない風間なごみ佳5
77新米が栗の実待っているコラボ彦翁佳4
77Jアラート度々鳴ってチラ見する徳重美恵子佳3
77ポケットで踊っています走り書き麦乃佳2
77真ん中に天橋立たてかける岩根彰子佳1
77バチ持てば血が騒ぎだすおじいちゃん阿部千枝子
77悲しくはなくてカーネル・サンダース西沢葉火
77ドラえもんの耳なら闇鍋で食べた藤沢修司
76監視カメラの死角を探しハグをする藤井康信
76今宵は満月上八ぐらい許されよ敏治
76余白には青い柿の実ひとつある彦翁
76想像の海に溺れて深呼吸芥子
76挨拶で島に溶け込むI ターン孝代
76どっぷりと秋だ秋だと赤とんぼアゲハ
76国境を跳ねるうさぎは行き来するくじょうまる
76開けるまで隙を見せない二重底福村まこと
76くるぶしが造り物だと主張する西沢葉火
76挨拶禁止エレベーターの屁の行方森田旅人
76生臭い息を吐くまだ大丈夫阿部千枝子
76WEB上の風船叩き割って秋むぎのあわ
75筋トレ脳トレ老いの一日忙しい敏治
75乱筆もパソコンよりは味がある孝代
75年老いて貫き通す処世術パッキー
75レジまでも人情薄れIT化撫子
75ブレーキが利かない想い持て余す萩の花
75引退をそろそろしたい雨女はな
75下敷きのバリアの上で殴り書き徳重美恵子
75隣席の政治論聞くティールーム宮野みつ江
75この星を軽々背負って蝉は死ぬ西沢葉火
75青紫蘇を残暑見舞いに連れてゆく岩根彰子
75九十の親から鞭を与えられ麦乃
75クラス会嘘が滴り落ちている藤沢修司
75足だけが息をしている終電車福村まこと
75轢かれてるペットボトルを轢いていくくに
74唄ったら気持ち良くなるから不思議藤井康信
74無理だよと言われやる気に火が付いた孝代
74ゴール前優しい風が見えてくるはな
74サヨナラと手を振る先に消えた影やっこ
74勝ち負けにこだわる人の目が泳ぎ 風間なごみ
74稲の穂が垂れる繋ぎを出しておく彦翁
74踊り場に家も会社も墓も有る西沢葉火
74躓いて心の鍵を確かめる若芽
74頭蓋骨辺りに秋が押し寄せる高田まさじ
74灯台に来たのカモメになるつもり麦乃
74うたた寝の胸の谷間に秋の風阿部千枝子
74右胸にとろけるチーズ投げつけるくに佳5
74エンディングカットを常に持ち歩く徳重美恵子佳4
74サラダ菜の苦さ遠い別れを噛む藤沢修司佳3
74直立の駅長ひとり通過駅福村まこと佳2
74骨抜きの煮魚食べる生温さ阿部千枝子佳1
74夏曲がる口を閉ざしたハーモニカ岩根彰子
74ご先祖はニライカナイの半魚人芥子
74ヤクルトを二本飲んだら悪ですか尾崎良仁
73ハンドルを握ると猛暑でも元気丹下凱夫
73I・love・you言えば美魔女が逃げ出した敏治
73奪いたい密かに燃えて風は秋ゆめか
73慣れっこよいつも遅れる路線バスパッキー
73わだかまり解けて二つの独楽和み風間なごみ
73無理をして心の広さ見せている若芽
73カサブタが取れてそろそろ次の恋撫子
73夏休み終わって朝の喧噪へ藤井康信
73風神と雷神がくる痴話喧嘩鈴鳴うた猫
73無精ひげ休みの朝は人になる尾崎良仁
73淋しさを呑み込む自動改札機平井美智子
73着飾ってみても透かせば女郎花永見心咲
73勝ち負けに拘る旗の不眠症福村まこと
73列島を跨いで夏が落下する城水めぐみ
73慰めが惨めの海へ突き落すはな佳5
73球児らの涙撮りたいカメラマン森田旅人佳4
73日の丸の赤をかじれば絞首刑高田まさじ佳3
73命中度あるか正恩のションベンセイサククン佳2
73鰯雲搬入新学期のプール岩根彰子佳1
73妻は赤ボク黒で書く予定表片山かずお
73社会との誤差がアイデンティティだろう藤沢修司
73晴雨兼用 愛されていた訳じゃない平井美智子
72夏バテの理由にされた缶ビール彦翁
72へそ曲がり母に重ねる蕎麦の花むぎのあわ
72子の居ない夜に二人会話なく馬勝
72不器用を嘲笑ってるセロテープわこう
72まだここに辿り着かない想い人鈴鳴うた猫
72ひと夏のスコアボードを胸に抱くくじょうまる
72本籍は北緯四十五度辺り高田まさじ
72嫁ぐ日に父のカメラの窓くもるパッキー
72ひまわりが淀む魂持ち上げる藤沢修司
72嘘ひとつ揺すって低く水を飲む岩根彰子
72瘡蓋が乾く速度でついた傷城水めぐみ佳5
72番号に命吹き込む大レース森田旅人佳4
72人は変えられぬ私はスクワットじゅん佳3
72盛り蕎麦に刻んだ海苔という嫉妬西沢葉火佳2
72白地図を歪んだままにする岬福村まこと